My Homework

私たち教師にも宿題が出るのです。

世の中が聖バレンタインの日で恋人や家族でゆっくり過ごしている、その時に、関西、中国、四国地方のmpiパートナー講師と東京からは松香洋子会長や名古屋からも先生方が大阪に集まりました。1年で1番大切な実践セミナーの日です。

 

午前は児童英語界の「とっとちゃん」松香洋子会長から最新の情報を交えたこれからの指針となる講義があり、午後はポスターセッションとパワーポイントを使ったプレゼンテーションがありました。プレゼンテーションはスピーチと同じように自分が用意したものを一方的に話します(終わってから質疑応答はありますが)。ポスターセッションというのは自分から話すのではなくポスターを見てくださった方の質問に答えていく形式です。ですから、どんな質問が来るのか予測が立たないのでこちらの方はコミュニケーション力が鍛えられます。昨年から、子どもたちにも夏のMr.Gooのワークショップや関西キッズ発表会などでした形式で少しずつ浸透させていこうとしているものです。

 

昨年はトピックは自由で英語教育に関係なくても何でもオッケーということ(ただし、人と重ならないものを選ぶこと)で「日本語の『ん』について」(「ん」の発音の歴史と英語・インドネシア語・中国語との比較)を選びました。ポスターセッションなるものがどのようなものかもよく知らなくて、今考えると随分ペタペタといろいろ貼りつけたものです。短い時間に言いたいことがありすぎて一番伝えたいことが伝えきれなかったと思います。それでも、新しいチャレンジに心が躍りました。

 

今年は、mpiの教材を使って、フォニックス導入前のステージ、フォニックス導入のステージ、フォニックス導入後のステージの3つから選ぶことが条件で後は自由でした。生徒を対象とした実際のレッスンの導入でもよいし、教師向けでも。ステージはフォニックス導入と決めて、最初は「もっと英会話たいそう」を選び、どうしたらもっと定着させられるか考えましたが情報量が多くなりすぎて簡潔にまとめられず、土壇場でDr.スースの絵本「HOP ON POP」に変更しました。

 

Dr.スースはペンネームです。アメリカ人ですが、ご両親はドイツ系なのでSeussは「ソイス」と発音されていたようですが後に英語の世界ではだれもが知っているマザー・グースの「グース」とライムしている「スース」に変更したそうです。

 

この本は390の単語で成り立っていますが、数えてみるとその内の60%である222語がライミング(韻を踏んでいる)単語なのです。それもフォニックスのほとんどのルールから登場しているのでフォニックスを学びながら使うのにとても役立ちます。CDを頼りに読むところもありますが、自分の力でどんどん読めるのがすごいのです。音読時にはライムしているところは口に出して読むとリズミカルで楽しいし、絵本に出て来るキャラクターも愉快なので、子どもたちは大好きです。けっこう長い本なので飽きるかと心配もしましたが、読み始めて1年近くになっても喜んでページを開きます。フォニックスの絵辞典のようにも使えます。

 

こんなことをポスターセッションとプレゼンで伝えました。2年目の今回は情報を絞り、短い時間の中で言いたいことは大分伝えられたかなと思います。自分で成績をつけると去年が60点だとすると今年は

ポスターセッション 回答側・・・70点(相手の質問に自分が話すことが多過ぎたように思う。特に松香先生に質問を受けた時は嬉しくて舞い上がった感強し)

ポスターセッション 質問側・・・60点(体調のせいかパワー不足だったかな)

プレゼンテーション ・・・80点(何とか伝わったかなと思うけれど、まだまだ改良の余地ありです)

 

最後にプレゼンでは紹介しませんでしたが、とてもファニーな動画を載せます。口の動きを見てください。練習するのにとても参考になりますよ。彼女に負けないぐらい大きな口で練習してみてください。

 

https://www.youtube.com/watch?v=14ToKt7WUFM

 

 

★★ 今週は嬉しいニュースが2つあります。中3のTK君が希望していた高校に合格しました。そして、水曜日の午前にあるワンコイン倶楽部で英検準備をしてきたBさんが見事高得点で合格しました。2人ともおめでとうございます。よくがんばりましたね!!