This is phonics 1 Summer Weekly Homework Unit6

Unit 6 礼儀正しい母音 Polite Vowels

2つの母音(a,e,i,o,u)が並んだ時は、読み方は、最初の母音は、1文字一音の音ではなく、サイレントEと同じようにアルファベットの読み方です。うしろの母音には、サインみたいなもので音はありません。前のアルファベットだけが音が出し、うしろのアルファベットは、静かにしているので「礼儀正しい母音」というルールです。

最初に練習するアルファベットの音は、実は、その文字の名前です。しかし、それぞれには、一つずつ決まった音があります。子音の中には、2つの読み方をもっている文字gやcもあります。

母音は、1つの決まった音とアルファベットの名前読みがあります。名前読みとは、

matに、マジックeが来ると  mate は、aの一文字1音読みではなく、「エイ」というアルファベットの名前の音になりますね。

今回も母音はアルファベットの名前読みで、並んでいる2つの母音の最初の文字の名前読みです。ですから、ea,ee,eyは、全部、同じ読み方 eの名前読みです

同じ読み方なのに、アルファベットの組み合わせが違うのですが、その並び方にルールはありません。書けるようになる目標は大変なので、まず、読めることを大事にしていいです。でも、一つ一つの音にして書く「音書き」は、ルールを身に着けるのにとても効果的な方法です。

3週目の課題に取り組みましょう。

 

This is phonics 1 Summer Weekly Homework Unit 5サイレントE

「サイレントE(マジックE)」の練習です。

37ページです。

Unit 5 Silent e (eのついた母音)

1, 絵を見て、英語が言えるか試しましょう

2, 次は、絵ではなくて、単語を指でなぞって読みましょう。サイレントeのルールが使えるでしょうか。

3, ノートに「音書き」で書いていきましょう. ルールも忘れないように!

① cake cake cake   [a_e]

② name name name  [a_e]

①~⑤まで練習したら、自分でテストをしてみましょう。絵を見たら英語が書けるかな?

テストの答えチェックが終わったら、次は、⑥から⑩です。

書くのがちょっと苦手という場合も丁寧にゆっくり言いながら、ルールを気にしながら書きましょう。 毎日、少しずつで大丈夫です。

以前、よくわからず、苦手だった場合でも、今回は、「大丈夫!」となるかもです。でも、まだ、よくわからないという場合も少しずつ、できるようになります。

L3クラスからL5/6クラスまで、全員が復習です。このルールの理解については、中学1年生の学校のテキストに出てきます。それまでにマスターすれば大丈夫ですが、取り組むことが大事です。

BBLを読むのがとても速くなりますよ。

本当の読む力は、単語を覚えて読むのではなく、ルールを使って音の組み合わせができることです。今まで、たくさん、歌ってきた、読んできた、言えてきた英語の音が基礎になっています。聞いたことがない英語の音は、作りにくいですが、ここに出ている単語の音は、全部、知っていますね。

毎日、書く時間がとりにくいい場合、英語を書く曜日を決めておくといいですね。

This is phonics 1 unit 5が終わったら、BBLですね。4年生以上は、他にも書く宿題がありますが、だんだん、速く書けるようになります。「音書き」で書くことがとてもだいじです。音がわからない英語を書いても練習になりません。

ひらがなもカタカナも漢字もたくさん書いても、音がわからないで書いていたら、字がきれいに書けるようになる練習の部分だけですよね。

特に4年生以上は、書く宿題を1週間でこなす時間配分をコントロールできるかです。これは、とてもだいじな力です。先週の宿題がしきれなくても、今週の通常授業日が来たら、今週の宿題に取り組みましょう。先週、できなかった宿題は、余裕がある週にしたり、2学期になってしていくで大丈夫です。

自分の限界を超える経験になると自信がつきます。何かをマスターするには、こういう期間は、とても役にたちます。

今年の夏休み、留学気分で過ごしましょう。

 

2学期にTAGAKIオンラインスピーチ発表会を予定

10月の初めに L2クラス~中学生クラス(準備が間に合えば高校生クラスも)が参加するTAGAKI スピーチ発表会を予定しています。

これは、自宅で一人でスピーチをするzoomを利用するものです。全クラスが観覧できます。低学年が頑張っている姿を高学年も知ることができますし、高学年のスピーチ発表を見ることで、目指すことがわかります。

当校は、年少クラスから中学生、高校生クラスまでが在籍というラッキーなパートナー校なので、当校内の発表会だけで、mpiカリキュラムを実感できます。

夏休みは、基本の英語力をつけるいいチャンスです。9月にTAGAKI のスピーチをマスターできるように基礎力をつけておきましょう。

英会話たいそうを家族で使う夏休みに!

