今年も、mpi創始者の松香洋子先生のお話を聞けました

私たち、mpi English schools の主催者は、常にmpiメソッドの研究をしながら、指導をしています。

昨日、大阪に、80名以上(関西、四国、中国、石川県から)の主催者講師が集合し、

松香洋子先生の話を聞ける機会がありました。

私たちのできることをコツコツやり遂げ、生徒たちに結果を出させる手伝いをしていく立場の私たち。

生徒たちは、生もの。 現場で、生徒たちに応じ、どのようにカリキュラムを上らせるか、常に研究していっています。

松香先生は、私たちを、励まし、勇気づけてくれています。

教室で、ひとりひとりの先生たちは、孤軍奮闘していますが、仲間がいて、支えてくれる本部があり、

先頭を切って、私たちに指導の道を示してくれている松香先生がいます。

宗教にように聞こえますが、「宗教ではありません」

きちんと確立されたカリキュラムと指導法、良質な教材のもと、生身の生徒たちを相手に、戦っている私たちの応援部隊があるということです。

今年も、ひとりひとりの講師が「がんばります!!」と帰宅しました。

宗教ではありません。 松香先生は、教祖様ではありません。

ちゃめっけたっぷりの我々の大先生です。

英語は、生活の一部にすることから

自宅でたくさん英語を聞く機会を作ってくれていたママが、

「一週間に一回の英語教室だけで、英語に慣れていくとは思っていません」

と、引き続き、当教室の教材を自宅で楽しんでくれると話してくれ、とても、嬉しかったです。

当教室の方針は、

「ご家庭と二人三脚で生徒を育てる」

というものです。英語を生活の一部として取り入れていただける保護者の方々と歩んでいます。

保護者の方は、「英語が得意な方」である必要はまったくなく、むしろ、「英語を教えるなんてできません」という方の方がいいなと思うときもあります。

それは、CDをかけて、一緒に英語を楽しむ姿勢をお願いしているからです。

過去に英語が得意なお母様が一生懸命CD無しで英語を教え、なかなか英語のリズムに慣れなくなったケースも見てきました。素晴らしい発音であっても、ネイテイヴのリズムとは違っていました。

英語の音は、CDに任せましょう。でも、小さいうちは、「ママと一緒」が楽しいです。

無理はしないで、なんとなくやわらかく自然に英語を取り入れる生活をしてくれたらうれしいです。

 

教室に来る前の少しの時間、あるいは、車で移動中の少しの時間、CDをかけて歌う機会を作っていただけたら嬉しいだけなのですが。

 

英語を自宅で教えることは、一切なさらないでいです。それだけなので、

残念ながら、「英語教室に行かせているから、自宅では、何もしなくていい」という方針のご家庭の場合は、他の教室を探していただきたいと思っています。

コップの水があふれるように

どのクラスに入ってくれる生徒でも、「初めからペラペラと英語のマネをする」ことは、できません。

自分から、英語を言えるようになる時期を教室でも、待ちます。

今週から参加してくれる年長さんの生徒さんがいます。

ご家庭の事情で、長い間、英語に興味を持ちながらも、英語教室に参加することができなかったそうです。

でも、自宅で、TV,CD等の音声教材に触れる機会をたくさんお母様が作ってくれていました。

「たくさん英語を聞いて聞いて、でも、やはり、英語を話したいという気持ちを抑えられなくなったみたいです。」

と、体験授業に来てくれました。

目を輝かせ、初めての英語教室にも関わらず、楽しそうに過ごしてくれました。

「コップの水があふれるように、英語を話したいという時が来たのですね」

とお話しました。途中入会は大変ですが、がんばってついてきてくれると確信しました。

年長さんクラスの生徒たちは、今、「英語を言うことが楽しくて楽しくて」の時期にいます。

皆、小さい時からたくさん英語に触れてきた生徒たちです。

プレフォニックの時期が充実しています。

 

 

BBLを読んでいます

教室では、今学期の仕上げとして、フォニックス時期のクラスでは、BBLを読んでいます。

BBLとは、mpi教材の一つで、レベル別に上がっていける英語絵本です。

レベル0からあり、フォニックスを習いだしたら、すぐに読める本からスタートします。

前の本を読めたら、そこに出ていたことばが次の本に出ていて、

日本語に直さなくても、ことばの意味がわかっていけます。

また、ポストフォニックスの時期の生徒たち(フォニック学習終了後多読へ進む生徒たち)には、

「物語を楽しむ」しくみができています。

本の中の登場人物の学校生活で起こる様々なできごとにひきこまれていきます。

「わー、次はどうなるんだろう、読みた~~い」という気持ちが起こります。

この、「読みた~い」という気持ちがどんどん英語を読んでいく習慣を育てるのでは?

小学2年生から自分で読める英語絵本があって、「英語の本が読むこと」が普通に生活の1部になる。

それが、当教室で、目指していることです。

読むためには、たくさんの音がわかっていることが必修です。

大学生になった時に

大学生になった時に、トーイック受験ということが出てきます。

英語学科に在籍していなくても、特に理系の大学院に進む際の必修の資格になっているようです。

目指す点数は様々ですが、まずは、400点、次は600点を超えるという目標のようです。

大学受験が終わるとすぐに、次は、「英語は聞けないとだめですよ」という世界が待っていますが、

「まずは、テストに受からないとね」という目標で、リスニングをないがしろにしてきていると辛いなと感じています。

トーイックは、「リスニングパート」と「筆記だけのパート」の点数が半分ずつです。

トーイック点数獲得のために小さい時から英語を勉強するという考えはおかしいですが、

「英語は、聞けないと困る」という当たり前のことが、実際に起こっています。

また、「教科書さえ、受験英語長文さえ読めたらいいよね」ということで、英語力をつけようとすると辛いなと感じています。

英語を「日本語の本を読むように読む」という習慣が、楽しく英語の力をつけるコツです。

英語の音を聞くことを習慣にしている力も、習得の大きな力です。

その力があって、大学生になった時に「実用英文」(トーイックターゲット文)を読まなくてはならなくなっても、生きてきます。

英語を聞いたり、読んだりすることは、一人でもできることです。それを楽しめ、習慣にしていることが、「いろんな英語を習得する力」になっていくと思います。

高校生を教えていて感じること

当教室以外の場所で、児童英語出身ではない高校生も教えています。

音声学習を続けてきた生徒とそうでない生徒の違いをいつも、感じています。

「英語は、アルファベットを覚え、文法を知り、単語を覚えれば大丈夫」という考えで、勉強してきた生当たちを見るにつけ、英語学習は、つらいだろうなと感じています。

当教室の高校1年の児童英語出身生徒は、「英語の読み物を普通の読み物を同じように」楽しんでいます。

高校3年生の児童英語出身でない生徒は、「英語は記号みたい。日本語にすればいいんでしょ?」という感覚から抜けられなくて、「人の言葉」なんだと感じるまで時間がかかります。

幼児クラスで普通に使っている英語も、「暗記」という世界でしか、認識できず、

wave、動詞「~を振る」と覚えていき、長文に出てきても、場面をとらえることが難しく。

当教室の幼児クラスでは、体を動かし、一つの言葉として身に着けているのですが・・・。