mpi DVDの楽しみ方、Tくんの場合

最近4さいになった上海生まれのTくん。

Funny Alphabet Worldが始まるとキャッキャッ言って見てる。

おサルのノーティーくんが「Funny, Funny Alphabet World!」と言うときは必ずいっしょにふざける。

しかし、英会話たいそうのDVDをかけ始めると、状況は一変する。

女の子2人はDansinglish Timeが大好きで、Tくんもこれには参加する。

だが、マイケルさんのPractice Timeが始まると動きがぴたっと止まり画面にくぎづけになり一人でブツブツ言い始める。

現在のTくんの最大の関心事は一つ一つの英語のフレーズの下に書かれた「ひらがな」なのだ。それを必死に読んでいる。

去年の5月はじめて教室に来たころはお母さんとは中国語しか話さなかったし、聞こえてくる日本語は本当に片言だった。

それが、日に日に日本語の方が多くなり、今では、教室に入ってくるなり、ものすごい長い文で幼稚園であったことなどを報告してくれる。

スピードが速くて聞き取れないほどだ。

いろんな要素が効を奏していると思うけど、やっぱり幼稚園の力が大きいんだろうなと思う。

よくレッスンが終わった後、本棚から「グリとグラのかるた」を持ってきて「カルタやりたい」と言う。

今日は私:「よし、英語でお願いしてくれたらやろうかな?」

T:「なんて言うの?」

即座にKとM:「”Can we play Karuta?”」

Tくんコピー。ヘルプがあって良かったね。

でも、お姉ちゃんたちは口をそろえて「やりたくな~い!」

私:「じゃ、MとK二人でカード読んで。あとの4人で拾おう。」

T:「ぼく読む!」

私:「じゃ、3人で交代で読んで。」

大人三人、真剣に取りました。負けたのは私、やっぱり。

♪Twinkle, Twinkle, Little Stars♪

いよいよ今年度の最終週に入った。来週は一人ひとり別々にやってみようかなと思っている。

MとTの姉弟とママのLは明日、パパの待つ上海に旅立つので、4月中旬に帰ってからになる。

今年度は開校初年度だったので何もかも未知数だったけれど、特にレベル0の幼児クラスは当初想定していなかったので、全く未知数であった。

思い出の最初の本は「Brown Bear, Brown Bear, What Do You See?」。

聞いて直ぐに音が取れるのが本当に驚きだった。

今まで諸先輩の経験は聞いていたが、目の当たりにしたのは初めてだった。

最新版「Superstar Songs1」の歌も大好きで直ぐ覚えてしまう。

歌は覚えてしまうけれど、次のPhonemic Awarenessの部分は少々難しく、二回で切り上げてその後はスキップしていた。

今年2月6日に出席したパートナー実践セミナーで、あの本は当初レベル0のつもりでいたが、やはりあの部分が難しいので来年度からはレベル1で扱うことになったと知って、「ああ、無理にやらなくてよかった~」と新米教師の判断もまんざらではないと安堵した。

ちなみに今日、3人にどの歌が一番好きか聞いてみると、みんな「Row, Row, Row Your Boat」と口々に。

確かに、この歌は導入前から家で聞いていて「やりたいやりたい」と言っていた。

どこに魅かれるのかな。大人からしたら、RやLの音がいっぱい入っていて難しそうだけど。

そんな中、どこからか「チ○○○、チ○○○」と聞こえてくる。Lちゃんだ。

「Twinkle, Twinkle, Little Stars」が好きなのね。

またこみあげてきたが、今日は何とか押さえた。

J子も「ちょっと危なかったね」とソフト・スマイル。

Lが「どうして?どうして?」J子がシンプルに説明してた。

それで、「Twinkle, Twinkle, Little Stars」の次のページにあるPhonemic Awarenessの部分「le」+「kle」+「inkle」+「winkle」+「twinkle」を全員でやってみた。

「これはとっても大切な部分なので、来年度はここをやりますね~」とアナウンスした。

「Wiggle Book」「Pam & Ted」「The Three Little Pigs」のチャンツ、「Bears in the Nights」「英会話たいそう」「Funny Alphabet World」と、やるものやるもの好きになってくれるので、本当にやりやすかったし、やりがいのある一年でした。

ひとえに家でママがCDをかけてくれて一緒に英語で遊んでくれたおかげです。

と、お礼を言っていると、

Lが「CDかけただけじゃ覚えられないから、私が一生懸命お・し・え・ました。でも、私はKのママみたいに英語ができないし発音が悪いから心配。」

「大丈夫!子どもはCDで本物の英語を聞いている限り、いい発音をちゃんと選んでいくから心配しなくて大丈夫。週1回ここでやっただけでは絶対上手にはならない。お母さんがいちばんの先生です。」と松香洋子が乗り移ったようなワタシ。

子どもたちもほんとうにがんばったけど、お母さんも本当によくがんばってくれました。ありがとう!

