閏年のお話

今年は閏年( うるうどし)ですね。

英語では a leap year とか an intercalary year とか a bissextile yearとか言うそうです。

うるう年にまつわる9つの話を読みました。その中の1つを紹介します。

 

 

ジュリアス シーザーJulius Caesarの時代、実は、2月Februaryは30日あった。

 

8月Augustが29日しかなかった。

 

その時代、ローマでいちばん偉かったジュリアスの名前から名付けた7月Julyは当然ながら31日あった。

 

ジュリアスから政治を継承したアウグストゥスCaesar Augustus

「自分の名前にまつわる8月Augustだけ2日も少ないのはけしからん❗️」

と怒って7月と同じく31日に増やした。

 

その結果2月が28日になったとのこと。

 

 

夏のオリンピックが来る4年毎に、2月に1日足して、太陽暦を調整している訳ですが、2月はなんとなく特別で素敵な月です。昔はその特別な29日には何か特別なことをしても許されたそうです。例えば、女性から男性にプロポーズするとか。今ではそんなに珍しいことではありませんが。

It’s just too cute for me to eat!

http://youtu.be/EJXzxW4EEzc

 

ママが用意してくれた夕食があまりに可愛くて食べられず泣いてしまった男の子の動画です。

こんなに小さくてもいわゆる構文をじゃんじゃん使って話しています。

最近の日本の幼児さんも、語彙も言い回しもすごいですね。幼児さんのお口から

「・・・・・・・・・。 しかも、・・・・・・・・。」とか聞こえてびっくりしました。

英語は特に主語も目的語もしっかり入れないといけない言語です。日本語は主語など省略してもわかりますが。

 

さてさて、英語字幕を逐字訳(ちくじやく:原文の語句をひとつひとつ忠実に訳す)ではなく意訳(いやく:ひとつひとつにこだわらず全体の意味に重点をおいて訳す)してみました。私は神戸に10年も住んでいるのにまだ関西弁がしゃべれないのでKenさんにお願いしました。

 

Mom: Just take a bite. (まぁ、一口食べえなぁ)

Boy: It’s just too cute for me to eat. (こんなカワイイの食べたらかわいそうやん)

Mom: What should we do with it? (ほな、どないせぇいうの)

Boy: I don’t know. (しらん)

Mom: May I help you get your first bite? (ほら、ちょっと、あぁ~んしてみぃ)

Boy: No, no, no. NO!  (いやや、いやや、いやや。 いやや~!)

        It’s too cute for me to eat. (食べられへん)

Mom: Then what are you going to eat for dinner? (ほな何食べる言うのん)

Boy: I don’t know. (しらん)

Mom: What are we going to do with this? (ほな、これどないすんの)

Boy: Mommy, you never make something like this for me. (ママ、こんなん作ったらあかん)

        Becuase, (だって)

        this is just too, too cute. (かわいすぎるやん)

Mom: You don’t want me to make it that cute? (かわいく作ったらあかんの?)

Boy: No. (あかん)

Mom: Do you want me to mess it up  (ほな、ぐちゃぐちゃにして

          and make it do a sad face,     悲しい顔にしたら

          so then you could eat it?      えぇん?)

Boy: No, I want it to stay with a smile. (あかん。笑ってる方がえぇにきまってるやん)

 

         

 

Hi!

https://m.youtube.com/watch?v=XL6E4y7DTn4

 

106歳の女性がホワイトハウスを訪れオバマ夫妻に面会された時の様子です。全身で歓びを表現し、はち切れんばかりの声で「Hi!」とあいさつされています。字幕もありわかりやすいのでご覧ください。

 

今日、体験レッスンに来てくれた小2のAちゃんも大きくハッキリと「Hi!」が言えてとても気持ちよかったです。

My Homework

私たち教師にも宿題が出るのです。

世の中が聖バレンタインの日で恋人や家族でゆっくり過ごしている、その時に、関西、中国、四国地方のmpiパートナー講師と東京からは松香洋子会長や名古屋からも先生方が大阪に集まりました。1年で1番大切な実践セミナーの日です。

 

午前は児童英語界の「とっとちゃん」松香洋子会長から最新の情報を交えたこれからの指針となる講義があり、午後はポスターセッションとパワーポイントを使ったプレゼンテーションがありました。プレゼンテーションはスピーチと同じように自分が用意したものを一方的に話します(終わってから質疑応答はありますが)。ポスターセッションというのは自分から話すのではなくポスターを見てくださった方の質問に答えていく形式です。ですから、どんな質問が来るのか予測が立たないのでこちらの方はコミュニケーション力が鍛えられます。昨年から、子どもたちにも夏のMr.Gooのワークショップや関西キッズ発表会などでした形式で少しずつ浸透させていこうとしているものです。

 

昨年はトピックは自由で英語教育に関係なくても何でもオッケーということ(ただし、人と重ならないものを選ぶこと)で「日本語の『ん』について」(「ん」の発音の歴史と英語・インドネシア語・中国語との比較)を選びました。ポスターセッションなるものがどのようなものかもよく知らなくて、今考えると随分ペタペタといろいろ貼りつけたものです。短い時間に言いたいことがありすぎて一番伝えたいことが伝えきれなかったと思います。それでも、新しいチャレンジに心が躍りました。

 

今年は、mpiの教材を使って、フォニックス導入前のステージ、フォニックス導入のステージ、フォニックス導入後のステージの3つから選ぶことが条件で後は自由でした。生徒を対象とした実際のレッスンの導入でもよいし、教師向けでも。ステージはフォニックス導入と決めて、最初は「もっと英会話たいそう」を選び、どうしたらもっと定着させられるか考えましたが情報量が多くなりすぎて簡潔にまとめられず、土壇場でDr.スースの絵本「HOP ON POP」に変更しました。

