Saturday Class

私がお手洗いに行って(何とレッスン中に)

教室に戻ってみると・・・

CDの音楽と

何やら、ものすごく楽しそうな声がしている。

そうっとドアを開けると・・・

何と

あの子たちが

自主的に

椅子の上に立ち上がって (これも自主的に ^^;)

練習しているではないか!!!

今までで いちばん一生懸命やっていたので

思わず

拍手喝采した。

♪Ten fat sausages frying in the pan. One went POP! And another went BANG!♪

この写真はBANG!の瞬間(再現写真)だ。

たまに抜けてみようかな。

★ それにしても、この子たちは知らないうちに、このチャンツもジェスチャーも
覚えていた。去年、Tuesday Classや大人クラスで同じものをやっていて
何回か発表会で見ているうちに自然にインプットされていたようだ。
Yはお兄ちゃんも数年前にやっていたし。

Wednesday class

今年度はどのクラスでも出席シールを渡すとき、そのシールに因んだQuizを出している。フォニックスをやっているクラスは、スペルに関係したものも出す。

Jくんに出したのは「P-H-O-N-E」で、ちゃんとphoneが返ってきた。電話のシールをMABに貼ると、スイスイとボードの前に歩いてきた。何をするのかなと見ていると、電話の絵を描き始めた。

それで戻るかと思いきや、今度は赤いマーカーで何やら書き始めた。

Thes is PHOne. (緑字は私)

口で言えても、まだ文で書く練習はしていないので驚いた。

正にねらい通り、ネイティブと同じ「意味→音声→文字」の順序で習得していっている。

私たちが中学で教わったのとは全く逆の順序だ。私たちのときなら、先生が黒板に
This is a phone. と書いて、それを読んでくれて、「これは電話です。」という意味ですよ、と教えてくれたと思う。

音声を先にインプットしている今の子どもたちは、お母さんが子どもに繰り返し聞かせて間違って言ってたら直して、そうして覚えていく母語習得と同じ順序なのだ。

実物や絵を見て(意味をわかりながら)This is a phone.と何度も音を聴き、そして最後に文字で間違えながらもだんだん音と同じように書けるようになっていく。

だから、家で絵本(歌の本でも会話の本でもABCの本でも絵本になっている)を見ながらCDを繰り返し繰り返し聴くことは本当に大切だ。

絵本を見ながらのCDは母語のお母さんやお父さんと同じ役目なのだ。

と、改めて感じさせられた日である。

宿題コーナーに添えられた絵

昨年度の3学期のこと。

レベル1の絵本はDr.Seussの「The Foot Book」だった。

水曜日クラスでレッスンの最後に宿題を書き終わると、

待ってましたとばかりにZくんが

ホワイトボードにやってきて絵を描き始める。

消すのがもったいなくて、いくつか写真に残した。

1枚目は確か自分の足だったと思う。

2枚目は愛犬SUNと鳥の足。

3枚目はラビットの足。

おとなケーキ教室

生徒さんの保護者のママ友グループ内でケーキ作りをしたいと盛り上がり、ある一人の方が講師となり、6月26日(水)に、第1回ケーキ教室を開催することになりました。ことばの広場3丁目は午前中空いているのでキッチンを提供することになりました。
(施設使用料:1,000円)

ここは震災直後に建てられたカナダの輸入住宅です。キッチンに年代物オーブン(でも内部は新品同様でピカピカ)がありますが、ことばの広場3丁目が入った2008年より以前もそれ以後も一度も使われていませんでした。今回この話があり、果たしてこのオーブンは本当に使えるのかどうかわかりませんでした。大阪ガスさんの点検時、「使えるでしょうか?」と聞いてみたことがありますが、「無理でしょうねぇ」と言われていたからです。

そこで、1ヶ月前の今日、下見ということで、実際にケーキを焼くことになりました。しかし、材料を持って来ていただいても、使えなければ材料も無駄になってしまいます。

それで、料理好きのMさんに相談すると、「大丈夫!使えますよ」と心強いことばをもらい、昨日、下見の下見をしてくれることになりました。点火の一瞬、不安がよぎりましたが、何の問題もなく綺麗な炎が上がりました。いい色に焼きあがった手羽先のガーリックハーブ焼きは実に美味しかったです(ごちそうさま)。

そして、今日、フワフワの美味しいカップ・シフォンケーキ(chiffon cake)が焼きあがりました。講師のNさんと助手のMさん(別の)は手際がとても良かったです。当日は私も参加しようっと!