夏休み、[今週出題の宿題]に英会話たいそう 1、2(レベル1は1だけ)のスケジュールのクラスがあります。英会話たいそうが日程に入っていない高学年クラスも、同じスケジュールで練習するといいです。
ジェスチャーつきで歌える、カードを見たら言えるの他に

[フレーズをたくさん使う]を目標にしましょう。

どんどん応用もできます。

例えば
レベル2クラスで、
Can I have some water?
Can I have some ice cream ?
と言えるね
と確認しました。
どの学年も、何回も、たくさんフレーズを使い、応用もしましょう。
応援団のパパ、ママ、ご家族が活躍できます。

例えば、夕ごはんを作っているママに子どもたちが
Are you ready?
ママは、
Not yet.
で答え、子どもたちの
Hurry up please.

(pleaseはとても大事です。丁寧にお願いしましょう)

には、ママは
Wait.
と言えます。

なかなか練習しない、覚えないと心配されているママの活躍の時です。

子どもたちが今週のターゲット英語を使う場面作ってください。

面白いやりとりを期待しています。

来週は、3,4ですが、1,2も引き続き使い、どんどん家族英語を増やしていきましょう。楽しいフレーズを作っていきましょう。

英会話たいそうフレーズは子どもたちが練習するだけのものではなく、家族みんなで英語達人になるチャンスです。

余談ですが、英検5級、4級、3級受験には、「英会話たいそう」「もっと英会話たいそう」フレーズがたくさん出ます。実用英会話のテストだからです。

「受験すると言っているのに問題集をしなくて困っています」と嘆かれるママが、かつて、いらっしゃいましたが、嘆く前に、家族一緒にこのテキストのフレーズをバンバン使い、マスターすることが先です! 第二言語習得中の応援団であるご家族、こういう活躍の場面があるので、頑張りましょう。子どもに「勉強しなさい」と小言を言うより、ママやパパも楽しいひと時です。

4年生以上は、TAGAKI スピーチ家族発表会もいいアイデアです。子どもたちの練習だけにしておくのは、とってももったいないです。

 

初めて英語①、年長、年中、年少クラス 夏休みの英語練習

2021年 夏休の英語練習

初めて英語①、年長、年中、年少クラス

夏休みは、家族みんなで英語時間を楽しむ、とてもいい機会です。英語世界は、子どもたちだけのものではありません。家族時間を充実させるのに使いましょう。「子どもが英語練習しない。覚えられない」という保護者の方の声を聞くことがあります。ご家族みんなで英語時間を持つことで、子どもたちは、一人ではないと実感できます。mpiテキスト英語は、日常で使える英語の宝庫です。

これを機会に家族で英語の達人になりましょう。 英語は、お勉強ではありません。暮らしの中に溶け込んでいるものです。パパやママたちにもとてもいい音声練習になります。家族の絆も深まり、とてもいい時間になります。

★同じテキスト、同じ進度で進みますが、目標を変えましょう。幼児クラスは、1週間単位ではなく、2週間、同じ範囲で大丈夫です。

★目標が達成されなくても、英語時間を楽しめたらオーケーです。教え込もうとしないようにしましょう。家族で英語時間を楽しむのが大事です。

★2週間ごとに練習するぺージを変えていきます。繰り返しは、大事ですが、広い範囲で練習もいい経験です。

★年長クラス:復習になります。年中クラスで、歌えなかった部分が歌えるようになっていたり、英語の真似が上手になっていると嬉しいですね。パパやママの前で発表しましょう。

