まずは、体験授業を受けてもらうといいかなと思うことがありました

当教室では、まず、ご面談をして、方針等をお伝えした後、体験授業を受けてもらうというシステムを大事にしてきましたが、「ことばでは、なかなか伝えられないこと」がありそうと気づきました。

私たち英語指導者にとってあたりまえのことでも、保護者の方々には、なかなか理解できないことは多いと思います。ことばでお伝えしても、うまく伝わらず、違うイメージをもたれることもあるかなと。

やはり、体験授業を経験してもらう中で、子どもたちも保護者の方も、わかってもらえることがあると思います。

たぶん、「よくわからないけど、なんか、ここでいいかも」ということが大事なのかなと。

mpi教室は、保護者の方が体験したことが無い世界です。 遊びだけでもないし、しかし、しっかり英語を勉強させているというお勉強雰囲気の場所でもないし。

また、毎週、毎週、ハッピーに、子どもたちだって暮らしているわけではないです。 教室に来る前に、友達と喧嘩したり、ママに怒られたり、買ったばかりのゲームをし損ねてきていたり。いろいろ、来たくない理由、今日は気分が乗らないという理由は、あります。

そんな中で、何とか気分を盛り上げて、少しでも、何かを吸収してほしいなといろいろしているのが、mpi教室だと思います。

それも含めて、体験授業でしか、お伝えできないことがあるなと感じることがありました。

いろんなタイプの生徒がいて当然です

英語は、言葉なので、いろんなアプローチが必要です。

アカデミックタイプの生徒は、文字やしくみに興味がわき、それで、どんどん進んでいくことがあります。

とにかく、わいわいが好きな生徒は、使ってみたい、歌ってみたい、騒いでみたいというのりで、進んでいきます。

大人になって英語を使う場面では、「しっかり本が読めて、難しいことを伝えていく英語」が必要な場所と、「人と人を結びつける感情のやりとりのためのツールとしての英語が必要な場所があると思います。

インターナショナルスクールに、うちの子どもたちが通っていた時、新しく日本から来た高校生で、

「なかなか友達はできないが、授業には、ばつぐんについていけるタイプ」と、「授業についていくのに大変苦労するが、わいわい友達の中に入っていくのは得意」というタイプの生徒たちが存在していました。 それぞれの切り口から英語社会に入っていったと思います。

どちらもできることが、国際社会では、求められていますが、まずは、自分の得意な分野から広げていってもいいと思います。

ただ、小さな子どもたちは、わいわいが大好き。 まず、そこからのスタートです。 そして、6年生になっても、この「わいわい楽しむ姿勢」は、力を発揮すると思っています。

 

歌のリズムと踊ること?

実は、息子のとこの1才5ヶ月になる女の子は、自宅は日本語、週、数回行っているベビークラスは、英語の世界です。カリフォルニア在住です。

自宅では、日本語の歌に合わせて、体をリズムよく動かし、ベビークラスでは、先生の真似をしてお遊戯です。
先日、野外コンサートをしているところを通りかかり、自分のステップで踊り出した映像が届き、教室の生徒たちに、みんなもノリノリで行こうと見せました。
言葉の習得は、リズム、体がリズムよく動くことから。
中学生からでは、難しいですね。
私は、楽しいですけど。
まず、英語の歌に合わせて、動作ができることから、英語の習得は始まります。
スーパースターソングの3冊は、このノリノリのリズムで、
英語の世界に入れます。
この気持ちよさを知れば、どんなに速い英語の歌も、挑戦したくなります。
言葉は、こうやって、習得するんだなと納得。
ママも一緒に踊れば、小さい子は、もっと大好きです。

生徒一人一人が輝いています

英語は、言葉です。学校の成績であらわれる力は、その一部だと思います。

英語が必要な場面は、多岐に渡ります。
一人一人の得意分野で生かせる英語があると思います。
教室で英語を練習している時、取り組み方は、生徒によって違います。
得意分野を伸ばし、でも、苦手なところは、友達から刺激を受ける場であって欲しいとおもっています。

ただ、遊んでいるだけでいいのかという問題

海外駐在員生活を英語圏でおくった人ならだれでも経験していますが、小さな子供であっても、英語に慣れるには、相当な時間が必要です。 まず、1年間は、英語を聞くだけ、話さない時期があり、3年たったら、ようやく日常会話には、困らなくなり、学校の勉強についていくには、5年の滞在が必要と言われています。

日本で英語を習い始めた時でも、同じように慣れるには、時間がかかります。

「英語は学習するもの。読み書きがわかって、自分の意志で英語学習したい時から始めるべき」というお話もよくお聞きします。

しかし、「英語は学習するもの」ではなく、「慣れることから始める」という方が、言語習得という観点から自然だと思います。

「じゃあ、歌って踊って楽しく過ごすだけでいいですよね」という教室もあります。

しかし、その「歌って踊って楽しく過ごす」時期から、すべきことは、していく必要があります。

インプットしていく音源は、厳選されている必要もあります。

それは、やはり、本当にとっても短い時間しか英語に触れることができない生活なので、「体にしみついていける繰り返しがあったり、動作と一致していたり、絵とリンクするようなフレーズだったり」するものでなければ、覚えていけません。

ただ、音楽のように英語を聞いていても、頭には、何も残っていかないかもです。

幼稚園時代に始めるということは?

幼稚園生や、入園前の幼児さんが、「ママ、パパ、将来、英語が必要になると思うので英語を習わせてください」とは、絶対に言いません。

うちの年中さんの生徒の一人が、「英語って何?」と、今でも、言っています。 でも、なんかわからないが、みんなでわけのわからないことを言うのは楽しいというのりで、とりあえず、歌ったり、踊ったり、しています。

以前、3歳児さんを連れてこられたママが、「自宅に帰り、英語に興味があるかと息子に聞いてみます」と言われてましたが、どう、答えたのでしょう?

