文を意味のあるかたまりに区切ること

英会話たいそうの会話で、” What’ s  your name ? ”  は、相手の名前を聞く時に使いますので、年少さんでも、丸ごと言えます。 しかし、2年生ぐらいには、What’s とyour とname の3つの音の固まりがあると気づいてほしいです。

そのために、CDでは、「歌の練習CD番号」と「絵を見ながら英語練習するCD 番号」があります。英語練習では、初めは、「丸ごと言う練習」、次に、「意味のかたまりに区切って言う練習」をします。 その時に、「音の固まりがいくつかあるんだ」と気づくか気づかないかで英語の覚え方が違っています。

「とりあえず真似すればいいんだ」ではなく、「ここが違うんだ」と気にして練習するかだと思います。

何かを習得していく時には、実は分析が必要です。「とりあえず覚える」という姿勢から「まず、観察して考える」という態度を育てることが英語教育には、欠かせません。

ことばで説明しても、理解できない年齢でも、経験を積めば、できるようになっていきます。

3年生ぐらいで、my name , my bag, my mom, your name, your bag, 次は、何かと問われて、「????」という場合、上記の態度ができていないということですが、そういう生徒もいます

とにかくたくさん覚えることがあって、考える暇もなく来ていることもあります。また、「質問されることに」に慣れていなくて、「まず、教えてもらうのが先」という癖があり、「自分で考える」ことをしないで来ていることも、原因かなと思うこともあります。

文を意味のあるかたまりに分けることで、長い文も覚えていけます。知っていることばが入っているわけですから覚えやすいです。しかし、こういう分析をせずに、「丸ごと音で覚える癖」の場合、すべて新しい音の固まりですから、膨大な音の音の固まりを覚えることになり、長期記憶として残っていくのが難しいです。

文字も意味のかたまりを見つける助けです。文字を読むことに苦手意識があると「読みたくない」ので、やはり、音で覚えようとしますが、文字を読むことに切り替えられた生徒は、細かい音も定着し、また、ことばの固まりで覚えることが促進します。

上記は、本当に習慣の問題なので、ことばで説明しても、「楽な方に流れる」という人間の修正で、なかなか、変わらない場合がありますが、発表の機会があると、友達の発表も聞き、自分の発表を友達がなおしてくれることもあって、少しずつ変わろうとしていくと期待します。

3年生以上については、こういう機会が、英語練習の態度向上につながると期待しています。

スピーチ発表の機会が変わるチャンスな時もあり、今回のオンラインスピーチ発表会は、本当にいい挑戦だと思います。