★初めて英語① 年中クラス:2学期に練習していく内容を先取り練習です。パパやママと一緒に英語練習をしましょう。パパやママがお手本です。一緒に楽しみましょう。

★年少クラス:お姉さんたちと一緒に楽しみましょう。まず、テキストを指さすことからです。

英語の歌を聞いたら、お姉さんたちと一緒に動作ができるといいですね、まず、じっと座って集中力をつける練習です。お姉さんたちは、先生になりましょう。

★練習の方法

  • Funny Alphabet World

①CDを聞いて、指さしましょう。英語のマネができる生徒は、言いましょう。ジェスチャーができる生徒は、英語の歌に合わせて、英語に合わせて、ジェスチャーもしましょう。

②ワークシートを仕上げたり、ホワイトボードでアルファベットを書いて遊びましょう。

③左側のぺージで、お気に入りの絵をみつけましょう。

④英語を言いながら、絵を描いてみましょう。 そのあとで絵を指さしながら、英語が言えるといいですね。パパもママも描いてみましょう。

  • 無理にアルファベットを覚えさすのではなく、アルファベットの音や形と仲良くなることが大事です。パパやママがそれを実践することが子どもたちへの英語への入り口です。パパやママは中学英語を忘れましょう。
  • アルファベットの音と一緒にフォニックスの音も練習ですが、その音が最初に来る言葉も大事です。
  • ●The Hot Book

①CDを聞いて、絵を指さしましょう。英語のマネができる生徒は、言いましょう。

②ワークブックをしながら英語を聞きましょう

③かいわのぺージに挑戦。英語を聞きながら、絵を指させるようになったら、英語のマネをしましょう。動作も自分で考えてみましょう。十分言えるようになったら、子どものパートとパパやママのパートと分けて、マネをしてみましょう。さあ、おうちで使う場面があったら、使ってみましょう。

④スキットショーで家族で楽しみましょう。だれが上手に動作ができるかな?

●Songs and Chants

①CDを聞いて、絵を指さしましょう。歌えるようなら、歌える部分だけ、歌ってみましょう。

②歌の絵を描きましょう。描いている間は、歌を聞いていましょう。歌いながら絵を描くのも楽しいですね。好きな歌だけでもいいですよ。でも、どの歌の楽しい絵が描けますね。

③絵を家族に見せながら歌いましょう。

④動作をしながら、歌ってみましょう。家族で歌の発表会も楽しいですね。誰が上手に歌えるでしょうか。パパやママも挑戦してください。

⑤色の名前が言えるようになったかな。 身体の部分が言えるようになったかな。

★練習の日程

7月18日(日曜日)~7月31日(土曜日)の練習

  • Funny Alphabet World   I~Lのぺージ
  • The Hot Book       (3)Uh-oh!  12ページから17ページ
  • Songs and Chants     3~9

8月1日(日曜日)~8月14日(土曜日)

  • Funny Alphabet World   M~Pのぺージ
  • The Hot Book       (4)Good! 18ページから23ページ
  • Songs and Chants     10~13

8月15日(日曜日)~8月28日(土曜日)

  • Funny Alphabet World  O~Rのぺージ
  • The Hot Book      (5)Ouch! 24ページから27ページ
  • Songs and Chants    16~20

 

小学校の英語の教科としての評価

小学校現場での報告を聞く機会がありました。5,6年生クラスでは、教科扱いになっているので、成績をつける必要があり、3段階あるいは5段階評価の対象となっています。3,4年生は、まだ、文章によるコメント程度です(道徳などと同じ扱い)

「知識、技能」という評価では、中学英語の先取りではなく、「英文を正しく、書き写せるか」という評価らしいです。文の始まりは、大文字、単語と単語の間は、空ける、ピリオドを忘れないという点をチェックされます。

小学校英語で大事な点は、これは、「これを読む人が読みやすいように書く」という思考が持てるかという「思考、社会性」の分野の評価にもつながるということです。

テストの点数を追いかけるという観点ではなく、本当に当たり前のことができるかという評価がうれしいです。

当校では、2年生から夏休みの宿題は、読めるようになっているBBLの本をノートに書き写す練習も入っています。書いたあと、自分で読んでみるというチェックがあります。9月には、お友達に読んでもらうというチェックをします。