それに、Lちゃん、日本語も英語もどんどん上達してると思う。子どもたちは言うまでもなく。

ティッシュは数えられる!?

今日の大人クラスでのこと。「英会話たいそうワーク」→こちら第5グループの “Pass me the tissues.””Here you go.”を練習していた。

「tissueは何故tissuesと複数になってるの? paperは数えられないのに。」K子からの質問だ。

Umm, 確かに。paperは a piece of paperとか 100 sheets of paper とか数える。

その場でははっきり答えられないときは私の宿題になる。

調べた結果、tissueは加算名詞であった。

「ティッシュ2枚」なら’two pieces of tissue’でも’two sheets of tissue’ でも “two tissues” でもいいらしい。

どっちでもいいのなら、短い方がいい。

tissues の代わりにKleenex[Oo←アクセント]もOKだ。

napkinも数えられる名詞である。

トイレットペーパーは’toilet tissues’とか’bathroom tissues’とか言うと辞書に書いてあったので、あるネットで質問してみたら、’toilet paperの方がずっと一般的らしい。

前者2つについては”What is that?”と言った人もいたが、’bathroom tissues’というと少し上品でフェイシャル・ティッシュのイメージらしい。

ティッシュつながりでもう一つ。

“Where’s the telephone?” “It’s over there.”の練習中。

Y子は普段はドイツ人のご主人とボンに住んでいる。今は一時帰国で6月まで忙しく仕事をしている。

英語の中に無意識にドイツ語が入ってくる。

Y: Where’s the small ティッシュ?”

聞かれたK子も私も、部屋の中にポケットティッシュがあったかなとキョロキョロ探す。やっぱり無い。

Y子が指差した先には小さいテーブルがあった。

ドイツ語ではテーブルや机のことをティッシュ(Tisch)というのだそうだ。

卓球はティッシュテニスとか。

“What do you call this?” “It’s a durian.”も練習したので、”What do you call this in German/English?”でしばらく遊んだ。

ポケットティッシュは英語で何て言うんだろう。

第一、外国では日本みたいに街頭で配ってくれないから買わなければならない。

単に’tissues’とか’Kleenex’で通じると思う。

シンガポールでは’pocket tissues’でもわかる。

聞いたところによると、アメリカなどでは’packet of tissues’とか’packet tissue’とも言うようだ。

ようするに日本語の「ポケットティッシュ」みたいな決まったことばはないみたい。

K子からの2つ目の質問は、ティッシュケースは英語で何て言うのか?

これも、日本のようなケースを使っているのかも疑問だ。

買ってきたままの箱で使うことが多いのではないだろうか。

私の質問に答えてくれた人は、決まったことばはないので、’case’とか’box’とか’package’とか使うと言っていた。

私の宿題はこんなところでOKでしょうか、K子さん。

楽しんごならできる?!

年長さん3人のクラスです。

時間前には玄関を開けたままにしてあるので、3人ともすごい勢いで駆け上がってくる。

近所のGは一人で歩いて来る。

少し離れたYは、ママかパパが送り届けてくれる。

もう少し離れたMは、ママが自転車で、雨の日は車で送ってくれる。

早く着いた子がどこかに隠れて、後から来る子を驚かすのを楽しみにしている。

以前はママも出席してくれていたが、最近は子どもたちだけとなり、日に日に地が出てきて、逞しさを見せている。

ときに興奮し過ぎて、無法地帯になることもある。

そんなときは、10から1までカウント・ダウンするか、私自身が静かに固まる。

これで、一人もどり、二人もどり、最後の一人も戻る。

が、それ以上続くときは、私のハンマーが炸裂する。

万一、それを楽しみにしていたら困るなあ。

次なる作戦も用意しておかなくては。

彼らにとって興味あるものは放っておいても食いついてくる。

子どもって正直だなあと思う。

3人とも、英語で言えるのに、わざと日本語で言うときもある。

そんなときは、敢えてストップはかけない。

Yes, that’s right. とか Oh, that’s perfect! とか褒めている内に、必ず英語に戻ってくる。

Gは中国語、韓国語、叔母ちゃんが嫁いでからはインドネシア語でも数えられるようになり、それを披露したいのだ。気持ちはよく解る。

eightのときは特に「ドゥラパン(delapan)、ドゥラパン」とはしゃぐ。

私の質問を聞いて、自分の答えを考えて、YesかNoのコーナーに分かれるというゲームをやった。

“Are you from Japan?”のとき、GはNoを選んだ。

家と幼稚園では日本人だけど、ここではインドネシア人だそうだ。(Haha…)

