継続の大切さ

「ちょっと英語は楽しいと思ってくれたら、それでいいです。小学校で学校の勉強が忙しくなったらやめさせますし」というお考えの保護者の方も、まだ、いらっしゃるようですが、当教室で始めた方には、とてももったいないと思っています。

しかし、「宿題を全然しないので、行かせている意味がありませんから辞めさせます」というママもいて、英語継続という意味では、とても残念ですが、りっぱなお考えだと思います。 1週間に1回、英語を話すだけでは、できることは限られます。特に5年生以上では、いわゆる「日常語が話せる」ということから「英語を言語として学ぶ」ということができるようになります。その時に自宅学習の習慣ができていない場合、ついてこれません。「とりあえず続けていれば何かいいことがある」というのは、幻想です。

5年生できちんと学習についてこれるためには、それまでの積み重ねがとても大事です。こういう分野については、個人差がとても大きく出ます。フォニックスルールの習得も個人差が出ますが、不得意分野であっても、繰り返しを続ければできるようになります。

この、繰り返す力が大きいです。5年生から始まる英語文法の学習では、「与えられた情報を分析し、自分でルールを見つける力」を鍛えます。

「説明され、ルールを覚える」という方法ではありません。これは、この先、いろんな学習分野でも役に立つ力です。

これが「めんどくさい、しんどい」と思ってしまう場合、乗り越える力を着けてほしいです。残念ですが、この「乗り越える力」をつける気持ちが無い場合、退会を促していくことになります。

当教室を継続していくということは、「いろんな力を身に着けていこう」という気持ちのある生徒に限らせてもらいたいです。

だれでも不得意分野はあります。頑張っても頑張ってもうまくいかないこともありますが、なんとかしていこうとする気持ちがとても大事だと思います。