Free talking の時間があります

8月2日の中学生の時間に Free talikng の時間を作っています。

「英語でコミュニケーションできるようになる」には、会話がまず、できなければなりません。実は、日本人は、ここがとても下手だから、「英語が話せない」ということになります。

会話を続けるコツには、「質問できること」、「理由が言えること」、「反応し、感想が言えること」があります。mpi教材は、たくさん質問があり、また、答える時も理由を言い、そして、感想を言うというパターンもたくさん練習します。

それを駆使して長く話す練習をするのが、当校の伝統です。 数々のスキット練習は、その「データベース習得」と、「話す態度の練習」です。”Oh, I see. ” ”How about you?” は、肌感覚で身についているフレーズです。

発表会、英語交流会では、「3分間話し続ける」、「5分間話し続ける」という活動を3年生、4年生からスタートしていました。

今回のスピーチライブ配信では、Free talking の時間を中学生クラスでは、入れています。 話題を提供し、それに答え、理由を言い、反応し、どんどん質問していくのが会話です。 「日本語でもそれができない」という場合は、大きな問題ですが、日本語でできても、英語でできなければ、「英語が使える」というわけではありません。

経験が必要です。 スピーチ発表ができるということは、一つのトピックについて、「答えて、理由を言って、事実を加え、感想を言う」という会話の一部です。 そして、それを会話の中に取り入れていけば、どんどん長い会話になります。

会話ができない人とは、仲良くできないし、信用もしてもらえないのが国際社会です。 難しい英語を知っていることが英語力ではありません。

「英語で、もっと話せるようになっていたら、どんなにいいだろう」と一度は、思ったことがある大人は、多いと思います。 英語が話せるようになるには、話していくしか方法がありません。

そして、今回、5分間カメラの前で2名で、どうにか会話を続けることが次へのステップです。話せなくなったら、2名でじっと立っていることにないりますが、それもいい経験になると思います。

文を意味のあるかたまりに区切ること

英会話たいそうの会話で、” What’ s  your name ? ”  は、相手の名前を聞く時に使いますので、年少さんでも、丸ごと言えます。 しかし、2年生ぐらいには、What’s とyour とname の3つの音の固まりがあると気づいてほしいです。

そのために、CDでは、「歌の練習CD番号」と「絵を見ながら英語練習するCD 番号」があります。英語練習では、初めは、「丸ごと言う練習」、次に、「意味のかたまりに区切って言う練習」をします。 その時に、「音の固まりがいくつかあるんだ」と気づくか気づかないかで英語の覚え方が違っています。

「とりあえず真似すればいいんだ」ではなく、「ここが違うんだ」と気にして練習するかだと思います。

何かを習得していく時には、実は分析が必要です。「とりあえず覚える」という姿勢から「まず、観察して考える」という態度を育てることが英語教育には、欠かせません。

ことばで説明しても、理解できない年齢でも、経験を積めば、できるようになっていきます。

3年生ぐらいで、my name , my bag, my mom, your name, your bag, 次は、何かと問われて、「????」という場合、上記の態度ができていないということですが、そういう生徒もいます

とにかくたくさん覚えることがあって、考える暇もなく来ていることもあります。また、「質問されることに」に慣れていなくて、「まず、教えてもらうのが先」という癖があり、「自分で考える」ことをしないで来ていることも、原因かなと思うこともあります。

文を意味のあるかたまりに分けることで、長い文も覚えていけます。知っていることばが入っているわけですから覚えやすいです。しかし、こういう分析をせずに、「丸ごと音で覚える癖」の場合、すべて新しい音の固まりですから、膨大な音の音の固まりを覚えることになり、長期記憶として残っていくのが難しいです。

文字も意味のかたまりを見つける助けです。文字を読むことに苦手意識があると「読みたくない」ので、やはり、音で覚えようとしますが、文字を読むことに切り替えられた生徒は、細かい音も定着し、また、ことばの固まりで覚えることが促進します。

上記は、本当に習慣の問題なので、ことばで説明しても、「楽な方に流れる」という人間の修正で、なかなか、変わらない場合がありますが、発表の機会があると、友達の発表も聞き、自分の発表を友達がなおしてくれることもあって、少しずつ変わろうとしていくと期待します。

3年生以上については、こういう機会が、英語練習の態度向上につながると期待しています。

スピーチ発表の機会が変わるチャンスな時もあり、今回のオンラインスピーチ発表会は、本当にいい挑戦だと思います。

 

