挨拶が大事

英語を話す世界は、自分のことを知らない人と話をするというお考えです。

日本では、気持ちがあればそれでお互い通じることもあるとおもいますが、海外では違います。
まず、自分は、ちゃんと常識がある人ですと伝えるには、元気なにこやかな挨拶です。
教室のある我が家の玄関を大きな元気な声で挨拶しながら入れるかが大事。挨拶したよと言ったとしても、聞いている人に気持ちが伝わらなければしないのと同じです。
言ってるんだからいいでしょ!という人は、相手に対する思いやりに欠けるのでは?
自分さえよければ、相手の気持ちはかまわないでは、もうコミュニケーションは成立しません。
「単語をたくさん知っていることが英語ができること」では、国際社会では生きていけません。
日本語で挨拶はできるが英語では恥ずかしくてできませんでも困ります。
異文化の中に飛び込む勇気が実は必要です。
突然、できることではありません。少しずつ経験を積んで、一つずつハードルを乗り越えます。
挨拶からです。

自立した学習者になることが目的の一つですが、好きになったら最高です。

スクールの紹介ページの内容を、より、当教室の姿勢をわかっていただけるように一新しました。

15歳以上での英語力を目標としています。それは、急につくものではありません。「自分の目的のために使う時間を生活習慣とする」ことが英語力をつける源になります。 また、世界で起こっている出来事に興味が無ければ、人と話す気持ちもわきません。

我が家の息子はただただ本が好きで、日本語の本も英語の本も大量に小学生のころから読んでいました。もちろん、急に本好きになったわけではありませんが。こうなりたいという目的意識があったわけではなく、好きなことを続けてきたら、英語力も日本語力もついたということでした。

「海外旅行を行く気もない、先で英語を使って仕事をすることも考えていないが、高校受験で困らないように英語だけはしとかないとな」という気持ちだけでは、当教室の掲げる目標に近づけません。

また、「とりあえず英語授業にだけ出ていれば、なんとかなるかな?」という態度では、多くのことは身に付きません。 自宅練習が必要です。

では、どうしたら自宅練習をするようになるかということになると思います。楽しいことは、生徒は、何をおいてもします。英語練習が楽しいことになっている必要があります。

幼児さんたちにとって楽しいことは、ママが遊んでくれることです。 親子で英語で遊ぶ時間を作ってもらいたいです。

小学生になったら、その習慣から、「英語の歌を歌ったり、ごっこ遊びのように英会話を楽しんだり、英語絵本を暗誦することを楽しんだり」と英語練習そのものを楽しめることや、「練習していったらできるようになった」という達成感を楽しめたら、英語練習は続くと思います。

小学校中学年からは、この「できるようになっていく」ということをぐっと楽しんでくれたらうれしいです。

高学年からは、積極的に、「もっと英語が言えるようになりたい、英文もさらさら書きたい。英語でお話をもっとしていきたい」という気持ちを持ってもらえたら成功かなと思っています。困らないようにとりあえず、最低限度だけはこなしていけたらという程度だと、だんだん辛くなるかもですが、そういう時期を経ている中で、何か変わっていくこともあるかもです。

しかし、小学生以上で問題になるのは、「英語練習する時間を確保すること」です。 英語学習は、生活習慣のようなものです。 時間が無いと思われている場合、一度、生活スケジュールを検討してみてください。

小さい時からの英語練習の経験で、自立した学習者になってほしいと仕掛けを作っています。

 

 

幼児さんから英語を始めるということ

ある新聞の記事の中で、ある大学の偉い先生が、

「英語を早く始めても、意味が無い。遅く始めた方が、いい結果になる。」

という主旨の発言をされていました。外国に移住した子どもたちのデータがそれを裏付けているとも書かれていますが、このデータは、「何をもって、英語ができる」ということにしているかは、明らかではではありませんでした。 単語をたくさん知っていた? 英語の検定試験に合格した? テストの点数が良かった?ということでしょうか?

私たちが目指しているのは、「英語でコミュニケーションができること」と思っています。話の内容を高めるには、もちろん、アカデミックな分野、「文法がわかっていて、たくさんの語彙を知っている」ということは不可欠ですが、まず、人と話せる態度が身についているかが前提ではないでしょうか?

また、「親にとってあたりまえの英語は、子どもにとってあたりまえではない」という事実があります。小さいうちは、子どもは、「英語をさせてください」とは、決して言いません。英語と日本語の違いなんてわかっていませんし。

では、自覚が生まれ「英語をさせてください」と言えるまで待ったらいいのでしょうか?

「自覚が生まれたので連れてきました」という生徒さんも中にはいて、とっても頑張り屋さんです。でも、やはり、してこなかったことを埋めることはできず、もっと早くから始めていたら、どんなに良かったかと残念に思うことがあります。

我が家の場合、子どもたちは、自覚なんて持ちようがない幼児のころから「英語は、生きていく上て必要なもの」でした。 いきなり、何もわからない世界にほうりこまれ、嫌でした。

日本にいたら、そんな過酷な状況に追い込まなくても、少しずつ世界言語に触れる機会を持てます。そんな環境にいて、だんだんと自覚が生まれ、「英語でコミュニケーションしたい」という気持ちも生まれるのではないでしょうか?

幼児さんたちに英語の学習をさせると考えるのは、もってのほかです。世の中には、こんな世界もあって楽しんだよと経験させることができる時期と考えるのが、自然です。

英語を話したいと自覚が強くなった時、「その準備ができている」ということは、とってもラッキーなことだと考えています。それが、「英語を身に着ける態度ができていること」だと思っています。

英語を始めた時が英語年齢です。何歳であっても、それが1年目です。

中学1年生より、英語を始めて3年目の小学1年生の方が英語を聞いたり話したりは、上手かもです。