 

Dr.スースはペンネームです。アメリカ人ですが、ご両親はドイツ系なのでSeussは「ソイス」と発音されていたようですが後に英語の世界ではだれもが知っているマザー・グースの「グース」とライムしている「スース」に変更したそうです。

 

この本は390の単語で成り立っていますが、数えてみるとその内の60%である222語がライミング(韻を踏んでいる)単語なのです。それもフォニックスのほとんどのルールから登場しているのでフォニックスを学びながら使うのにとても役立ちます。CDを頼りに読むところもありますが、自分の力でどんどん読めるのがすごいのです。音読時にはライムしているところは口に出して読むとリズミカルで楽しいし、絵本に出て来るキャラクターも愉快なので、子どもたちは大好きです。けっこう長い本なので飽きるかと心配もしましたが、読み始めて1年近くになっても喜んでページを開きます。フォニックスの絵辞典のようにも使えます。

 

こんなことをポスターセッションとプレゼンで伝えました。2年目の今回は情報を絞り、短い時間の中で言いたいことは大分伝えられたかなと思います。自分で成績をつけると去年が60点だとすると今年は

ポスターセッション 回答側・・・70点(相手の質問に自分が話すことが多過ぎたように思う。特に松香先生に質問を受けた時は嬉しくて舞い上がった感強し)

ポスターセッション 質問側・・・60点(体調のせいかパワー不足だったかな)

プレゼンテーション ・・・80点(何とか伝わったかなと思うけれど、まだまだ改良の余地ありです)

 

最後にプレゼンでは紹介しませんでしたが、とてもファニーな動画を載せます。口の動きを見てください。練習するのにとても参考になりますよ。彼女に負けないぐらい大きな口で練習してみてください。

 

https://www.youtube.com/watch?v=14ToKt7WUFM

 

 

★★ 今週は嬉しいニュースが2つあります。中3のTK君が希望していた高校に合格しました。そして、水曜日の午前にあるワンコイン倶楽部で英検準備をしてきたBさんが見事高得点で合格しました。2人ともおめでとうございます。よくがんばりましたね!!

 

 

English Nick Names

今日は建国記念日で祝日でしたが、大阪でWe Can!のセミナーがありました。9年間カリキュラムはもちろんですが、We Can!のシリーズが大好きで、ほぼ毎年参加しています。うちでは、ほぼ全クラスで「We Can! Starter」を絵辞典のように使っているので、今年のセミナーは特に役立つものでした。

 

さて題件の「英語のニックネーム」ですが、ひょんなことから小学生以上の生徒たちに英語のニックネームをつけてみました。もう随分前に1人の男子が自分で英語のニックネームを付けて教室でそれを使っている内にすっかり定着しています。自分でも本名と使い分けています。

 

自分の名前というのはどこの国に行っても変わらずそのままでいいものです。シンガポールに住み始めたばかりのころに参加した中国語のクラスで、先生に当然のように自分の名前を中国語読み(矢野恒子を「シーイエヘンツ」)に変換されて違和感を感じたことがあります。慣れていないこともあったでしょうが、断りもなく独断で変わった呼ばれ方をして驚いたのだと思います。逆に日本でも中国語名を日本語式に読んでいますね。毛沢東は「モータクト―」と。慣れていく内に自分でも中国語で名前を紹介する時は「シーイエヘンツ」と言っています。でも、何年かして北京出身の親友に中国名(小燕「シャオイエン」)をつけてもらった時はとても嬉しかったです。今でも大切に使っています。

 

英語教室は外国でもない、完全な日本でもない、ちょっと特殊な場所として過ごして欲しいと思います。切り替えるために英語のニックネームがあっても面白いかなと思いました。もちろん、一人一人に確認して嫌がったら止めるつもりです。意外なことに今のところ気に入ってくれています。

 

私にもつけてみました。男性にも女性にもいけそうですが、Tsunekoの頭文字を取って「Terrie」です。ノリのいい子たちは既に”Hello, class.”に”Hi, Ms.Yano”か”Hi, Terrie.”と言い始めました(笑)。

臭わない

教師の私にとって、このシーズンは魔の季節。必ずと言っていいほど風邪を引きこんでしまう。大抵はクラスのだれかしらが咳をしていてそれをもらってしまうからなのだが。年末年始までは調子よく元気だったが、1月の下旬になって咳が始まった。教室のあちこちをアルコールで消毒したり、換気をよくしたり、アロマをたいたり、今週はティーツリーやラベンダーなどのオイルをたらしたマスクをしてレッスンをしている。昨日も今日もレッスンの始めと終わりをボランティア・アシスタントが仕切ってくれて大助かり。今日来た子の小学校のクラスも11人ほどが欠席していて学級閉鎖になったばかりだそう。うちの他のクラスの咳をしていた子もインフルエンザにはなっていない。今日、喉がいたくなり微熱があって欠席したY君はお兄ちゃんが受験生なのでお家の中で隔離されるもよう。みんな早く元気になりますように。

 

さて、今日の2つ目のクラスのこと。Tくんがしょっちゅう可愛い告白をしてくれる。

「あ、お〇〇しちゃった。」(英語ではI farted. fartという英語は随分前にオーストラリアの小さな姪から教わった) 恥ずかしそうにこたつの布団をあげる。私にはさっぽり臭わない。これを5回ほど言ったかな。クラスメートもぜんぜん臭ってる風ではなかったから私の鼻だけがおかしい訳でもなさそう。正直すぎるTくんであった。