英文レベルについて

毎年、お伝えしていることですが、参考に紹介します。
私立の小学校では、早くから英検受験をすすめられると聞いていますが、学校としては、「○○学年で、○○級に合格」は、欲しい情報のようですが、先輩ママたちは、賢く行動しているようです。「本当に我が子に必要かで判断した」と聞いています。

英検は、たくさん英語を知っていると幼児クラス生徒でも合格します(英語幼稚園の例)。
しかし、第二言語として英語を習得していく場合、効果的に利用したいです。
文法の仕組みをしっかり理解できる頭は、9才以降と言われ、個人差があり、12才で大丈夫という生徒もいます。
最後は一緒です。小学生の頃は、成績がよくなかったのに中学、高校となり、成績がのびていくケースがあります。

また、英検は、「実用英語検定」ですので、「実際の生活でどれだけ英語が使えるか」という試験なので、中学の定期テストとは目的が違い、「たくさん英語を使ってきたら」合格します。

しかし、上記の適切な時期に準備をすると、「ある程度の英語の仕組みの理解は必要」ということを自分で認識できたり、「論理力、常識力、推察力」を鍛える機会として、とても有効だと思います。

自分が蓄えてきた英語のデータベースを整理できる能力が備わった年齢で準備すると、とても効果的と思います。

そうでない場合、大変、苦しい準備となり、おもしろくありません。頭の発達がまだ年齢的に届いていない時期に、「ただ、過去問を丸覚えし、やっとの点数で合格するための時間をたくさん持つ」のは、人生の時間の無駄遣いのようだと見ています。

このような合格をしても、本当にその英検で示す力がつくわけではなく、「早くから合格すると、小学生のうちにすごい英検に合格する」というのは幻想です。

当教室mpi教材では、中学2年生で準2級(高校2年生レベル)に合格できる力がつくカリキュラムで進んでいます。

当校のmpiカリキュラムで扱う英文レベル
レベル1~4 中1程度英文
レベル5   中2程度英文
●3級は中2英文レベルがマスターできていると合格することもあるので、6年生までに受験する生徒もいますが、きちんと文法理解ができての合格でない場合、先に繋がらないので、どうかなあということが起きるようです。

レベル6   中3程度英文
(今までのテキストの見直し時期)
●4級合格を経て、3級準備期間とすると文法理解も発達にあっているようです。
3級合格は、準2級合格への途中ですので、しっかり、ここで英文データを貯めたり、論理力を鍛えて欲しいです。

レベル7 中3程度英文(3級合格:しっかりした得点で)
レベル8 高1程度英文(準2級合格)
レベル9 高2、高3程度英文(2級合格レベル力を目指す)

を扱うことになり、順調に習得していくと、
自信を持って高校へ送り出せると思っていますが、中学生になると、当校では、学校英語より上のレベル学習になります。
全体像をお伝えしました。ご家庭の方針の参考にしてください。

Halloween について

mpi English Schools 学園前 の19クラスのうち、幼児クラスと小学生クラスの一部の様子を紹介しました。たくさんのお菓子を抱えて帰宅した生徒たち。これが一番楽しいのが、この行事ですね。

夏休み Book Report を公開します

レベル2クラスとレベル3クラスの1年生から4年生までの夏休みの宿題の一つは、読んだ本の中で、一番好きなぺージの絵を描いてくることです。個人情報になるので、名前部分を撮影していませんが、「お気に入りをみつけ、描く」ということを楽しんでくれたと思います。もちろん、英語の内容がわからないと描けないかもです。

 

高校英語、そして、その後の人生へ。

私が、大学受験生を指導していて、本当に残念にずっと思っていたことは、「苦しい英語学習を強いられている生徒」が多いということです。

普通に英語読書ができていたり、ストーリーを音で楽しんだり、歌ったり、会話したりしていたら、身についていることを、しかめっつらの文法問題集、単語帳でしかインプットできないという習慣の中にいて、「英語が大嫌い」となっている生徒もいれば、また、「こんなに力があるのに、こんなことにしか時間が使えない高校3年生は、日本の損失」と思うことが多かったです。

「英語読書を楽しむ」、「英語を聞くことに躊躇が無い」、「普通に自分の意見を英語で言える」ということができるようになって高校段階の教育を受けられるとしたら、高校3年生の段階、18歳で、世界のどこに行っても困らない人になれる可能性が生まれます。