うちの息子は、4歳になってすぐに、このわけのわからない世界に入らざるをえず、大嫌いでした。でも、そこに生活があるので、逃げることができず、入れられてしまいました。

違う言葉の世界というのは、本来は、とっても怖いものだと思います。それを怖くなくなるには、「ママが一緒」、「家庭の中に無理なく、楽しい存在としてあるもの」、「お友達と遊べる場所」というサポートが必要だと思います。

うちの年中さん男の子たちは、実は一番人気の「へんてこアルファベットDVD」を見るとき、少し、悪ぶって、「俺、これ、大嫌い」、「俺も大嫌い」、「へんや、へんや」と言いながら、食い入るように見て、げらげら笑っています。

ここまでになるには、半年は、かかっています。 でも、この遊びながら慣れることができる時代を過ごせた子どもたちは、とってもラッキーだと思います。

 

小学生になると、英語を始めるきっかけは難しいかもです。

小学校で英語授業も始まり、また、上のお子様が中学生になり、「これは、小学生のころから英語は、させておくべきだった」というお気持ちがあって、子どもさんを連れてきてくれるケースもあります。

ママたちは、そういう気持ちでも、子どもさんの中には、「え~~? なんで英語なの?」と、一歩踏み切れない気持ちが芽生え、無理やり、連れてくることもできません。

我が家の場合は、英語は、生活の一部。 海外にいる時も、日本にいる時も生活の中に入っているものでした。 本来、言葉というものはそういうものかなと思います。

小学校でも、「授業、お勉強」という域ではなく、「学校生活の一部」というとらえ方で始まった英語の時間だと思います。 「さあ、今から、英語というものを学習してください」ということではなく、自然に英語に触れ、徐々にその時間を増やしていっていると思います。

テレビ番組でも、子どものための英語の番組もあります。ママが英語の歌を聞いていたり、時々、英語の絵本をCDをかけながら一緒に開いたりする中で、子どもたちは、「英語って楽しいんだ」という気持ちが芽生えてくると思います。

当教室では、3年生から英語を始めた生徒もいますが、上の子どもさんが英語をしていたり、ママたちが自然に英語に触れていたりして、「3年生になったら英語を始める」というのが、自然な形だったようです。

しかし、幼稚園時代から、何らかの形で英語に接してきた生徒がほとんどです。 

英語は、異文化のものです。 慎重な子どもさんほど、異質なものには抵抗があると思います。

親にとって英語は、もう、当たり前ですが、子どもたちにとっては、ただのわけのわからない世界です。

いきなり、そこへは入りにくいのは、自然なことだと思います。

レベル7のクラスの様子です。

中1と6年生の混合クラスです。

イソップ物語の英語劇を、練習してきました。 また、6年生は、いつも一人スピーチです。

中学生は、いつも定期テストの関係で、発表会に参加できませんが、6年生は、一人スピーチでの参加。

この年齢での挑戦は、本当に勇気がいることです。 舞台に一人で立つのも大変です。

それを2回もこなしてきた1年です。 シャイな女の子が、どんなにか努力しているかと思うと頭が下がりますが、「声が小さい、笑顔が無い、動作が無い、感情がこもっていない」と厳しくしています。

中1は、mpi教材を併用し、学校英語もきちんと学習してもらいたいと思っています。

先日、過去形の学習をmpi教材で導入、練習をしましたが、今まで培ってきた、「聞こえる耳」、「言える口」、が助け、新しい分野を、さらさら言うことで、乗り越えていました。

中学生は、定期テストがありますが、「人生勉強」、「大人になって仕事をしていく力」だと考え、自分の目標を定め、取り組んでほしいと思います。

手取り足取りのテスト対策は、していませんが、準備の方法だけ、練習をしています。

 

レベル6クラス(5年生)の様子です

5年生ですが、レベル6のMABを学習中です。一人クラスですが、楽しんでいます。

絵本の暗誦では、ぴか一の力があります。演技力、英語力とも優れていて、この才能をどんどん伸ばしてほしいと思っています。

英語のしくみについても、とても興味を持っていて、応用力を発揮できます。

4月から、仲間が増えて、グループレッスンの楽しさも味わってもらえるので、良かったと思っています。

11月の発表会では、とてもしっかり練習して仕上がっていたのにインフルエンザのために欠席となり、本当に悔しかったと思います。 私も、とても残念でした。

様子をお見せする写真が無いのが、残念です。

レベル5クラス(3年生)のクラスの様子です。

一人クラスで、頑張っている3年生です。幼稚園の時から続けていて、現在、レベル5のMABとWe can 4 を学習中です。 BBLもレベル5に到達しています。

ひとりでも、どんどん頑張る力があります。もちろん、授業中は、すべて英語ですが、なんとか自分のわかっている英語で答えようとしています。それが、話せる力になっていくと思います。

今は、過去形の練習中。話せる英語が増えていっています。

スピーチは、スピーチアドベンチャー2を終了。

11月の発表会では、楽しいチャンツも披露してくれました。

We can 教材の中のチャンツは、本当にスピードの速いものが多く、時には、マスターするのに苦労しますが、絶対にあきらめない気持ちがあります。

今日は、命令文の入れ替えで、おもしろい英文も創作してくれ、くすくす笑いながら2人で授業をしていました。

ひとりスピーチは、とっても勇気のいることですが、笑顔を絶やさない練習をさせるようにしていますが、とっても大変なことです。