友達力

今、年少クラスは、ママ力を大いに活用させてもらっていますが、友達力も大きな力になっていっています。

自分ができないところがあっても、クラスの仲間ができていれば、頑張ろうとの刺激になります。、また、みんなに自分の力を見てもらいたいというのは、とっても大事な発表の動機。

いつもの授業の中で、ひとりひとりが活躍できる時間を作っています。

6人クラスが定員になっていますが、やはり、これぐらいの人数がいると、いろんな個性が響きあい、とてもいい影響を与えあっています。 友達力は大きいです。

まだ、6人に達していないクラスには、お互いを切磋琢磨できる生徒に来てほしいと強く願っています。 「いい仲間になれる生徒に入ってもらうこと」も、指導の一環と考えています。

学校の教室ほどの人数では、ひとりひとりが輝けませんし、お互いに密に影響を与え合うことが難しいかもですが、当教室では、ひとりひとりの良い面をみんなが認め合うことができます。

また、自分にとって少し苦手と思っていた個性の人の好さを知るチャンスにもなります。それが、先で、コミュニケーション力となると思います。

そんな場所が人生の中で、あるというのは、幸せなことと思っています。

できたら、この絆が長く続くことも願っています。

このホームページが唯一の広報活動です。 

英語を使える人になってほしいです。

高学年の生徒に対しては、だんだん、不親切になります。

手取り足取り、ころばないように先回りでお世話するのは、生徒の自主性を育てる妨げとなるかなと

思っています。

 1、目的をつかむ 2、自分のできることをさとる 3、足りない情報を得る 

 4、全体の為に自主的に動く 

という態度が、世界では必要です。 待ちの姿勢で、指示待ちをしているだけでは、だれからも必要とされないと思っています。

今回の発表会もそんなふうに取り組んでくれるといいなと思っています。体験にまさる学習は無いと思います。

また、自分から初めて会った人に声をかけていく勇気は、慣れもあるかなと。

 「新しい人に声をかけるのは、苦手。きらいやねん。」とはっきり言う高学年の生徒がいました。でも、きっと、自分は、声をかけてもらったら嬉しいと思います。

残念ながら、そんな「勇気を出して、人に親切にできる」性格が身につかない限り、英語を使うことができないと思います。

「笑顔で話しかける」、「自分から声をかける」、「ことばが通じなければ、ジェスチャーでなんとかする」という気持ちが無ければ、英語を使うことはできません。

下手な英語、通じなかったらどうしよう、恥をかく・・・という気持ちも、捨ててもらいたいです。頑張った自分をほめましょう。でも、足りなかったことを謙虚にうけとめ、次はできるように努力しましょう。

そういう気持ちを育てたいです。

「英語文法がわかって、単語をたくさん覚えてくれたらそれでいい」というご希望で、当教室への参加を望まれていたら、他をお探しいただけたらと思います。

明示的インプットと暗示的インプット

指導の中で、アウトプット、習ったことを使って何かをする前に、新しいことを学ぶことをインプットと言います。

インプットの中で、はっきりとターゲットを明確に提示して教える明示的インプットと

教えたいことがちりばめられていることをさせ、自ら気づかせるという暗示的インプットの方法が

あると言われています。

例えば、This is phonics という教材では、音の組み合わせを少しずつ訓練することができます.

ルールをしっかり学ぶ教材です。 BBLは、そのルールを使って読んでいくための絵本ですが、それを暗示的インプットに、当教室では使っています。

それは、英語の音がマネできる、データベースがたくさんあるという次に、すぐに覚えられるということができます。

そして、覚えられるから、絵を見たら、ストーリーがわかる、ストーリーから、一つ一つのことばの意味がなんとなくわかる、それを使ってみようかなと思えるという絵本学習の流れがあります。

その流れの中で、「ことばは、こんな音で成り立っている」と気づかせ、そこから、「ルールを学ぶ」ということができます。

明示的インプット、暗示的インプット、明示的インプット、暗示的インプットというふうに繰り返していくことは、実は、「自然な言語習得」にもなっていると思います。

日本語を話せるようになった時のことを思い出してもらえたら、わかると思います。

ところが、文法書を読んだり、文法の問題集をこなせば、英語がわかり、読めて、書けていき、テストで点数がとれるという指導をしている中学があり、へえ~~と思っています。

たぶん、指導されている先生は、外国旅行はしたことがないか、あるいは、天才に近い能力の持ち主で、そのやり方でも英語をマスターされ、だれでも、そうなれると信じていらっしゃるのかなと思います。