「とにかく書いてしまえばいいんでしょ」というこなし方は、人生の無駄遣いです。心を育てる機会にもなったらと思います。

「宿題ってとりあえず、形だけできてればほめてもらえる」と思い込んでいる場合、意識を変えましょうね。

こういうことが小学校英語の評価につながっているのは、うれしいです。

2年生、3年生、4年生と書く機会が増えていきます。5年生では、当たり前に普通に書いていけるようになっていると、5年生に見合った英語力をつけていけます。

書くことは、慣れです。難しくありません。

小学校英語授業で採用されているSWITCH教材

mpiが小学校英語授業用教材「SWITCH]

を持っています。多くの全国の小学校で採用されています。この度、パートナー校でも購入が可能となったので、当校でも1年生から6年生までのDVDも通常授業にプラスして使うことにしました。

当校の生徒たちは、英語歴があるのと、しっかり自宅練習ができるので、1年生用のターゲットは、年長クラスです。しかし、年中クラスも同じように使える部分があります。年中さんたちも英語のストーリーを楽しみ、アルファベットの動画を楽しんでします。

1年生クラス、2年生クラスにストーリー動画を見せると、「学校で見たことがある」と喜んでいる生徒もいます。

小学校現場とは違う使い方ができるDVDですが、教室と学校の連携があるのも生徒たちにはうれしいです。5分ぐらい、DVDを見る程度ですが、英語力があるので、効果があります。

第二言語習得④

TAGAKI10テキスト練習中クラス

TAGAKI10 テキストですが、例をひとつ紹介させてください。

今年の春休みにスピーチごっこで孫たちと遊びました。
トピック1の水族館です。
ホワイトボードに絵を描いて発表ごっこです。
4月には小学2年になった孫娘、年長さんになった孫息子、ママ、バアバ(私)、うちの娘で、一人ずつ発表で、盛り上がりました。
どのご家庭でもできるので、練習したトピックで、家族スピーチ大会で遊んでください。

[英語を書くのは「お勉強」]とママたちが思い込むと伝わります。「楽しいこと」と、ママたちが思い、「あら、楽しそうね」と声をかけてあげてください。
うちの孫たちは、書くのが自慢です。めちゃめちゃ誉めてもらえるので大好きです。
本来、子どもは、書くのが好きです。遊びです。ママたちには、嫌な英語の宿題イメージと思いますが、達成感があり、ゲームのようなものです。(年中さんたちもアルファベット書きは、大好きです。)

どうぞ、ママたちが[英語をお勉強ととらえず]、子どもたちに[楽しいこと、なんかすると、ママがすごいね!!️と言ってくれる]という風に伝わるようにお願いします。

「完璧でなければ、難しいことをしているから頑張らせねば」とママたちが頑張らないで、一緒に楽しんでください。ママの不安感は、敏感な子どもたちに伝わることもあります。

4年生以上には、伝えるべきことは、Ms Fujii が伝えます。ママたちは、指導者ではなく、伴走者、励まし隊長、英語時間確保の責任者でお願いします。
一緒にスピーチ大会ができないとダメだとは、思わないでください。

すでにおおらかな見守り、英語時間習慣が確立しているご家庭には、余計なお世話ですみません。

英語時間確保にさえご協力いただければ、あとは、子どもたちの心の問題と思

第二言語習得③

事例があるので、紹介させてください。
レベル2クラスが[もっと英会話たいそう]を練習中です。
after you というフレーズです。
絵では、エレベーターから降りる時に、お先にどうぞという場面です。
これだけだと、よくわからなかったらしいです。
しっかり、動作もつけて歌える、言えるとなった時に、いろんな場面設定のスキットをしました。
その時に、「そういうこと!」と納得した声があがり、そこからは、大好きなスキットで、教室から出る時、玄関から出る時、
After you.と言い、順番の譲り合いで大変です。

