5月のヤングアメリカンズ・ワークショップ

5月25~27日の3日間、神戸でヤングアメリカンズのアウトリーチが開催されました。ちょうど3ヶ月前になります。ことばの広場3丁目からも小2の男子、女子が1名ずつ参加し、3日目の夕方には大倉山、文化ホールの大ホールにて、小1から中3、高校生、短大生までの参加者全員が、ヤングアメリカンズのメンバー約50名と一緒に素晴らしいショーを見せてくれました。

私もケンさんも会場ボランティアの仕事をしていたので、写真が撮れませんでした。今回、Sちゃんのパパからお借りできたので、時期はずれですがシェアさせていただきます。

Sちゃんの家には3日間ボランティアで、ケイシーというアメリカ人メンバーがお世話になりました。寝泊りだけでなく、3食(お弁当を含む)とおやつ、そして送り迎えもあり、大きな子どもが一人増えたようで本当にお忙しかったと思います。有難うございました。

今回参加したSちゃんもGちゃんも、来年も参加すると次回を心待ちしています。

関西パートナー・キッズ・チャリティー発表会を前にして

みんな、それぞれ夏休みを楽しんでいることと思います。早く宿題をやってしまい余裕の子も、そろそろ宿題のことが気になりつつも楽しく遊んでいる子もいるでしょう。

ロンドン・オリンピックも楽しみましたか。外国の選手もとても一生懸命でしたが、やっぱり日本人選手の頑張りに胸を打たれました。こんなとき自分は日本人だなぁと実感します。

ときどきテレビ番組で、スポーツ選手が本番に力を出すために、毎日どんな練習をこなしているのかを見せてくれます。ウサイン・ボルト選手が苦しい練習中、あまりのシンドさに自分の指を突っ込んでゲーゲーもどすシーンを見ました。あたりまえですが、彼も簡単に伝説(彼はlegendということばを使ってましたね)を作ったのではなかったのですね。(Thanks to all my real fans and people who believe in me, I am now a living legend that’s for sure. 8月10日のTwitterで「ボクを信じてくれたボクの本当のファンと皆さんのお陰で、今ボクは本当に生きたまま伝説になったんだ!」と言いました。)

あと2週間余りで関西パートナー・キッズ・チャリティー発表会です。みんなにはいつも通り大きな声で元気よく発表して欲しいです。舞台に上がって大勢のお客さまを前にしたら、大人の私も緊張します。恥ずかしくて顔も赤くなるでしょう。うまくできるかなぁと不安で足が震えるかもしれません。

でも、毎日「練習」さえしていれば、その練習が、恥ずかしかったり不安だったり緊張してたりする自分の背中をそっと後押ししてくれる筈です。だから、そのためにも毎日1回でもいいので、おうちの方の前で「おうち発表会」をしてください(笑)。

さてさて、もう一つとても大切なことがあります。自分が悔いのないように思いっきり元気に楽しく発表するのはもちろんですが、今回、ことばの広場3丁目のみんなにチャレンジしてもらいたいのは、「他の子の発表をしっかり聞くこと」です。これは本当に大切なことです。

これから習うものがいろいろ出てきます。今までに習った歌や絵本も出てくるかもしれません。他の教室の生徒さんがどう発表するのか、プログラムとペンを持って聞いて欲しいのです。今回のプログラムは1つ1つに書くスペースがありますから、そこに感想を書いてみてください。「この歌好き。」とか「踊りが上手。」とか「声が大きい。」とか「私もこれをやりたい。」とか、どんなことでもいいので気がついたことを書き留めてください。小さい子は◎、○などの印でもいいのです。

隣の子とおしゃべりしたり、遊んだりする暇はありません。静かに聴いて、感想を書いて、終わったら大きな拍手を送りましょう。

もしみんながそのチャレンジを達成することができたら、私は本当に嬉しいです。

夏休みブックレポート1

今日のレベル1クラス、夏休み用の絵本は前回渡したばかりなのに、もうブックレポートを仕上げてきた。CDもたくさん聞いて歌も覚えてきていた。ずいぶん張り切っているなぁと感心しきり。自分の子ども時代を思い起こせば、7月26日ごろまでは「今年こそは」と張り切って「夏休みの友(ありがた迷惑な友だちであるが)」を張り切ってやるが、直ぐに忘れ去り遊び呆けてしまい、最後の数日(特に31日)は泣きながら一家全員を巻き込んでいたからだ。早め早めにやる子を心から称えたい。

