2016年度のまとめ その2

ご家族の前で発表すると却って緊張するという子もいれば、家族なら全く緊張しないという子もいます。ステージもないし、マイクもないし、目と鼻の先の発表なので、全員が終わってみて、照れくささはあるものの大抵の子はリラックスしてやっていたように思います。

 

・発表を始める前にいつも通り、出席シール → 皆勤賞、精勤賞の表彰状と賞品を受ける。

・CD(DVD)視聴時間記録を伝える → Great Listener Awardの表彰状と賞品を受ける。去年の4月に自分で決めたゴール(目標時間)と比べて勝因、敗因を思い起こす。

・新年度の教材を渡す(発表後に渡した子も)。

 

① 始まりのあいさつも終わりのあいさつも普段の当番のようにしました。

 (先生のことばが言えることで褒めていただきましたね)

 

② 歌・チャンツは1年間習った曲の中から自分の好きな曲を3つ選んで、歌う前に指を当てながら読み、終わったらDVDカラオケで歌いました。時間があればご家族(や私)から1曲ずつリクエストをいただきました。易しいのねと頼む子もいましたが、大抵いちばん長いのや難しいのがやってきましたね(笑)。

(歌えるよりも読めることを褒められた子がたくさんいましたね)

(家で一緒に聴いてらして一緒に歌ってくださった方も)

(新年度はお母さんも一緒に覚えるから教えてねと頼まれた子もいましたね)

 

③ スピーチの前に「ぐるぐるチャンツ」をCDなしで唱えました。レベル4はSpeech Adventure for Kids 1、レベル5は1と2、レベル6は1~3を通しで。各トピックで自分自身のことが答えられるか質問もされました。

(かなり読めていると褒められる子が多くて嬉しかったですね)

(普段たくさん練習している子は本当にスラスラ読めていてお見事でした)

 

④ いよいよ自分で用意したスピーチを立ちあがって発表しました。コラージュ(貼りつけたもの)や自分で描いた絵などをうまく使っていた子もいます。レベル4は正面に貼ってあるアイコン(各トピックを簡単な絵で表したもの)を見たりして大体それに沿ってスラスラと話していたと思います。レベル5やレベル6になると、やはり選んだトピックに対する自分の思い入れの強さとか、ちょっとした工夫がスピーチの面白さや、如何に印象に残るかに影響していたと思います。新年度はこの辺に重きを置いてみたいです。

 

⑤ 全く事前練習なしで私との即興のQ&Aをしました。ここがいちばん実力が出るところで見せ場だったと思います。

(私の言ってることがほとんど聞き取れて適切な受け答えをしていることに感心された方が多かったです。私も嬉しい驚きでした。)

(お父さんの誕生日を知らない子が多くて、お父さんをがっかりさせてしまいました。覚えましょう。)

(質問されるだけでなく聞き返す子がまだまだ少なかったので、それができてる子は素晴らしかったです。)

 

⑥ 月曜日の英語クラブに参加している子には3学期に練習した英語落語「Monkey」をやってもらいました。

(笑ってもらえて良かったね)

(演じた後、座布団をひっくり返したり、手拭や扇子なども使って演じたことを褒めてもらいましたね)

 

⑦ 時間があった子はフォニックスの絵カード、字カードを習ったルールの順にスピードリーディングしてもらいました。

(がんばって読もうとしている態度を褒めてくださいました)

(ずいぶん読めるようになったと感心してくださった方も)

読めるようになった英語は書けるようにしていきます。7月に第1回スペリング・コンテストを開催予定です。易しい9級から最後の1級までレベル別に参加できる形式でやりますので、生徒全員が参加できます。保護者様も是非ご参加ください。

 