大学受験問題ということについても、楽しめると思います。

今、民間の英語試験採用について、大学受験制度は、おおいにもめていますが、試験が変わろうがなかろうが、目指す力は、同じです。今までの試験に加え、「聞ける耳」「話せる力」をはかるという方向が無いと高校教育、中学教育、小学校教育が変わらないので、日本の国が困っているということだと考えています。

娘が東京で仕事をしていて、「英語が話せる人がいたら、この仕事もあの仕事もあるのに、実は、英語が話せる人がいなくて、もったいない」と言います。

英語を使っていろんな仕事ができるようになる日本人は、日本の社会のみならず、世界中で役に立つ人材になっていくと思います。

たまたま、我が家は、英語と日本語と両方できないと「学校教育が受けられない」という苦しい生活を子どもたちに強いるしかありませんでしたが、誰とでもコミュニケーションできるようになっていて、「終わりよければすべてよし」と言っています。

そういう生活をしていなくても、mpiカリキュラムを上っていけば、海外留学をスタートした時に有利だと思います。

バイリンガルと言いますが、あり得ないと言われています。母語にとても近い第二言語の存在ということです。

mpiで育っても、その後の歩み方で、どこまで英語を母語に近い存在にできるかは違います。しかし、最低限度、英語でだれとでも話す勇気を持っていたら、全てが始まります。

英語でだれとでも話す勇気を持つために、幼児クラスから、英語世界が始まっていると思います。

幼児クラスの段階で、mpi学園前と巡り合う確率は低いと思っていますが、今年度も、素敵な親子さんたちが、船出をしてくれました。

こんなややこしい英語教室ですが、「しばらく付き合ってみよう」と考えてくれたようです。いろんなことが、子どもたちには起こっていくと思いますが「親戚の家に毎週行く」という感じで、通ってきてくれたらうれしいです。

文法演習、単語帳練習しないで、どうして読めるのですか?

日本の英語教育を受けてきた人にしてみたら、

「文法も知らない、日本語で意味を覚える単語練習もしないで、どうして、英文が理解できるのですか」

という素朴な疑問があると思います。では、日本語は、どうやってわかるようになったのでしょう。もちろん、「母語と第二言語は、インプットできる量があきらかに違う。」ので、比べられないというご意見は、もっともです。

しかし、私の教室で起こっていることは、「母語に近い習得方法で言語を身に着けている過程」と言えると思います。

音を認識できるー>音のかたまりを認識できるー>そのかたまりが意味を持つと理解できるー>かたまりの中の仕組みがわかる

という段階は、幼児さんでも大丈夫です。しかし、幼児さんは、絶対に楽しくないことはしません。また、慣れないことは、とても嫌です。 慣れ親しみ、楽しくできるのは、「ママと一緒、パパと一緒、お友達と一緒」が不可欠です。

「将来困るから、1対1で、外人さんと英語をネットでさせているの」というケースを聞くたびに、「そういうタイプのお子様もいるんだ」とびっくりしながら、結果がついてきているのかなと思います。たまに15分ぐらい、英語を聞いただけで、英語が覚えられると思ってしまう根拠はどこかなと知りたいです。

音の真似ができるー>歌える、言える、使える

という段階は、年長さんから始まっています

文字を認識でき、同じように書けるー>形の違いがわかるー>音と形を一致させることができるー>アルファベットを識別できるー>音と文字を一致させられる

ということからフォニックス練習は、始まります。

今の1年生は、小文字が認識でき、フォニックス基本音を完璧に覚えているので、次の段階に進んでいます。

3つのアルファベットの音からできている文字を読む訓練に入っています。まず、一番初めの音を認識することから始め、2音からなる音韻グループと組み合わせ、たくさん読む段階に入っていくところです。

2年生は、これを卒業し、次のフォニックスルールに進んでいますが、単語の中にルールの音を見つけることから始めています。たくさんの言葉を知っているので、それを整理するという時間だけで、進めむことができます。

3年生は、さらに複雑なルールに進んでいますが、ここまでくると、一つの音に2つのスペルのルールが存在してきて、「書く」という行為に格段の差がついています。これは、生徒のタイプによるものです「書く」ことと「読む」ことの間に、大きな開きがあるタイプの生徒もいるので、ここからは、生徒のタイプで、「できるところを使う」が大事なことです。