先週、英会話たいそうカードブック1の第1グループ、”Where are you from?” “I’m from Japan.”を少しだけ練習した。

国旗カードで、中国、韓国、インドネシア、ニュージーランド、アメリカ、カナダ、ブラジルだけ紹介した。壁の地図で探しながら。

Mは中国の国旗を見て「あっ、チューカジンミンキョーワコク(中華人民共和国)だ!」と叫んだ。

保育園で覚えたのかな。音がおもしろいのかもしれない。

今週は日本、韓国、中国、インドネシア、ニュージーランドにしぼった。

Gは国旗が登場すると歓喜する。「ぼく、だあい好き!」

水曜の子たちと違うのは、くまなく覚えるというより「これは!」と思ったものだけ口に出すので、あんまり覚えてないのかなと思っていた。

しかし、英会話たいそうの絵カードゲームを始めると、意外や意外、よく耳に入っているようだ。

ママたちがカード→こちらを切り分けて、後ろに名前も書いてくれて、準備万端だ。

不ぞろいなのは自分で切ったんだろうな。

Gのは名前がなかったけど、「名前がないのがGのだから、まちがえないよね。」

全員「そうだね。」

mpi初級セミナーで、初めて “Can I go to the bathroom?” に触れたとき、このフレーズを実際に教室で使う機会はそんなにないだろうなと、正直思った。