もし、日本語で、[あなたのあと]と直訳で説明しても、「どういうこと?」(小学2年生の孫娘の口癖ですが)と言い、場面をいろいろ説明する必要もあるでしょうが、スキットで演じると「お先にどうぞ」と言いたい時と理解し、使い出します。

after の英語は、そのあと、after school というフレーズにも出てきてたりで、必要になれば、本来の意味
[~のあと]と理解します。

大事なことは、使えることで、海外では、よく使うフレーズです。

英会話たいそう、もっと英会話たいそうフレーズは、そういう目的です。

英会話たいそうは、松香洋子先生が、アメリカで身近な英語として使われていると集めたもので、各ユニットに大きなカテゴリーがあるので、確認してください。
このテキストは、最初は「ゼロから英会話」というもので、あとから動きや歌がつき、「英会話たいそう」になりました。ということで
年齢を問わず、使えるフレーズです。
「もっと英会話たいそう」は、世界で使われている英語で、場面にふさわしい英文で頻度が高いものをコンピューターの集計で選んだと松香先生に聞いています。

ベテランママたちには、耳だこ情報ですみません。

「すぐに忘れます」という場合、ぜひ、ご家庭で、[英会話たいそう、もっと英会話たいそう]フレーズを、ご両親も使い、家族で使う場面を作ってください。それが一番定着を促す方法です。
家族で英会話を楽しむが一番の方法です。
ご両親の英語発音に自信がなくても、生徒たちは音源で練習していますので、大丈夫です。

第二言語習得ですが、家族で楽しむゲームと受け止め、楽しんでください。
宿題を生徒たちがしていくことを管理ということではなく、家族で楽しむ方向でお願いします。

今回のオンライン発表あと、「ママに怒られる」と心配してた生徒もいますが「大好きなママに認めてもらうのが嬉しい」という愛情のあらわれと思います。

「家族で英会話スキット」というオンライン発表もしている教室もあり、大好評とのことです。

第二言語習得②

英語を早く覚えられたり、使えたりできる生徒は、英語の耳、口ができたあと、自分で見つける力が発達し、英語分析力を早く発揮できる生徒です。言語常識力があります。考える習慣があります。自分で考える機会をいつも与えてもらっている環境だと思います。

Can I go to the bathroom?
Can I have some water?
を使っていくうちに、ここは同じで、ここは違うと気がつく力と、
[なんか、してもいいですか]という感じの時に言うなと思いつく力です。
観察し、考える力です。
こういう習慣がないといつまでも丸暗記でしていこうとし、限界が来ます。
読む力も同じです。たくさん、英語の音の練習で歌いまくります。知っている音が増え、知っている英語も増えます。
フォニックス学習に入ると文字を音に変える力を使う変換期です。
1年生2学期ぐらいから少しずつ、そういう練習です。
3年生では、それができないと丸暗記では、本を音読できず、書く時間も本当の力になりません。
4年生から、主語や動詞に気づく練習です。

発達には、個人差があり、観察、応用力が、年長さんですでにある生徒もいます。6年生でも、できない生徒もいます。
脳の仕組みも関係しますが、英語口、耳は、練習量です。

6年生で、できない場合、本人の努力ではなく、タイプと思いますので、タイプに合った習得方法がいいです。

第二言語習得について①

保護者のお一人からとてもいい質問が来たので、お返事も含め、シェアさせてください。
保護者の方々がよく持たれる疑問です。ベテランママたちには耳だこで申し訳ありません。

いつもの長文です。

●ご質問
英語教室のお友だちみんなに言える事ですが、英語を英語で理解をしているのでしょうか。(うまく説明できなくてすみません)
★お答え
使う中で理解します。
例: red を赤色と説明しないでも、指差したり、言えたりする感覚です。日本語にしないで、そのものを理解します。
フレーズになると常識力が必要です。Can I go to the bathroom ?
をいつも使う時に、こういう場面で使うと理解するのが大事です。日本語訳は、様々になりますが、[授業中、トイレに行きたくなったら使う英語]と使えることが大事です。

フレーズにより、しっかり理解できないものもありますが、絵を見ての理解、スキットをしての理解で大丈夫です。年齢があがると理解します。しかし、今、「よくわからなくても丸暗記ができる大事な年齢」です。ここを大切にします。