大勢の保護者様と個別にお話しすることができて非常に有意義でした。私の知らないお子さんの様子を垣間見ることもできました。クラスでとてもしっかりリーダーしている子が意外や甘えっ子だったり。今回時間に余裕のあった方には、お子さんを育てて、「これは成功したな」「良かったな」という成功体験を聞かせていただきました。「一度始めたら止めない態度」「自主的な態度」「何かを楽しむ態度」「優しい性格」「辛抱強い性格」「本番に強い子」「何かやったら結果を出せる子」「家族を楽しませるお茶目なところ」「兄弟の仲がいいところ」「家族を思いやる気持ち」「家族を手伝う姿勢」などなど、いろいろです。私が感じたのはみんな家族思いのいい子が多いなぁということです。今後大いに参考にさせていただきます。

 

最後に、

お子さんがじっとしていなかったり、ふにゃふにゃしてたりしていた時、その姿勢を正す方が何人かいらっしゃいました。その中で一人の御祖母様がお孫(男子)さんが頬杖をついてた時、ピシャっとその手を払い、「頬杖ついていいのは桃井かおりだけよ!」と言われたのを思い出しては、笑いが止まらない私です。

2016年度のまとめ

今年初めてのブログです。風邪やインフルエンザに罹らなかったのも珍しいのですが、ブログを書かなかったのもかなり珍しいことでした。10年振りに首、肩に痛みが出て集中してパソコンに向かえなかったのが一番の理由かなと思います。人間ドックの医師によると年齢に関係なく「五十肩」と言うそうです。

 

例年3月20日前後に全体の「1年のまとめ発表会」をしましたが、今年は3月20日から昨日の29日までご家族でご都合の良い曜日と時間帯を選んでいただき「個人発表会&懇談」を試みました。各賞の表彰は保護者様のすぐ目の前で行ないました。

 

★CD(DVD)視聴200時間達成賞(Great Listener Award) 7人

1. KY(Maple) 430時間 (Can We Be Friends? with CD & Speech Navigator 1 CD)

2. YO(Jupiter) 330時間(Speech Adventure for Kids 2 CD)

3. KK(Jupiter) 304時間45分(Speech Adventure for Kids 2 CD)

4. KY(Mercury) 223時間(Presentation Workbook 1 with DVD)

5. KK(Maple) 221時間45分(Presentation Workbook 1 with DVD)

6. NI(Maple) 217時間45分(Presentation Workbook 1 with DVD)

7. HN(Jupiter) 200時間(Speech Adventure for Kids 2 CD) 

 

★皆勤賞(Perfect Attendance Award) 10人

(火)Mars: SY(Speech Adventure for Kids 2 CD) / YY(Speech Adventure for Kids3 CD)

(水)Mercury: KY(Can We Be Friends? with CD)

(木)Jupiter: KK(Japan Chants with CD)

(木)Maple: KK(Can We Be Friends? with CD) / NI(Japan Chants with CD)

(金)Venus: ZI(Can We Be Friends? with CD)

(土)Gold: NS(Speech Adventure for Kids 2 CD) / YT(Speech Adventure for Kids 2 CD)

(土)Coconut: KI(Can We Be Friends? with CD)

 

★精勤賞(Nearly Perfect Attendance Award) 3人

(木)Jupiter: SN(Japan Chants with CD)

(木)Maple: MW(Can We Be Friends? with CD)

(金)Venus: TW(Presentation Workbook 1 with DVD)

 

今回、上記賞品の中で、生徒のレベルに関係なく、mpi新刊絵本「Can We Be Friends? with CD」が多かったのは、昨年11月に東京で開催されたmpiキッズコンテスト全国大会に出場した子たちからリクエストがあったからです。著者お二人のひとりであるイギリス人のパトリシア大江さんがコンテスト審査員3人の内のお一人だったこと、偶然うちの2チームともパトリシアさんから直接賞状を頂いたこと、そして、パトリシアさんが会場でこの絵本の読み聞かせをしてくださったことで、全員がこの絵本の虜になりました。新年度の3学期にレベル0の幼児クラスで使う予定ですが、記念に持っていて価値のある美しい絵と優しいストーリーです。Greatest Listener Award(430時間)のKYは将来インターナショナル幼稚園の先生になりたいそうなので、いつか園児さんにこの絵本も読み聞かせして欲しいと思い賞品にしました。

 

 

 

その2に続く