Hot book の力

年中さんクラスと年長さんクラスで、Hot bookを使っています。

年中さんたちは、やっと、「会話」ということに興味を持ってくれ、「演じてみる」ということから、チャンクを言うのを楽しんでいます。

Don’t touch it.  Please wait . That’s enough.

という言葉を教室で、私が使っても、ちゃんとわかています。

年長さんは、どんどん、これから使えるようにもなっていくでしょう。

楽しみです。 ちなみに、That’s enough. は、中学1年の教科書に登場したところのフレーズ。

教えている中学生は、Hot bookをしていません。残念です。

BBLをどんどん読んでいます

今、4,5年生のクラスでは、BBLが大流行。

フォニックスはまだ、途中のレベル4のクラスですが、どんどん読んでいます。レベル6にたどり着いている4年生がいます。「内容は、よくわからずに、ただ読んでいるだけ」かもしれません。

しかし、英語の綴りを音読できて、なんとなく、こんな話なんだと読んでいくことが「楽しい!!」と、どんどん読んでいます。この「英語を音にすばやくできる力」が、これから、ことばを覚えていくのに役立ちます。

ひらがなを覚えたての頃、とつとつとしか読めなければ、内容を楽しむどころではなかったと思います。まずは、サラサラ読める訓練があって、本を読む楽しみが生まれます。

2年生の生徒は、昨年1年生の秋には、レベル4にたどり着いていましたが、内容が年齢的に理解しにくかなと、読ませるのをストップさせ、We canシリーズをさせていました。WE can3をしています。すると、レベル4の英語文法レベルとリンクしてきたので、今日、再び、読み始めました。

今なら、内容もわかり、英語を、以前より、深く理解して読んでいけます。しかし、以前培った「サラサラ読める力」があってのことだと思っています。

 

明日は、いよいよ絵本コンテストです。

本当に楽しく練習をしてきました。

目標があるということで、子どもたちは、こんなに力を発揮していくんですね。

恥ずかしがり屋の高学年も、今、「この気持ちなんだから、ジェスチャーはこうだよね」とか、

「立ち位置は、やっぱり、こうしなければ、意味は伝わらない」など、工夫をしています。

覚えるだけでも精一杯の低学年、楽しい経験になってくれたらうれしいです。

「友達のいいとこさがし」としようと声をかけていますが、「自分のいいとこさがし」にもなります。

「頑張ってできてよかった!!」と、みんな言うと思います。

絵本コンテスト参加の意義(5)


楽しく演じるのはなぜか

 

サービス精神ということも、国際社会では、不可欠です。難しい話を勝手にするのではなく、相手に分かりやすく、自分が演じて楽しいだけではなく、聞いている人が楽しんでくれるように頑張ることも、目標にしています

:なかなか難しく・・・。 

 


リスナーとしてのマナーを身に着ける

 

これが、最も大事な参加の理由のひとつです。公の場で、人に迷惑をかけない行動を身に着けてほしいです。

 

:マナーを身に着ける練習をす 

絵本コンテスト参加の意義(4)

なぜ、英語のリズムを大切にするのか?

 

通じる英語を話せるようになってほしいです。主人公の気持ちになって感情を込めて英語を言う中で、英語独特のリズムや抑揚に慣れていきます。人のコミュニケーションの中で、言葉そのものの力は30パーセントぐらいと言われていて、「声の抑揚、声質、顔の表情、そして、ジェスチャー」でお互いの言いたいことを理解していると言われています。英語は、特に、それが顕著です。日本語と英語では、リズムが違います。

 

:実際、英語を試す場面を経験する

 

なぜ、ジェスチャーをつけるのか?

いろいろな目的でジェスチャーをつけています。リズムをマスターしてもらう目的の時もあります。また、英語そのものを理解してもらいたいことも大きいです。ジェスチャーをすることで、ことばの意味を理解することは、自然な言語習得の一つの方法です。また、体で覚えるということは、五感を使うことにもつながり、長期記憶につながります。しかし、まずは、子ども達が楽しく英語を言っていくことができるからです。想像力も鍛えられるようです。

 

:コミュニケーション力の一つであるジェスチャーを癖にする

絵本コンテスト参加の意義(3)

 
発表教育の実践場面としての絵本コンテスト

 

発表教育の何に役に立つのか?

 

当教室は、発表教育を指導の目標の一つとしています。それは、「英語でプレゼンのできる人材に育ってほしい」という気持ちがあります。これからの子ども達は、将来、どこで活躍するかわかりません。自分の考えを持ち、それを、他の人に積極的にわかってもらう力が必要だと思っています。他の人にわかってもらうスピーチができることは、大事なスキルです。我が家の子ども達は、イギリスの幼稚園、小学校に在籍していましたが、発表教育がさかんでした。小さいころから、多くの人の前で発表することを習慣とさせていました。その中で、きちんとプレゼンができる人材が生まれるのではと思います。

 

:数をこなし、人前での発表に慣れる

 

なぜ、絵本なのか?

 

生徒たちは、複雑な英語を作ることはできません。しかし、絵本の中の英語というのは、人に心を伝える力があります。絵本の主人公になったつもりで英語を言う中で、「自分の気持ちを英語で言う」練習になると思います。

:聴衆に気持ちが伝わる話し方を身に着ける

絵本コンテスト参加の意義(2)

失敗を恐れない

頑張っても成功するとはかぎりません。でも、「頑張った自分をほめよう、そして、今度は、もっと工夫しよう」という気持ちから、次のステップへ進めます。このことについては、私たち育てる側の声掛けが必然となると思います。具体的に、「ご飯を食べる前にちゃんと英語の練習をしていたね。すごい!」と見守ってサポートしていてくれるということは、この年齢の子供たちにとっては、励みになるのではと思います。「できてない。練習たりないからでしょ。」と、気持ちをそぐような言動はぐっとこらえたいです。難しいですが。

:舞台では、今までの成果を楽しむ気持ちで演じる

 

自分を認める経験

グループで参加している生徒は、それぞれの持ち味の違いがでます。しかし、「他者を認め、自分を認める」という経験をしてくれると本当にうれしいです。「あいつはできるけど、僕はできない・・・できない姿を見られたくない」という気持ちは、自然なものなのですが、なんとか「僕は僕なりに頑張った。次は、もっと頑張れる」と自分を誇れる機会になればいいなと思います。

:できるようになった自分を好きになる

 

仲間とがんばる楽しさを知る

これも、グループで参加しているクラスに生まれている空気です。生徒たちは、本当に優しくて、「あいつ、できないぞ」と非難などしません。:お互いの良さを認め合う気持ちを持てる機会

絵本コンテスト参加の意義(1)

7月7日の絵本コンテストを前に、参加の意義について、考えてみました。

 


自立した学習者を育てるためのプロジェクトとしての絵本コンテスト

 

自立した学習者を育てるために

「目標をたて、それを達成するために工夫していく」ということは、何かを身に着けるためには、大切な要素です。現在、社会で注目されている方たちに共通している姿勢は、そこにあります。また、中学以降の英語学習においても、「自分で工夫してなんとかしていく」という姿勢は、不可欠になります。

 

:コンテスト参加が目標 

 

成功体験をさせていく

上記の姿勢を身につけるためには、「経験する」ということが、一番大きな助けになります。「できないと思っていたけど、意外とできた」、「楽しかった」ということが、次へのステップになります。

 

:毎回のレッスンで、次の細かい目標に挑戦