4年生は、ルール練習を終了したあと、どんどん使うという段階です。タイプによって、フォニックスルールの練習を継続したほうがいい生徒は、復習をいろんなアプローチからしています。「同じ進み方」である必要は、まったくありません。

学校のように決められたカリキュラムで進んでいるわけではないので、その生徒にあった進度があります。もし、ピアノを習っていて、一番習得の早い生徒に合わせて練習曲が進むとしたら、困るのではないでしょうか。

「教室」と名がつくと学校と同じシステムと思いがちですが、特にmpi学園前は、個人の進度を大事にしています。それは、この段階で、同じ時期に英語を始めた生徒たちでも、「読む」「書く」「英語を覚える速度」に差がついてくるからです。

しかし、歌ったり、チャンツを言ったり、会話をしたりの分野は、ちゃんと練習をしていけば、誰でも同じようにできます。

つまり、日本語は、同じように話せても、国語の成績で差がつくと同じと考えています。 できることをどんどん伸ばし、苦手なことから逃げませんが、「できませんので辞めます」という短絡的な結果には、つなげてほしくありません。人間、誰でも全て人と同じ、また、人よりうまくできることばかりではないのが人生だと思います。

今の4年生は、ほぼ、みんなとてもよく読め、たくさんの英会話をし、たくさんの絵本も読んできたので、BBLレベル4(中学1年生レベル以上)の本を読んでいけます。

ここからは、「目の前で起こっているできごとの英文」では、足りないです。いろんな場面で英語をインプットさせてあげたいですが、「じゃ、キャンプに行ったら使う英語を練習したいので、キャンプに行きましょう」、「転校した時に起こる出来事の英文を練習しに、英語の学校に転校しましょう」は、不可能です。

しかし、物語の中で、体験することができます。繰り返し出てくるフレーズもあります。その中で、決まり文句を身に着け、また、同じパターンの英文に接する中で、時制、人称、名詞、形容詞、動詞ということばは、使わなくても、「ことばの使い道」を理解していきます。

TAGAKIシリーズをスタートさせることで、ことばの仕組みにももっとフォーカスでき、また、発言の幅も広がっていきます。

5年生、6年生は、その力がもっとついていくので、結果として、6年生で英検4級ぐらいの英文は、さっと読め、この文は、ここにふさわしいか、ふさわしくないかということは、判断できます。

この年齢で、これだけ読めると「自分の日本語力と英語力がどんどん近づいている」という段階です。何かを読んでいく時に、「自分の興味や楽しいと思う部分と差が大きいものは読みたくない」という当たり前の気持ちがあります。特に思春期に入るこの年齢は、それが顕著です。

そうなる前に、「なるべく年齢にふさわしい英語の読書ができるようにさせたい」というのが、とても重要なことです。

中学1年生で、アルファベットを覚え、「あなたは、バナナが好きですか」の会話文を読書として受け入れていくのは、難があると思っていますが。

「15歳で、世界の同世代の友達と共通の話題でコミュニケーションをする」がmpiの目標だということを納得していただけるでしょうか。

これが、小学生が、英文が読めるようになるステップです。なぜ、小学1年生でアルファベットが認識できるように、年中さんからアルファベットにふれさせているかの事情です。「何かをできるようになる」という体験の一つとしてアルファベット練習も幼児さんにはいいと思っています。また、幼児さんは、アルファベットの練習を通して、他のアカデミックな力も訓練されていると思っています。

中学校では「英語を言語として分析する」、「英文を使って、きちんとした日本語を勉強する」という分野の勉強が入り、年齢にふさわしいと思うので、油断しないで、しっかり学習してほしいです。

 しかし、こういう学習に「興味を持てない、好きではない」という生徒も多いです。それでも、英語でコミュニケーションできたら、「本来の英語教育の目的は達成できる」と思います。

先に、「本来の英語教育の目的は達成できる」をしているのが、児童英語と考えています。

余談ですが、今の中学2年生で、年少クラスからスタートした生徒の他に、年長さんから、また、小学校2年生からという生徒もいます。小学校2年生からスタート生徒は、ものすごい努力家。この努力で、英語歴を克服したという生徒です。

どの生徒も、この生徒のようになれるかと思うと、どうかなと思うぐらいの努力ですが、必ずしも「幼児クラスからスタート」でなくても、気持ちがしっかりしていれば、大丈夫です。

