英語検定試験について

小学生の間に、英語検定試験の受験のお手伝いをすることはありません。mpiメソッドで育てている生徒の目標は、英語のコミュニケーション力をつけることです。たくさんの英語の歌を、一人でみんなの前で、きちんとしたプロソデイーで歌えること。たくさんの絵本をひとりで動作をつけて話せること。英会話たいそうのフレーズを教室で使えることなどを目標にしています。
つまり、海外で生活していたら遭遇するであろう場面を切り取り、繰り返し練習をしているみたいな感じです。その中で、文法的なことでいえば、「パターン」と「どんな時にこのフレーズを使うか」と会得してもらえる大切な時期だと考えています。
ペーパーテストの答えを暗記して書ける力を目標にしても、本当に使える力にはならないと考えています。
英語検定試験は、「自然なインプットで会得した力」をただ試すという意味で受験するなら、「文字やことばのしくみにとても興味がある生徒」にとっては、いい機会だとは、考えていますが、ペーパーテストの答えを書くことを目標にする授業には、意味が無いと考えています。
中学以上になれば、学校の学習ではあまり奨励されない「リスニング」や「スピーキング」を伸ばす、いい動機づけになるので、目指してくれたら嬉しいです。
中学3年生で準2級は、少し背伸びの受験ですが、mpi教材で、「リスニングの力がついている」、「語彙が豊富」、「読む力がついている」という理由で、合格する力はついているようです。夏休みに中学英語の文法学習はすべて終え、秋に受験する方が無理かないと考えています。