BBLを読む順番

              BBLを読む順番

(L3クラス以上:L2クラスも挑戦してみましょう)

① 絵を参考に、フォニックスルールを使って自分の力で文字を音にし、英語で内容を理解する(内容を推察する。)
フォニックスルールの定着をめざして
② 絵を見ながら、CDまたはデジタル音源を聞いて物語内容を推察する。
賢いリスニングの練習です。
 この練習が長文を読む力にも繋がります。
 声の雰囲気も大きな情報です。
③ CDまたはデジタル音源で英語の読み方を確かめる。(指で文字を示しながら)
リピートーク利用者は、しっかり活用してください。
 文字を自分で音にする力は、長文を読む基礎力です。音に頼って読む癖から文字を音になおして読む癖をつけていきましょう。
④ CDまたはデジタル音源と同じように読めるように練習。
聞ける力にも繋がります。
 イントネーション、音の強弱に留意します。
 声の質、雰囲気は、非常に大事です。
⑤ 自分の力で読む。
母語で読んでいるように内容を理解しながら読める英語を増やすことで、長文を読む力に繋がります。
⑥ ノートに ● 読み終わった日付 ● タイトル ●感想を日本語で書く(5文以上)
感想を日本語で書くためには、内容をしっかり理解する必要があります。日本語力、考える力が無ければ、英語は伸びていきません。
日本語力をつけるには、
「たくさん話をさせること」が不可欠です。
 読んだ本について、質問し、たくさん、答えさせてください。
★どんなお話だった?
★主人公は、どんな感じ?
★どこがおもしろかった?
★自分が主人公だったら?
★どこのお話?

などなど、考えるポイントを引き出してあげるといいと思います。意見をたたかわすのもいいですね。たくさん話す機会が頭を使う時間です。

Free talking の時間があります

8月2日の中学生の時間に Free talikng の時間を作っています。

「英語でコミュニケーションできるようになる」には、会話がまず、できなければなりません。実は、日本人は、ここがとても下手だから、「英語が話せない」ということになります。

会話を続けるコツには、「質問できること」、「理由が言えること」、「反応し、感想が言えること」があります。mpi教材は、たくさん質問があり、また、答える時も理由を言い、そして、感想を言うというパターンもたくさん練習します。

それを駆使して長く話す練習をするのが、当校の伝統です。 数々のスキット練習は、その「データベース習得」と、「話す態度の練習」です。”Oh, I see. ” ”How about you?” は、肌感覚で身についているフレーズです。

発表会、英語交流会では、「3分間話し続ける」、「5分間話し続ける」という活動を3年生、4年生からスタートしていました。

今回のスピーチライブ配信では、Free talking の時間を中学生クラスでは、入れています。 話題を提供し、それに答え、理由を言い、反応し、どんどん質問していくのが会話です。 「日本語でもそれができない」という場合は、大きな問題ですが、日本語でできても、英語でできなければ、「英語が使える」というわけではありません。

経験が必要です。 スピーチ発表ができるということは、一つのトピックについて、「答えて、理由を言って、事実を加え、感想を言う」という会話の一部です。 そして、それを会話の中に取り入れていけば、どんどん長い会話になります。

会話ができない人とは、仲良くできないし、信用もしてもらえないのが国際社会です。 難しい英語を知っていることが英語力ではありません。

「英語で、もっと話せるようになっていたら、どんなにいいだろう」と一度は、思ったことがある大人は、多いと思います。 英語が話せるようになるには、話していくしか方法がありません。

そして、今回、5分間カメラの前で2名で、どうにか会話を続けることが次へのステップです。話せなくなったら、2名でじっと立っていることにないりますが、それもいい経験になると思います。

文を意味のあるかたまりに区切ること

英会話たいそうの会話で、” What’ s  your name ? ”  は、相手の名前を聞く時に使いますので、年少さんでも、丸ごと言えます。 しかし、2年生ぐらいには、What’s とyour とname の3つの音の固まりがあると気づいてほしいです。

そのために、CDでは、「歌の練習CD番号」と「絵を見ながら英語練習するCD 番号」があります。英語練習では、初めは、「丸ごと言う練習」、次に、「意味のかたまりに区切って言う練習」をします。 その時に、「音の固まりがいくつかあるんだ」と気づくか気づかないかで英語の覚え方が違っています。

「とりあえず真似すればいいんだ」ではなく、「ここが違うんだ」と気にして練習するかだと思います。

何かを習得していく時には、実は分析が必要です。「とりあえず覚える」という姿勢から「まず、観察して考える」という態度を育てることが英語教育には、欠かせません。

ことばで説明しても、理解できない年齢でも、経験を積めば、できるようになっていきます。

3年生ぐらいで、my name , my bag, my mom, your name, your bag, 次は、何かと問われて、「????」という場合、上記の態度ができていないということですが、そういう生徒もいます

とにかくたくさん覚えることがあって、考える暇もなく来ていることもあります。また、「質問されることに」に慣れていなくて、「まず、教えてもらうのが先」という癖があり、「自分で考える」ことをしないで来ていることも、原因かなと思うこともあります。

文を意味のあるかたまりに分けることで、長い文も覚えていけます。知っていることばが入っているわけですから覚えやすいです。しかし、こういう分析をせずに、「丸ごと音で覚える癖」の場合、すべて新しい音の固まりですから、膨大な音の音の固まりを覚えることになり、長期記憶として残っていくのが難しいです。

文字も意味のかたまりを見つける助けです。文字を読むことに苦手意識があると「読みたくない」ので、やはり、音で覚えようとしますが、文字を読むことに切り替えられた生徒は、細かい音も定着し、また、ことばの固まりで覚えることが促進します。

上記は、本当に習慣の問題なので、ことばで説明しても、「楽な方に流れる」という人間の修正で、なかなか、変わらない場合がありますが、発表の機会があると、友達の発表も聞き、自分の発表を友達がなおしてくれることもあって、少しずつ変わろうとしていくと期待します。

3年生以上については、こういう機会が、英語練習の態度向上につながると期待しています。

スピーチ発表の機会が変わるチャンスな時もあり、今回のオンラインスピーチ発表会は、本当にいい挑戦だと思います。