年少さんから来ていなくても、小学校1年生から2年生からでも、「小さい時から来ている生徒たちよりもうまくなるケース」もあります。そういう生徒たちは、「なんとなく慣れで継続している生徒たち」にいい刺激になり、ありがたい存在です。

2学期に向けて:中学生クラス

2学期に向けて:中学生クラス

現在、英検準2級レベル問題で、mpi英語の応用学習中です。高校生教材を使用しています。mpi学園前は、高校生の段階で、「たくさんの英文をさらさら読める、自分の意見をさらさら書ける、スピーチ、プレゼンができる、英語世界で、友達をたくさん作る」という力を目指して、幼児クラスから取り組んでいます。

中学生クラスは、そこに近いところにいるので、よく今まで頑張ってきたねという思いでいっぱいです。

コツコツとして毎週の自宅学習と毎回、授業で、たくさんの発表を勇気をだしてしてきた積み重ねが今の力になっています。

高校生のクラスと同じ感覚で授業ができるのも楽しいです。

2学期に向けて:6年生レベルクラス

2学期に向けて:6年生レベルクラス

2学期がスタートしています。 今年の6年生も、英語検定準備教材で、mpi英語の応用をしている時期です。 夏休み、どのように学習してきたかは、任せていますが、実際に英語を使う場面を疑似体験できる問題は、楽しいです。

「英語の勉強は苦しい」「英検に合格しないと英語力を証明できない」という体験には、して欲しくありません。

英語力は、「スピーチができる」「会話ができる」「自分の意見を書ける」で証明してほしいです。

現在している英検問題練習は、「mpi英語がいかに実際の場面で役に立つか」という経験にしてもらえるといいかなと思います。保護者の方々もご自分だちの時代と違う経験を子どもたちがしているとご理解いただけるととても助かります。

なお、必ずしも受験する必要はありません。 この時期、こういう練習をしていることで、これからのmpi英語練習に生かしてほしいと思っているので、いつ何級に合格したということは、勲章にしなくてもいいと思っています。

しかし、何か目標を持って取り組み、達成するという経験は、人生で避けて通れないので、今回もそういうことに使えると思います。

 

児童英語は、4年生までではありません。

現在、教室には、年少クラスから中学2年生まで、各学年のクラス(中学1年生クラスを除く)があります。

以前は、「児童英語は、4年生ぐらいまで、5年生からは、塾で中学英語の座学先取りします」という保護者が多く、当たり前のように教室継続をストップするということを聞いていました。また、「5年生になったので、少しは、話せた方がいいので会話教室も行かせたいです」ということで、このあたりから、「中学準備」と始める場合もよく聞きます。

そういう教室も、必要と思います。 いろんなニーズにこたえる教室は、英語教育という分野では、ありがたいです。

その中で、mpi学園前は、非常に特殊な教室かもしれません。

我が家は、「幼児から英語と日本語の世界で生活が普通」というケースだったので、そういうことを目指されている教室があってもいいのでは?と思っています。

英語は、言葉ですから、「知識として英語を知っている」では、使えません。母語の近い流れで習得していくことが自然と思っています。

しかし、母語ではないので、工夫が必要です。どういう工夫かというと「心の工夫」と思います。子どもたちに強制は、できませんし、したくありません。「将来困るからしなさい」ということばは、絶対に言いたくありません。

そういう状況で、「継続していく」には、「家だけで私が担当します。」でもなく、「英語スクールにお任せ」でもなく、ご家庭、教室、そして生徒の気持ちの三つが必要です。

そういう環境を整えていきたいという教室方針なので、ご賛同を得られるご家庭に巡り合う努力をしていますが、たどり着いてくださっているご家庭には、本当に感謝しています。

素晴らしい力をつけていく生徒たちを見られるのは、本当に楽しいです。こんなにできるようになった!と私が驚くことも多いです。

2学期に向けて:4年生レベルクラス

2学期に向けて:4年生レベルクラス

2学期がスタートしています。 1学期の個人コメントは、夏休み中に送信していますが、全体の様子をお伝えする機会にさせてください。

1、多読

BBLブックシリーズ

フォニックスルールの定着と応用という時期です。レベル3をスルっと1学期に読破しています。 生徒によっては、フォニックスルールに苦手感があると思いますが、スパイラルに練習していく中で、大丈夫になっていきます。レベル4に挑戦していく学期です。 また、県の発表界は、このレベル4で出てみようと思っています。どれだけ、本の世界を伝えられるかと楽しんでほしいです。

