どうして「英語教室に来ているの?」と高学年の生徒に聞いた時に、「将来英語が話せる大人になるため」と答えた生徒がいました。
りっぱな答えなのですが。
もちろん「大人になって困らないため」という理由は、子どもたちにとってもある程度納得の目標だとは思います。しかし、「毎週、ここに来ることが楽しい」という時間の積み重ねが、いろんなことにつながると思っています。
では、「楽しい」とは、どういうことでしょうか? 私の教室では、今までできなかったことを少しずつ自分の力でできるようになることを「楽しむ」時間と、とらえています。
何ができるようになるのでしょうか?
英語を「話す」ということは、「人とコミュニケーションがうまくとれる」ということが必要です。
また、学校で扱っていない領域を「自分の力で」なんとかしていく機会です。
「自分の力を肯定」し、「他者の良い点を素直に認める力」につながればと思っています。
mpi教材は、「自分のことに興味がある」から「他者への興味」「地域への興味」「自国への興味」「世界への興味」と広げていく題材になっています。
上記のようなことが、先週より今週、今週より来週と、少しずつできるようになる自分を楽しんでもらう時間でなければならないと思っています。
つまり、目標は、毎週存在し、達成していく成功体験や工夫体験の中で、「いろんな力をつけていく」時間と、とらえています。