English Nick Names

今日は建国記念日で祝日でしたが、大阪でWe Can!のセミナーがありました。9年間カリキュラムはもちろんですが、We Can!のシリーズが大好きで、ほぼ毎年参加しています。うちでは、ほぼ全クラスで「We Can! Starter」を絵辞典のように使っているので、今年のセミナーは特に役立つものでした。

 

さて題件の「英語のニックネーム」ですが、ひょんなことから小学生以上の生徒たちに英語のニックネームをつけてみました。もう随分前に1人の男子が自分で英語のニックネームを付けて教室でそれを使っている内にすっかり定着しています。自分でも本名と使い分けています。

 

自分の名前というのはどこの国に行っても変わらずそのままでいいものです。シンガポールに住み始めたばかりのころに参加した中国語のクラスで、先生に当然のように自分の名前を中国語読み(矢野恒子を「シーイエヘンツ」)に変換されて違和感を感じたことがあります。慣れていないこともあったでしょうが、断りもなく独断で変わった呼ばれ方をして驚いたのだと思います。逆に日本でも中国語名を日本語式に読んでいますね。毛沢東は「モータクト―」と。慣れていく内に自分でも中国語で名前を紹介する時は「シーイエヘンツ」と言っています。でも、何年かして北京出身の親友に中国名(小燕「シャオイエン」)をつけてもらった時はとても嬉しかったです。今でも大切に使っています。

 

英語教室は外国でもない、完全な日本でもない、ちょっと特殊な場所として過ごして欲しいと思います。切り替えるために英語のニックネームがあっても面白いかなと思いました。もちろん、一人一人に確認して嫌がったら止めるつもりです。意外なことに今のところ気に入ってくれています。

 

私にもつけてみました。男性にも女性にもいけそうですが、Tsunekoの頭文字を取って「Terrie」です。ノリのいい子たちは既に”Hello, class.”に”Hi, Ms.Yano”か”Hi, Terrie.”と言い始めました(笑)。