2、会話・スピーチ

自己表現ワーク1を終了し、2に入ります。 自分の表現の幅が広がるので、より、4年生らしい会話とスピーチができます。

3、ライテイング(文法ポイントに留意)

TAGAKI 10

いよいよこのシリーズに入れます。mpi英語カリキュラムでは、5年生からですが、フォニックス学習が終了している場合、4年生レベルからでも大丈夫です。教材を渡した週に自分で5ユニットをしてきた「つわもの」がいます。本当にこの教材をしているクラスは、力をつけていて、「時代の限界」を感じます。

この教材を4年生から使用できなかった学年は、残念でしたが、この先、どんどこなしていきましょう。

4、歌、チャンツ

英語のリズムや決まり文句を習得中。 どんどん進めます。

教室の4年生レベルクラスは、幼児クラスからの継続生徒がほとんどで、「音の学習」がすらすら進むので、次の段階、「読んだり」「英文のしくみに気づいたり」という練習に時間を使えます。

みんなの頭の中も同じようになっていると思います。じつは、英語を読む時に、

書かれている文字を音にするー>頭の中の音の辞書で意味を検索(日本語に直さず、ことばの概念を理解する)->1つの英文のポイントに留意して1英文を理解ー>前後の英文の関係を理解ー>かたまりとしてのいくつかの英文を丸ごと理解し、会得し、使えるようになる

ということが早くできるということです。

4年生は、この練習を本格的にはじめていきます。楽しみです。

2学期に向けて:3年生レベルクラス

2学期に向けて:3年生レベルクラス

2学期がすでにスタートしていますが、クラスの様子を伝えさせてください。特に2学期は、この学年のクラスと4年生レベルクラスは、11月の県の発表会参加を予定しています。県の発表会で、おおいに刺激を受け、高学年へのモチベーションにして欲しいです。

1、フォニックス学習

This is phonics 2に入り、2文字子音、複雑は母音のルールにも挑戦した1学期でした。 一般的なmpi英語カリキュラムでは、この教材は、4年生レベルで扱いますが、幼児クラスから継続の生徒たちは、音のインプットがしっかりしているので、取り組んでいます。

2学期は、子音の組み合わせを練習しながら、今までのルールを復習していきます。「音を聞いてそのルールのアルファベットを書く」ということは、読めるということより負荷が高くいですので、まだ、準備ができていない生徒もいます。先でできるようになるための準備期間と思って「今の練習を楽しむ力」をつけて欲しいです。

フォニックス学習は、個人差が生まれる分野です。 中学生になれば、全員できるだろうことですが、そこまでは、さっと習得できる場合と時間がかかる場合があります。

では、「中学生で取り組むべき」と判断される教育者の方もいるとは思いますが、しっかり音の訓練ができるのは、実は、「中学生まで」だと思います。中学生に近づけば、「音の訓練の時間が無くなる」、「繰り返しの音の訓練を嫌がる」、「どんどん音の訓練が不得意になる」ということがあります。もちろん、これも個人差がありますが。

「書けることも目標にしながら、音の訓練を楽しむ」ことが今の時期と思います。

得意なことばかりがあるわけではありません。不得意なことを投げ出すか、今できることを認め、自分を大事にし、少しずつ、できないことをできるようになっていくという力は、「生きていく上で大事」な経験と思います。

2、多読

BBLブックシリーズ

上記フォニックスルールを使えなければ、練習している意味がありません。また、たくさんの絵本の場面での英文は、先の英語データベースにもなります。絵本は、ことばの宝庫です。ですから、「フォニックスルールを使って自分で読めることは、自分でことばを覚えていける時間」です。

3、会話

もっと英会話たいそう

たくさん、「日常の決まり文句を英語のリズムで言えるようになる」ということをしています。ジェスチャーを自分たちで考えるのも楽しいです。少しずつ、英文の中身の仕組みも留意しながら覚えていくと、4年生レベル以降の「英語のしくみに気づく力」の準備になります。

4、歌・チャンツ

歌は、英語耳、英語口を作るために非常に効果がある教材です。チャンク(決まり文句)の宝庫でもあります。

3年生レベルのクラスは、本当に自宅練習もしっかりできていて、授業に集中し、クラスメートとの協力体制もよくできていて、毎回の授業を楽しんでいることが、、本当にうれしいです。