ところが、水曜も日曜もこのフレーズのオン・パレードだ。

Yは今日、連続3回使ってくれた。

最後のとき、鍵がかかってしまい、中からSOSを…。

落ち着いてドアノブを回すように指示して、一見落着。

Gも “Can I…bathroom?” と、”Sure.” も待たずに走って行った。

“Can you play the piano?”に対する “Yes, I can.”の絵カードが、写真にあるように、すごいことになっている図だ。

MだったかGが「楽しんごならできる!」と言って、自らやりだし、後の二人も続いた。

私は彼がしているのを見たことないけど、中国雑技団なら目の前で見たことがある。

私には到底無理なポーズである。

さて、最後に、にちようクラスのママたちへ。

「また、ときどきレッスンに参加してね~。」

かわいいシャーク

午前中、ヴィッセル神戸のホーム・スタジアム近くにある病院へ行った。

帰りに神戸市中央卸売市場の近くの店でお昼を食べた。

最近、この病院の帰りはいつも、少しがんばって歩いてこの店に行く。

なぜなら、新鮮で安い料理がいっぱいなのだ。

浅草の叔父が国立がんセンターに入院してたとき、1ヶ月あまり1日おきに築地に通ったことがある。

もちろん築地にも美味しい店がたくさんある。

しかし、この店の方がずっと安いし、観光客がいないので、落ち着く。

お客の中に、ビジネスマン風の西洋人男性もいた。

何を注文するのかなと見ていると、壁に貼ってある写真を指差して、デミグラスソース・カツライスとビールをジョッキで頼んでいた。

お皿に盛られたカツライスを少々食べにくそうに割り箸で食べる二人であった。

ちゃんとスプーンも添えられていたのに。

さて、私はこの店の名物、いちばん安い海鮮丼を注文する。味噌汁付きで480円。

今日は胃カメラの後でご飯を少なめにしてもらったけど、普段は写真よりもっと盛り上がっている。

入り口近くの水槽の真向かいの席に座った。

ふと目を上げると、サメと目が合った。

あんまりキュートだから、はじめシャークだとは思わなかった。

写真を見て。かわいいでしょ。

お店のお兄ちゃんによると、おとなしい性格のサメらしい。

その内、食べられるのか聞いてみたら、もう3年も飼っているお店のペットだそうだ。

大変なことが起きた

レッスンの少し前だったが、従姉から電話がありテレビをつけた。

上空からヘリコプターで津波が仙台の川を逆流し、さらに田んぼを町を村を、逃げ走る車を呑み込んでいくのが映されている。

一体何が起こっているんだ。

新宿駅の外に待機してる大勢の人も映った。

東京の叔母の家に電話する。

息子が出て、今も揺れてるし、ガスがどうのこうのと言って切ろうとする。

慌ててお母さんは?と聞くと、朝から出ててどこかわからないと言う。

携帯に掛けるが直ぐ切れてしまう。

従妹にも繋がらない。

これからレッスンがあるTのママMからレッスンがあるかどうか問合せがある。

被災地に親戚か友人がいるのではないかという心遣いだ。

もちろん、レッスンはある。

さあ、気持ちを切り替えて。

Tは最初から時間をとても気にしてる。

5:30きっかりに終わって帰らなければ間に合わないと言っている。

家族で食事でもするのかな。

Tは『英会話たいそう』DVD→こちらは元々好きだが、第8グループの足を高く蹴り上げるダンスを思いっきり上げてがんばっていた。

レッスンが終わって帰るときも、また時間を気にしてる。

「どうしよう、間に合わないかもしれない」と心配そう。

よく聞いてみると、「津波が来てしまう。」と言う。

観測史上最大の地震と津波の映像は、こんな離れたところの子どもたちにも焼きついている。

明日になったら、どのぐらいの被害となっているのだろう。

想像もつかない。

NHKの夜の放送を見ていたら、ある地域の対策本部長かあるいは連絡係か、被害状況を伝えるのに、敬語を使っていた。

「お亡くなりになった方は○○人で、お怪我をされた方は○○人で…。」

この状況で、この丁寧なことばが、何か現場から離れたところから、まるで客観的に見ているような、冷たい感じがする。

そんな筈はないのに。

敬語というのは不思議なものだ。

チャンネルを古館さんのテレビ朝日に変える。

phonicsの宿題をラップで♪

phonics個人レッスンがあった。

先週やったPolite Vowelsのルールに則って自分で単語を見つけてくるのが宿題。

テキスト『Active Phonics』CD→こちら にあるラップ調の歌で発表。

When A and I walk side by side,

A and I together,

The sound they make is ai, ai, ai,

Like [saint] and [faint] and [chain]

さすが選ぶ単語が大人。

ay, ea, ee, ie, oa, ow, ue…とこんな調子でいい感じできた。

が、いちばん最後の uiで、

When U and I walk side by side,

U and I together,

The sound they make is ui, ui, ui,

Like [suicide?] and [tuitor?] and [tuition?]

むむむ、よくがんばってますが、これは違う!

今、発音記号のフォントをどうやって出すか解らないので、カタカナで書きますが、

suicideは、スーサイドではなく スイサイドと「イ」が入るのでこのルールではない。

tuitorは、音はトゥーターだけど、綴りはtutorだから、これもルール外。

tuitionは、トゥーイションと「イ」が入るので、これまたルール外。

Good try, K!!!

Thanks to you, I also learned.

NHKニュースで・・・

mpiからのメールマガジンで「夜9時からのNHKニュースでmpiの先生が出ますよ」とお知らせがあったので、

楽しみにしていたがうっかり見逃してしまったのが前夜。

今夜ニュースを見ていた家人が「速く!小学校英語のことやってるよ。」と教えてくれたので直ぐかけつけると、

何とお馴染みの『英会話たいそう』→こちら を小学校の教室でやっているところと、

ホワイトボードに貼ってある絵カードも映っている。

mpiの先生らしき方も、担任の先生の補助として入っている。

うれしい、うれしい、とってもうれしかった。

暖炉がこわれた

最近は寒い日がずっと続いている。先週の水曜日は朝からガス暖炉をつけっぱなしにしていた。

夕方のレッスン時、ボッと音がして消え、こわれてしまった。直すのは時間がかかりそう。

今日の年少・年中のおちびちゃんクラスで、「Yes」と「No」の絵カードを左右の壁に貼って、

私の質問に左右に動いて答えてもらおうと思い、右側はこわれた暖炉のところに貼っておいた。

お向かい同士に住んでいる、Kと、MとTの姉弟の3人組がママたちをおいて早めに意気揚々とやってきた。

KとMは目ざとく「No」の絵カードに気がつき、Mが即「ここあついからNoやね~。」

熱かったらいいのにね。♪春よ来い、早く来い♪

MとTは上海生まれで去年から日本で生活している。ママのLは中国人。パパは上海に単身赴任。

パパのママ、つまりお姑さんとの同居生活 (Umm, 両方とも偉いなあ)。

Kがレッスンの前に何を思ったか「わたし、中国語べんきょうしたい。」それで、急きょ中国語のミニ・レッスンに早や代わり。

よく聞くと、KのパパMが中国語を習っているらしい。

5さいのMちゃんに「これ何て言うの?」と聞きまくってるとか。がんばれMくん!