●ご質問
家で一緒にやっていて、まだ理解していない部分が多く、丸覚え感があります。だから、しばらくすると忘れてしまうのかなと。
一緒にやっている時に日本語で文章説明をするのがいいのか否か迷います。
★お答え
日本語で文章説明は、避けてください。
理由です。
1、英文データベースとして、意味も理解し、長期記憶として残る部分は、生徒の英語歴やタイプで違います。音だけで覚えるでは、確かに長期記憶になりにくいです。
しかし、日本語で説明されても、本当の英語理解には繋がらないので、あまり役にたつ年齢では、ありません。
また、日本語力も弱いので、英語を日本語ひとつで説明しにくいです。日本語説明は、英語理解の一部にしかなりません。
英会話たいそう、もっと英会話たいそうのテキストには、「こんな時に言う英語だよ」という参考のために日本語もあります。
おうちで説明するより、どういう意味かなと聞いてきたら、
「Ms Fujii が絵を見たり、DVD のスキットを見たらわかると言ってるよ。日本語のページもあるので見たら」とアドバイスをお願いします。

2、なぜ、保護者の説明を控えていただいているか。
自分でどんな時に使うか会得しない限り、長期記憶にならないからです。中学のテストように、この英語はこの日本語と丸暗記は、すぐ忘れますし、はたして使える英語になるでしょうか。
その英語を使う経験が一番です。

3、では、英語で生活をしていないのにたくさん使えるでしょうか。残念ながら、教室で実際に使う場面以外、ありません。しかし、歌は、英語を話しているのと同じです。

4、私たちは、意味もわからず、歌を歌ってきた幼い日々がありますが、それで日本語発話力を磨いていて、また、成長すれば、こういう意味だったんだとわかることもあります。歌は記憶に残りやすく、英文の宝庫です。

5、Who’s monkey, who?
I’m a monkey. You’re a monkey.
と、唱えますが、必ず動作をします。そういう経験を繰り返し、英語フレーズを学びます。これは、英語母国語の子どもたちと同じです。

6、自分の力で英語の意味を会得する習慣が最も大事で、「いつもわからないことは、ママに教えてもらえる」という意識が、その習慣を邪魔します。

7、たくさん、間違えて理解する経験も大事です。「こう思ってたが、そうか」とわかった瞬間が一番、長期記憶に残ります。

8、長期記憶ピラミッドというのがあり、一番記憶に残らないのが人に説明されたこととなっています。
一番記憶に残るのが、自分がわかったことを人に教えるということとなっていますが、その前に自分で理解するというのが来ます。

9、すぐ忘れるとのことですが、英語習得は、スパイラルに進みます。
[自分で意味を理解しようとする態度]を構築し、繰り返し練習し、同じ英文を、
聞いて、音の真似ができる
聞いて、聞き分けができる
言える
使える
読める
書ける
文の仕組みを理解し、応用できる
という段階を経ます。

10, 中学英語のように[単語帳で日本語訳で覚える]という仕組みはとても効率の悪い方法の時期です。

生徒が覚えられていないのは、日本語説明がないからではなく、他の理由と思います。

中学英語のような知識の積み上げ学習ではなく、英語力をつける力を積み上げる時期です。
しかし、楽しいのが一番です。特に小学生は、スポーツ大好き時期でもあり、英語は楽しくないと続きません。自分の得意分野を先に頑張るで大丈夫です。
5年生になれば、学習意欲が出るので、それまでに「自分でなんとかすると楽しい」という経験をたくさんさせたいです。

小さな成功体験が大事です。夏休み
一週間の目標を自分なりに達成していく心地よさを体験していくのが第一歩と思います。

一番大事なポイントは、小学5年生までに、英語習得に欠かせない力を身につけることです。
1 英語が聞ける耳
2 英語が言える口
3 英語を覚える音のデータベース
4 自分で意味をわかろうとする
習慣
5 英語時間を持つシステム構築
6 英語を書く腕の動き

です。英語フレーズを覚える練習の中で身につけていきます。上記の力がつくことで英語を覚えられていくので、理解できる英語、使える英語を増やすことができます。
5年生からは、知識を生かすことができ、反対にそうでなければ覚えられなくなります。それまでが勝負です。知識を生かす時間をたくさん作るには、[それまでにどれだけ上記の英語習得力があるか]です。