第二言語習得③

事例があるので、紹介させてください。
レベル2クラスが[もっと英会話たいそう]を練習中です。
after you というフレーズです。
絵では、エレベーターから降りる時に、お先にどうぞという場面です。
これだけだと、よくわからなかったらしいです。
しっかり、動作もつけて歌える、言えるとなった時に、いろんな場面設定のスキットをしました。
その時に、「そういうこと!」と納得した声があがり、そこからは、大好きなスキットで、教室から出る時、玄関から出る時、
After you.と言い、順番の譲り合いで大変です。

もし、日本語で、[あなたのあと]と直訳で説明しても、「どういうこと?」(小学2年生の孫娘の口癖ですが)と言い、場面をいろいろ説明する必要もあるでしょうが、スキットで演じると「お先にどうぞ」と言いたい時と理解し、使い出します。

after の英語は、そのあと、after school というフレーズにも出てきてたりで、必要になれば、本来の意味
[~のあと]と理解します。

大事なことは、使えることで、海外では、よく使うフレーズです。

英会話たいそう、もっと英会話たいそうフレーズは、そういう目的です。

英会話たいそうは、松香洋子先生が、アメリカで身近な英語として使われていると集めたもので、各ユニットに大きなカテゴリーがあるので、確認してください。
このテキストは、最初は「ゼロから英会話」というもので、あとから動きや歌がつき、「英会話たいそう」になりました。ということで
年齢を問わず、使えるフレーズです。
「もっと英会話たいそう」は、世界で使われている英語で、場面にふさわしい英文で頻度が高いものをコンピューターの集計で選んだと松香先生に聞いています。

ベテランママたちには、耳だこ情報ですみません。

「すぐに忘れます」という場合、ぜひ、ご家庭で、[英会話たいそう、もっと英会話たいそう]フレーズを、ご両親も使い、家族で使う場面を作ってください。それが一番定着を促す方法です。
家族で英会話を楽しむが一番の方法です。
ご両親の英語発音に自信がなくても、生徒たちは音源で練習していますので、大丈夫です。

第二言語習得ですが、家族で楽しむゲームと受け止め、楽しんでください。
宿題を生徒たちがしていくことを管理ということではなく、家族で楽しむ方向でお願いします。

今回のオンライン発表あと、「ママに怒られる」と心配してた生徒もいますが「大好きなママに認めてもらうのが嬉しい」という愛情のあらわれと思います。

「家族で英会話スキット」というオンライン発表もしている教室もあり、大好評とのことです。