さて、このクラスの二人は小1の女子である。渡したのはWhere’s Sam? 10人兄弟のヘビの物語。女の子はヘビと言えば「いや、嫌い!」という子もいるかもしれない。しかし、NもKもこの本が気に入ったもよう。

二人が選んだページは、Nがリビングルーム、Kが庭。家の中のようすがとても丁寧に描かれ、さらにビビッドカラーで色づけされているので、「こんなうちに住みたいなぁ」と思わせる。家の間取り図を眺めてどんな家かを想像するのが好きな私にとっても、この本はとてもワクワクさせてくれるものだ。

新しいチップ

BINGOなどをするときオハジキなどのチップを置く。

先週、浅草のお寺に住んでいる母代わりの叔母のところに1週間滞在した。叔母の家にはオモシロいものがたくさんある。箪笥の上をふと見ると木の切れ端みたいな、でも1センチ四方のきれいな形のものが籠にたくさん入っていた。

部屋を改築したとき、香りのいい檜(ヒノキ)の切れ端が出たので、大工さんが切って作ってくれたそうだ。既に香りが飛んでいるので、もらっていいか聞くとOKが出た。

形の揃ったものを選り集め持ち帰った。今日のレッスンで早速使ってみた。Bears In the Night用のBINGOで。手触りがとてもいい。色がないのもいい。音がしないのもいい。滑らないのもいい。

ふと見ると、Kくんの弟Lくん(1さい)が口にくわえていた(笑)。飲み込まなくて良かった。

夏休み用絵本とYくんのお花

先々週から各クラスに夏休み用の絵本を配っています。

レベル1のクラスにはmpi新刊のWhere’s Sam?を選びました(Five Little Ducksを選んだ子もいます)。Where’s Samはヘビの家族のお話です。お母さんヘビと10匹の兄弟ヘビが可愛い家に住んでいます。寝る前に歯を磨いていたサムは歯磨きチューブのキャップを洗面所のパイプに落としてしまいました。お母さんに怒られると思い、パイプの下の方に下りてキャップを探しに行ったまま帰ってきません。お母さんも兄弟も家中、サムを探します。寝室にもクローゼットにもリビングにもお風呂場にも庭にもいません。すると、どこからか助けを呼ぶ声が聞こえてきます。さあ、サムは無事戻って来られるでしょうか?

Five Little Ducksは5羽のアヒルの子が丘を越え遠くに遊びに出かけるのですが、いつも1羽ずつ減っていって、とうとう最後にはみんないなくなってしまいます。お母さんアヒルが泣きながら丘を越えて探しに行きます。さあ、最後はどうなるでしょう?今日のクラスで5さいのK.N.くんが「一緒にいった動物たちがきっと連れてきてくれる。」と言いました。さあ、どうだったでしょう?

レベル3のクラスにはGoody Goody Gumdrops!。お母さんにパンを買ってきてと頼まれました。ご褒美にガムドロップも買えるんです。出かけようとするとお父さんにもチーズを頼まれました。「いいよ~、ガムドロップとパンとチーズっと。」お店に行く途中いろんな動物に会って買ってくるものを頼まれました。さあ、この子はお店でみんなに頼まれたものをちゃんと買えるでしょうか?

レベル4のクラスにはJack and Zak。ジャックとザックはとても仲良しの兄弟です。二人で1つの部屋を使っています。ある日、何故かザックが部屋の真ん中に境界線を描いてしまいました。その日から仲良しではなくなってしまいます。二人の関係はどうなっていくのでしょうか?

レベル5のクラスはI’ll Teach My Dog 100 Words。男の子が自分の犬にどんどんことばを教えていきます。犬は利口ですが、100も覚えられるでしょうか?みんなも犬といっしょにおぼえましょう。

さてさて、絵本と一緒に写っているお花は、8さいのYくんが私の57回目の誕生日のために生けてくれたものです。ピンクのグラデーションと小さな赤い花との組み合わせがとても可愛いです。真ん中の赤いのはジェリーのようなキャンドルです。一緒に写っているスイーツは11さいのTくんお手製のフルーツババロアです。男の子二人がこのような形で祝ってくれたこと、感激一入です。男性がお花を生けてお菓子を作って女性を喜ばせる、素敵なことです。

自宅にはカスミソウが大好物のネコタロー(猫)が待ち構えているので、教室で楽しませてもらっています。冷蔵庫に入れて帰っています。生け花を冷蔵庫に入れるのは初めてです。この暑さはいつまで続くのでしょう。生徒も私も保冷剤が離せません。