それにしても、Kは中国語もさらっとフレーズで真似してる。羨ましい限り。

T: 你好!

K: 你好!(何の躊躇もなく)

T: 我叫恒子。你呢?

K: 我叫K。(ちょっと考え自分の名前を言うんだと気付くところがエライ)

T: 我是日本人。你呢?

K: 我是日本人。(そのままリピートすればいいのか自分なりに変えるべきか考えていた。それが偉いなあと思う。ヒントあり=I’m from Japan.)

T: 再见!

K: 再见!(難なく)

T: 很好、K!

さて、レッスンが始まって、『英会話たいそうカードブック1』→こちら 第4グループの中に

“Do you speak Japanese?””Yes, a little.”がある。

Kにさっそく”Do you speak Chinese?”と聞くと、かなり得意そうに、”Yes, a little.” (Haha….)

“Do you speak Japanese?”も”Yes, a little.”だったけど(^^)/

Mに “Does your grandma speak Chinese?”って聞いたら、Lが「ぜんぜん!!」て横槍入れてたけど、

Mは”Yes, a little.” 孫はやさしいな。

絵カードでカルタをしてた。

みんな罰ゲームがやりたいのか(?)、カード取りになると必死の形相で強引にせり出してくる。

“Go back to your seats.” “Put them on your lap.”と度々の行司役が必要。

私が言ったのを聞いて取る。最初、問いかける方ばかり拾ったので、最後に受け答えの方のカードが残った。

それで、今度は少しアップ・グレードして、問いかけをよく聞いて、自分で適当なカードを選んで言わなければならない。

確か、最後だったと思うが、”What is it?”が残っていた。

Lが何か小さな声で「けん玉、けん玉」って言ってるのが耳に入ってきたので、先生役を振った。

何を思ったかLちゃん、口から飛び出たのは

“Do you know Kendama?” じゃなくて、Oh my Goodness!

“Do you like き○○○?”だった。

こらえればこらえるほど涙が出てきた。収まりそうになると、KのママJ子の高い笑い声が聞こえ、またこみあげてくる。

子どもたちも、Lも、訳が分からず、ただニコニコしていた。

どうやらJ子が説明してくれたようだ。何て説明したんだろ?

英会話たいそう

今日の「火曜夜6時半クラス」では、昨年の終わり、S子がインドネシアにお嫁に行った後、K子一人で孤軍奮闘。

「英会話たいそう」→こちら はもう一通り終わっているが、先月からY子が加わり、

K子がもう一度やりたいと言ってくれたので2ラウンド目に入った。

おちびちゃんたちが使い始めた最新版「英会話たいそうカードブック1」→こちら を見せて、

そこに載っている応用会話を練習してから最後に発表したときのこと…。

Y子が Can we play a game? のところを突如 Can we play tennis? と変化球を投げてきたら、

K子は That’s a good idea! と言いながら、すかさず壁にかかっていた蝿たたきを見つけ出し、

Hurry up.と言われながらもWait.と言いつつ蝿たたきのラケットを用意してY子に渡し、

二人で This is fun!と、はしゃいで打ち合いっこして終わった(^^)/。

Umm…, Well done!

Y: Hi!

K: Hi!

Y: How’re you doing?

K: Pretty good. How’re you doing?

Y: Pretty good. Can we play tennis?

K: That’s a good idea.

Y: Are you ready?

K: Not yet.

Y: Hurry up.

K: Wait.

Y&K: This is fun.

K: I have to go.

Y: See you.

K: Bye.

ところで、K子は今「Hey Jude」を関西弁に意訳し終わったところで(これは彼女が最近凝っていることで、既に10曲近く完成済み)、

英語版をPhonicsを意識しながら朗読したり歌ったりしている。

K子によると、この歌はジョン・レノンの先妻との子、ジュリアンを励ますためにポール・マッカートニーが作った歌だそうだ。

ジョンは実の親の愛をあまり知らずに育ったためジュリアンに対してもどう接していいかわからないところがあったようだ。

Y子は障害者が働く場としてお菓子工房と喫茶店を運営していて、4月7日がそこの誕生日だそうだ。

毎年、その日はプロのミュージシャンも来てくれ最後にはY子の大好きな「My Way」を演奏してもらうとのこと。

そこで、今年はY子自ら朗読するために今日から練習を始めた。

My Wayの歌詞をちゃんと読んだのは初めてで、ずい分と韻を踏んでいるのが新鮮な驚きだった。