奈良フェステイバル2014にて

レベル5が出場してきました。毎年、全員で参加していましたが、今年の奈良フェステイバルの応募数が多く、長時間の会になりそうだったので、一番遠い当教室は、レベル5以上の5年と6年だけが参加することにしました。

このクラスは、スピーチと歌での参加。教室では、はじけすぎるくらいでも、やはり、舞台に立つとなかなか笑顔がでにくくて。

でも、中には、ジェスチャーもしっかりできた生徒もいました。

体験を重ねることが必要。今週土曜の教室発表では、どんな風に成長しているでしょうか?

秋には、絵本発表会をします。どんどん経験を重ねてほしいと願っています。

教室紹介

もうすぐ、教室発表会です。本当にどうしても用事が重なった生徒数人が残念ながら出席できませんが、ほとんどの生徒が参加してくれます。保護者も一体となって、楽しく過ごせたらと思っています。

さて、今回は、教室の紹介です。

クラスは、定員6人です。そして、当教室は、自宅の一室、10畳+床の間、室内縁側?つきの部屋です。 掘りごたつが教室のテーブル。小さい生徒は、小さいお座布団がお気に入りです。

じっくり英語のインプットをする時、本当にぎゅっとみんな近づいて集中し、はじけるときは、部屋いっぱいを使います。

床の間には、夫の関係の蔵書、玄関は、純和風の雰囲気です。掘りごたつ、雪見障子、座布団・・・。

純和風の普通の家は、普通の環境?

どなたかの家に行って、英語を話す感覚。

ドアを開ける時は、「Hi!」とあいさつして入り、靴は、しっかり揃えないと、チェックが入ります。

そんな雰囲気が、私は、大事だと思っています。

1度だけ、「普通の家で、和室? 教室と認めない」と、見ただけで、帰られた方がいました。

ごめんなさい。ちゃんとお伝えしていなくて、と申し訳なく思いました。

なので、ここで、ご紹介します。

生徒は、みんな、仲良しになれる部屋です。

補足: 受験勉強に来る大きな生徒たちもくつろぐらしく、休憩時間に爆睡し、2時間ぐらい起きない生徒もいました。

 

 

現在、年長クラスのみんなも

この画像は、昨年の11月の英語発表会での記念撮影です。

このクラスは、年少さんからスタートしていて、現在、年長クラスです。

どんどん英語を吸収しています。

英語を吸収する要素には、

「英語を吸収するもともとの力(アカデミック能力)」

「英語を吸収したいという気持ち」

「英語を吸収してきた量、時間」

の3要素がいるのかなと、思います。

もともとの力は、個人差があります。その力が高い場合、どんなに遅くから始めても、気持ちと能力があれば、なんとかなるのかなと思いますが、それでも「英語を吸収してきた量、時間」を取り戻すのは、とても大変だなと思います。

また、発達年齢に応じた内容に対応することで、「英語を話したい」との気持ちも生まれるのかなと。

「リンゴが好きです」が言えたからといって、中学生は喜ばないのでは? 現在、小学校で、それが、言えるようになっていますが、それでも、やはり、もっと小さいころの方が、それを英語で言えると嬉しいかもです。

気持ちが大事です

7月5日に、奈良県内のmpi school が集まる発表会が開かれ、当教室からは、レベル5以上の生徒が参加しました。

エントリーが終了したあと、現在アメリカの大学の1年生であるmpi卒業生が、スピーチをしてくれました。その素晴らしさに、皆、圧倒されました。

そして、スピーチあと、個人的にいろいろ話をしている中で、

「小さいころから英語環境を作ってくれた親に感謝しています。

中学、高校の学校英語には、あまり、興味は持てませんでしたが、発音がいいことと、英語の聞き取りの力があることが、自信につながっていて、また、中学では、オーストラリア、高校では、イギリスなどへ短期留学した時には、英語で話せたので、楽しめました。

現在は、一日の大半を課題の英語の本を読んで勉強することに費やしていますが、いろんな国から来ている仲間との交流も楽しみです。」

とのこと。やはり、人とコミュニケーションできる力が、先へつながるのではと思います。

保護者の方は、「すぐに結果が出ないことに投資する」ということになりますが、

「学校で100点をとらせる投資」ではなく、「英語で世界の人とつながる楽しさを知ることへの投資」

と考えられるといいなと思いますが。