「V」は こそばゆい!

今日のおもしろかったこと。2クラスで発音に絡んだ話。

何でも思い切りのいいJくん。「n」だったか「m」だったか鼻に抜く練習してたら、鼻から3本ズルズルっとハナが出てきてしまった。”Blow your nose!(ハナかんで)”と言う前に笑いすぎた私の鼻からも…。二人同時にかみました。

1か月のお休みの後、今日から復帰のKくん。「V」が「B」と紛らわしい。CDでは「 /vi:/、くちびるかんで、/vi:/」というところだ。上の前歯がぐらぐらして痛いらしい。「かまなくてもいいから下のくちびるの塗れているところにそっと置いてごらん。おなかに力を入れて声を出して…」自分で鏡を見て、きれいな音が出た。

となりのNちゃん。「V」は得意中の得意。Kくんが奮闘中もずっと音を出し続け「こそばゆい」ともらした。私は静岡県出身で「こちょばい」とか「こしょばい」とかは関西の夫から初めて聞いたことばだ。「くすぐったい」の意味だが、実は「こそばゆい」は由緒正しき古語とのこと。「う~ん、Nちゃんのこのことばは実感がこもってる」と感心したのだ。

さてと、Nちゃんは何となく「日本語に近い音は英語の音ではない」と思ってる節があり、「G」を /zi:/ に近い音で発音する。「おじいちゃんのじ、じいじのじ」と、CDも私も言ってるが何となく疑ってる気もする(笑)。また、”Do you like sushi?” は “Do you like suthi?” に聞こえる。よく見ると、最後にかわいく舌を出している。