我が母も義理ママもパンやケーキ作りが本当に好きでした。私はひたすら食べる専門で、わが生涯でまともにケーキを焼いたのは2回だけ。オーブンが使えることがわかった今、レッスン中に夕食準備もできるし、たまにはケーキも焼こうかなぁ~。母の形見の年代物の道具もあるし・・・。

ご興味のあるケーキ初心者の方、ぜひ一緒に実習しましょう(^-^)/

★詳細はスクールカレンダーの6月26日(水)をご覧くださいませ。

今年もヤングアメリカンズが神戸にやってきた!

(写真1)手前左でバットマンのタンクトップを着て飛び跳ねてるのは一昨年ことばの広場3丁目に5日間ホームステイしたアンドリューくん、その隣のピンクの子がKちゃん、その隣のブルーのパンツがZくん、その隣の黄色とグリーンのTシャツがKくんです。みんなみんなJump, Jump, Jump!!! 一人まだ入り込めない子がいますが、キャストのお兄さんが一生懸命声かけをしています。

(写真2)最後のショーが終わり、キャストとのハグタイム。ショーで着た白いTシャツのあちこちにサインをもらったZくんとKちゃんです。

(写真3)全て終わり、最高の笑顔の3人です。右からKくん、Kくんのお姉ちゃんのRちゃん、そのお友だちのKちゃんです。

今年も神戸山手短期大学にて5月18日(土)19日(日)の2日間、ヤングアメリカンズのワークショップが開催され小1から高3までの約200名が参加しました。

ことばの広場3丁目からは最年少の小1のZくんとKくん、小2のKちゃんが参加しました。Kくんのお姉ちゃんのRちゃん、そのお友だちのKちゃんも参加してくれました。

今年は3日間が2日間に凝縮されたハードなスケジュールだったので、まだまだ幼い彼らが途中で眠くなったりしないか心配しましたが、朝から晩まで丸2日間ずっと踊り、歌い、キャンパスの中で練習の場がよく替わるのでその会場間を走り回っていました。

体力的にはギリギリのところを超えていたはずですが、50名ほどのヤングアメリカンズが全身全霊で指導することで、何かマジックに掛けられたように元気に活動していました。

2日目の最後には2日間で仕上げたミュージカルをヤングアメリカンズのキャストたちと一緒にショー仕立てで見せてくれました。大きく分けると3つの構成になっていました。ディズニー・ナンバー、ビートルズ・ナンバー、そしてライオン・キング(いちばん小さいグループはこのナンバーは脇で見ています)です。

小1から小3までが白いTシャツ、小4と小5が青、そして小6と中高生が赤のT-シャツを着て、その3つのグループに分かれたり、小さい子と大きい子が混じったり、小さなグループあり、大きなグループあり、ソロあり、いろいろな組み合わせで楽しませてくれました。

体育館がステージだったので、保護者の皆さんはさぞかし見辛かったと思いますが、皆さんからのフィードバックは我が子の頑張る姿や輝く笑顔に接し、心を揺さぶられたという声の方が断然大きかったです。

Wednesday Class

その1

いつも一人で早めに来るのに来ない。心配になってママに電話する。出ない。お宅にもする。出ない。メールする。送信して直ぐ、ママと二人、何だか重たい空気で上がってきた。学校でケンカして泣いてたという。耳が真っ赤に腫れてて保冷剤で冷やしながらレッスンをスタート。

予定外に彼が大好きなCatChatから始める。Unit1と2のバラバラにした絵カードを広げ英語が言えるカードから拾っていく。いつもの半分ほどの声だが次々にクリア。直ぐ出てこないのはしばらくじっと考えて言う。普段家でよく言ってるらしい “That was close.”(危なかった~!) を言い間違えそうになった当たりから笑顔が少し戻ってきた。24枚中勘違いしたのは2枚だけ。カードを裏返して自力で読んで確認できるのがすごい。

