英文レベルについて

毎年、お伝えしていることですが、参考に紹介します。
私立の小学校では、早くから英検受験をすすめられると聞いていますが、学校としては、「○○学年で、○○級に合格」は、欲しい情報のようですが、先輩ママたちは、賢く行動しているようです。「本当に我が子に必要かで判断した」と聞いています。

英検は、たくさん英語を知っていると幼児クラス生徒でも合格します(英語幼稚園の例)。
しかし、第二言語として英語を習得していく場合、効果的に利用したいです。
文法の仕組みをしっかり理解できる頭は、9才以降と言われ、個人差があり、12才で大丈夫という生徒もいます。
最後は一緒です。小学生の頃は、成績がよくなかったのに中学、高校となり、成績がのびていくケースがあります。

また、英検は、「実用英語検定」ですので、「実際の生活でどれだけ英語が使えるか」という試験なので、中学の定期テストとは目的が違い、「たくさん英語を使ってきたら」合格します。

しかし、上記の適切な時期に準備をすると、「ある程度の英語の仕組みの理解は必要」ということを自分で認識できたり、「論理力、常識力、推察力」を鍛える機会として、とても有効だと思います。

自分が蓄えてきた英語のデータベースを整理できる能力が備わった年齢で準備すると、とても効果的と思います。

そうでない場合、大変、苦しい準備となり、おもしろくありません。頭の発達がまだ年齢的に届いていない時期に、「ただ、過去問を丸覚えし、やっとの点数で合格するための時間をたくさん持つ」のは、人生の時間の無駄遣いのようだと見ています。

このような合格をしても、本当にその英検で示す力がつくわけではなく、「早くから合格すると、小学生のうちにすごい英検に合格する」というのは幻想です。

当教室mpi教材では、中学2年生で準2級(高校2年生レベル)に合格できる力がつくカリキュラムで進んでいます。

当校のmpiカリキュラムで扱う英文レベル
レベル1~4 中1程度英文
レベル5   中2程度英文
●3級は中2英文レベルがマスターできていると合格することもあるので、6年生までに受験する生徒もいますが、きちんと文法理解ができての合格でない場合、先に繋がらないので、どうかなあということが起きるようです。

レベル6   中3程度英文
(今までのテキストの見直し時期)
●4級合格を経て、3級準備期間とすると文法理解も発達にあっているようです。
3級合格は、準2級合格への途中ですので、しっかり、ここで英文データを貯めたり、論理力を鍛えて欲しいです。

レベル7 中3程度英文(3級合格:しっかりした得点で)
レベル8 高1程度英文(準2級合格)
レベル9 高2、高3程度英文(2級合格レベル力を目指す)

を扱うことになり、順調に習得していくと、
自信を持って高校へ送り出せると思っていますが、中学生になると、当校では、学校英語より上のレベル学習になります。
全体像をお伝えしました。ご家庭の方針の参考にしてください。