児童英語は、4年生までではありません。

現在、教室には、年少クラスから中学2年生まで、各学年のクラス(中学1年生クラスを除く)があります。

以前は、「児童英語は、4年生ぐらいまで、5年生からは、塾で中学英語の座学先取りします」という保護者が多く、当たり前のように教室継続をストップするということを聞いていました。また、「5年生になったので、少しは、話せた方がいいので会話教室も行かせたいです」ということで、このあたりから、「中学準備」と始める場合もよく聞きます。

そういう教室も、必要と思います。 いろんなニーズにこたえる教室は、英語教育という分野では、ありがたいです。

その中で、mpi学園前は、非常に特殊な教室かもしれません。

我が家は、「幼児から英語と日本語の世界で生活が普通」というケースだったので、そういうことを目指されている教室があってもいいのでは?と思っています。

英語は、言葉ですから、「知識として英語を知っている」では、使えません。母語の近い流れで習得していくことが自然と思っています。

しかし、母語ではないので、工夫が必要です。どういう工夫かというと「心の工夫」と思います。子どもたちに強制は、できませんし、したくありません。「将来困るからしなさい」ということばは、絶対に言いたくありません。

そういう状況で、「継続していく」には、「家だけで私が担当します。」でもなく、「英語スクールにお任せ」でもなく、ご家庭、教室、そして生徒の気持ちの三つが必要です。

そういう環境を整えていきたいという教室方針なので、ご賛同を得られるご家庭に巡り合う努力をしていますが、たどり着いてくださっているご家庭には、本当に感謝しています。

素晴らしい力をつけていく生徒たちを見られるのは、本当に楽しいです。こんなにできるようになった!と私が驚くことも多いです。