WE CAN! Starter Unit13, My Family and Other People(家族だけでなく、おじさん、おばさん、いとこ、友だち、隣人)を導入する。子どもたちは家族のことばが大好きだ。声も動きもどんどん大きくなり、終わったころには完全に復活してたし耳の赤みも取れていた。

聞いたところ、仲良し同士で手を繋いでいて手を離したことで揉め、彼が先に蹴って、相手が本を投げつけた模様。でも、二人とも謝って仲直りしたとのこと。

良かった、良かった。

その2

最初のMABタイムは極力簡単に済ませて、肝腎なレッスンに早く入りたいと思っている。

出席シールを貼って、リスニングの時間を聞いて、宿題をしたかチェックして、教室で使うことばを通しで練習しているときのこと。

終わりの方に “How do you spell xxxxxx?” (xxxxxはどうつづるのですか?)というのがある。いつもはそれぞれの名前や簡単な単語のスペルを尋ねて終わるのに、今日はなぜか一人にお母さんのスペルを聞いてしまった。

それからが大変。言えなかったのが悔しかったのか、どうしても言いたいと言う。それも家族全員。犬の名前もリクエストがあったが今日はノータイム!

お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん、きょうだいの名前をノートに書いた。同居していないおじいちゃん、おばあちゃんは名字も異なるし、中国人のお母さんの名前は結婚しても変わらないし。3人クラスで今日は1人欠席だったが、全員出席だったらMABタイムだけでどれだけかかったことか。

子どもたちは本当に家族が大好きだ。

それを実感した1日であった。

それに、来週からスペルを聞く楽しみが増えた。

Tuesday Class

女子2名がそれぞれ進学塾への入塾、転居などの理由で抜けてしまったので、独り残った男子が孤軍奮闘している。と、称えたいところだが、今日とんでもないことが発覚した。

宿題の内、やりやすい歌のCDとCatChatのDVDだけ見て、肝心な Speech Adventure for Kid 2 と This is Phonics! 1 の宿題を全くやっていなかった。

それだけではない。ふと本人の This is Phonics! 1 の巻末を見ると、な、な、なんと、CDの袋が未開封のままだったのだ。今日までCDを聞く宿題をどうやって切り抜けてきたのだろう。

本人は「自分でもびっくり!」とか言っていたが、私も自分の不覚に仰天!

Speech Adventure for Kids 2 では Unit 1 からさっそく、友だちに好きな科目(どうしてかも)をインタビューしてレポートする活動もある。私も友だちの一人になるが、まだ足りないので、教科書に出てくるTakuyaくん、Mikaさんにもカードでご登場願う。ここまでが先週。

妹、お父さん、お母さんの好きな(好きだった)科目を聞いてレポートをノートに書いてくるのが宿題だったが全くやってこなかったので、今日の特別ゲストKenさんと、のちのち教科書に出てくるBethさん、Rickくんにもインタビューした。

いよいよスピーチの準備に入った。教科書にあるMikaさんのスピーチを参考にして真似する。自分のことと、一人友だちを選んでその友だちの好きな科目も発表する。だれを選ぶか興味津々だったが、Kenさんを選んだ。やっぱりカードの友だちより目の前にいる人がいいんだなぁ。

スピーチのとき、参考にするマップも教科書のを参考にして自分のを描いた。このマッピングは将来いろいろ役立ちそう。

先ずはMikaさんのスピーチをCDをたくさん聞いて練習する。そして、自分のスピーチの原稿を書く。マップを見て自分のスピーチの練習をする。そこまでが今日の宿題である。

来週を楽しみにしてるね、Kくん!

Sunday Class

「中学生は忙しい」と諸先輩から伺っていたが、これほどとは思わなかった。

先ずは「外国人もビックリ!」の部活が占める割合。ことばの広場3丁目初の中学生クラスの2人も剣道部とテニス部に入部した。平日はもちろんだが、何と、土、日にも練習があるのだ。私もずっと運動部だったが、週末まで練習があっただろうか。忘却の彼方である。

次に塾。週に2~3日、部活が終わってから夜10時近くまで、勉強するそうだ。

更にそれ以外に習い事もある。

そういう超多忙生活にmpi English Schoolsが入り込むには、悲しいことに、日曜日の朝しかなかった。しかし、やっと確保したその貴重な時間に、恐ろしいことに部活の練習が入り込んでくるらしい。

顔を見る度に「もうクラブ辞めた?」と聞く私(笑)。「ぜったい辞めない!!」と二人。「クラブ辞めないんなら、私が出した宿題は、か・な・ら・ずやること!」と約束させた。

今日、Speech Navigator1, Unit1の最初のスピーチが完成した。宿題の1つに「毎日1回だけでいいから、そのスピーチをおうちの人の前で発表する」というのがある。

二人はmpiと同時に塾でも英語をやっている。保護者の方はmpi Englishにはコミュニケーションのための英語、実践英語を期待して通わせてくださっている。

二人のママの嬉しいことばを勝手に掲載させていただきます。

「毎日忙しい中学校生活ですが、少しずつコツコツやっていってくれれば…と思ってます。宿題やってる? わからないところない? わからないところあったらパパに聞いてやってみて! と、発破かけ係、頑張ります。」

「一か月たって、学校、部活、塾のサイクルにも慣れてきたので、恒子宿題も日常に少しずつでもいいので、習慣にしていきたいです。習慣。…やらないと気持ち悪いって思えるように、もっていけたらいいなあと思います。」

多読は足し算の実践の場。

フォニックスを学習している子たちは、mpiのBBL(Building Blocks Library:レベル0からレベル9まである)の絵本を読むと、1冊読むたびに、自分のファイルのリストに語数を足していく。

計算のし方を見ているとおもしろい。計算が得意な子もいれば、3桁になったころから怪しくなってきてそのたびに確認してくる慎重派もいるし、間違いを恐れず自分でどんどん計算している子もいる。

まだレベル0、1、1A、2、3の1部なので、1冊あたりの語数はまだまだ少ない。

連休前には「1,000字を超えた」と大喜びしてた男子のファイルを見ると300台から一気に800台になっていた。今週は「連休中に家でたくさん読んで3,000を超えちゃった」とまたまた大喜びしていたが、1,000台から2,000台に跳んでいた。

気持ちが逸って繰り上げも一気に跳ね上がってしまうのかもしれない(笑)。

「V」は こそばゆい!

今日のおもしろかったこと。2クラスで発音に絡んだ話。

何でも思い切りのいいJくん。「n」だったか「m」だったか鼻に抜く練習してたら、鼻から3本ズルズルっとハナが出てきてしまった。”Blow your nose!(ハナかんで)”と言う前に笑いすぎた私の鼻からも…。二人同時にかみました。

1か月のお休みの後、今日から復帰のKくん。「V」が「B」と紛らわしい。CDでは「 /vi:/、くちびるかんで、/vi:/」というところだ。上の前歯がぐらぐらして痛いらしい。「かまなくてもいいから下のくちびるの塗れているところにそっと置いてごらん。おなかに力を入れて声を出して…」自分で鏡を見て、きれいな音が出た。

となりのNちゃん。「V」は得意中の得意。Kくんが奮闘中もずっと音を出し続け「こそばゆい」ともらした。私は静岡県出身で「こちょばい」とか「こしょばい」とかは関西の夫から初めて聞いたことばだ。「くすぐったい」の意味だが、実は「こそばゆい」は由緒正しき古語とのこと。「う~ん、Nちゃんのこのことばは実感がこもってる」と感心したのだ。

さてと、Nちゃんは何となく「日本語に近い音は英語の音ではない」と思ってる節があり、「G」を /zi:/ に近い音で発音する。「おじいちゃんのじ、じいじのじ」と、CDも私も言ってるが何となく疑ってる気もする(笑)。また、”Do you like sushi?” は “Do you like suthi?” に聞こえる。よく見ると、最後にかわいく舌を出している。