✨?巣立ちの時2022✨

元フレンズ生のSちゃんが先日18年間生まれ育ったこの街を離れ、海の向こうへ渡りました✈️?

日本人のご両親、この街の公立中へ通う生粋の千葉っこ(笑)でしたが、インターナショナルの幼稚園に通い、英語を学び続けてきた子だったので、私が出会った小6の時にはすでに英検準2級取得済・・個人指導で対応✏️?

K-popが大好きな彼女は、都内の私立高校の韓国語コースに進学?

そして、見事海外留学試験に合格し、名門 延世大学に進学の運びとなり、先日期待に胸弾ませ出国しました??

韓国の学校は2学期制・・・3月と8月下旬が学期の始まりだそう??。

3月からキャンパスライフを始めるべく、2月出国に向け準備を進めてきましたがコロナ感染症が蔓延・・海外留学生の門戸は閉ざされ、最初の学期をオンライン受講することとなりがっかりしていました?

寒い冬が苦手な彼女にとってはむしろさいわいだったかもしれません?

半年延期になった分、それまでご両親にしてもらっていたことを自分でできるよう巣立ちのウオーミング・アップの良い時間となったようです?

そんな彼女から出国2週間前の7月末、Summer Special Schoolの真っ最中にSOSのメッセージ?。

渡航に必要な書類を英訳を2日以内に大学へ提出しないいけないけれど、業者に頼むと1ヶ月かかり間に合わないというのです?

可愛い教え子の為に、必死で英訳。無事、受理されたという事でほっとしました?

渡航に付き添い、彼女を送り届けたお母様が帰国。昨晩、報告とお礼を兼ね、尋ねてきてくださいました?

フレンズを卒業してからも、こんなふうに近況をシェアしてもらい、その成長をご両親と見守れること、チャレンジを応援していけること、そして祈れることは本当にありがたいことです?

学びの夏2022:覚書

暑中お見舞い申し上げます。

「自立した学習者を育てるためには、まず身近にいる大人がその良いお手本を見せる事」という言葉に背中を押され、この夏休み中に学んだことをしたためます♪

誰かにやれと言われるより、自ら学びたいという気持ちで臨んだ方が達成感も、吸収力もUP。長い夏休みも前半終了。後半、有意義に。

7/23 TAGAKI Advanced 指導法 Around The World

今年から本格的に高校生クラスで導入・・生徒達の調べ学習が中心。毎回教えてもらうことがたくさん。より体系的に、効果的にレッスン展開できるよう学びました。

7/24 :mpi 新刊発売記念 講演会 & ワークショップ

携帯をかざすと音声が流れるテキストTAGAKIにも4年前驚きましたが、なんと新刊のこのテキストでは、動画が見られます
DVDをセットして流さなくても、携帯があればどこでも見られるんです。すごい!
さっそくフォニックス総復習のクラスに導入・・・どんな風に学びが展開するか楽しみです。新刊にあたっての松香洋子先生の動画はこちら
➡  https://www.youtube.com/watch?v=UjHvWBkEJVw

 

7/30 TOEICに効く文法力アップ

日本語の語順は自由度が高いのに対し、英語は決まっている(文法)➡ 動詞がカギ!チャンクでイメージをつかみ、直下力・速読力を身に付ける。

*音読が有効・・・自己流ではなく、正しい音源で完コピを!

 

8/2 校内英語スピーキングテストにおける現状と今後

   By 小泉利恵 先生  (清泉女子   大学言語教育研究所教授)

学校現場ではペーパーテスト重視でスピーキングが後回しにされているのかと思いきや、今回の報告によれば小学校では97%、中学校でも97.7%、そして高校でも54.6% パフォーマンステストが実施されてこと知りました。

内容は、発表(プレゼンテーション・スピーチ)か やりとり(会話・ロールプレイ・ディスカッション)で、当教室で行っている事とほぼ同じのようです(^^)

評価をめぐり、人材育成・採点時間と労力・コスト・客観性などが課題で大学入試では未だ長文読解中心。スピーキング導入は検討中のまま。

でも今回の報告を聞き、びっくり仰天・・・この問題を全てクリアしてくれそうなAI・アプリが着々と研究、開発されています。大学入試にスピーキングが導入されるのは時間の問題です!!鍛錬を怠らずに!!

 

8/2 生徒と学び続ける英語教師-実践的な英語力の習得に繋げる授業とTOEIC Programの活用- 江原美明 先生(武蔵野大学 教育学部 教育学科 特任教授)

試験問題の言語活動に利用する他に、先生が近況を報告しその後 内容理解チェック、あるいはペアでお互いに近況を話し合い、その後に他の人にシェアという授業が大学で行われているそう・・・フレンズでウオーミングアップとしてL5(小学年高学年)からずっと行っていることと全く同じことが大学でも行われているんですね♪

 

8/2  ACTIVE ENGLISH PROGRAM By 安河内哲也先生(東進ハイスクール)

麹町学園女子中学・高等学校での実践報告
入学者数 2014年 約60名→ 2022年 約200名(定員充足)
•高3英検2級合格割合 2015年9.9% → 2021年 67.9%(1級2名・準1級9名)

改革で必須となる3要素
1.授業 → 活動型授業への完全変更
2.教材 → レベルを下げ、量を減らす。
3.定期試験 → 4技能累積型統一フォーマット

*当教室では、1と3は実施済・・・2の教材はどうでしょう?

課題が提出されない理由は、「忙しい?」「忘れた?」もしかして、難かしくて手が出ないということもあるのかな? しっかりコミュニケーションをとって、生徒達に適しているかどうか要チェック☑

8/2 英語教育とICT活用-2030年の授業を構想する-
千葉大学教育学部・大学院教育学研究科(兼任)教育学部附属中学校
理化学研究所革新知能統合研究センター

私にとっては、一番苦手な分野・・・・上手に使いこなせるよう日々試行錯誤

千葉大付属小の生徒達が動画編集がめちゃくちゃ上手なのは、こういう環境で学んでいるからなんですね(^^) 納得。

8/4大学受験や進学後に繋げるTOEIC Programの活用事例 

近畿大学附属高等学校の実践報告 By 古川先生

*教員にできることは、『内省を続け、改善を重ねる』『生涯学び続ける』

自分よりず~~っと年下の古川先生の情熱にとても動かされ、このブログを書くことを決心。

『居心地の悪い場所』(普段と違う学ぶ環境・・・留学・国際交流・プレゼンなど)に身を置くこと ➡ 内省    そこから伸びる!!

同感。この夏のSpecial レッスンwith Eli (fromアメリカ)一時帰国のSちゃんとのレッスン、オーストラリアの同年代の子どもたちとのメール交換・トーク。

この夏、生徒達に実際に学んだ英語を使ってコミュニケーションをとる機会を可能な限り作りました。その中で、うまくいったこと、いかなかったこと、それぞれが心に刻み、成長へつなげていってほしいと願っています♡

 

 

江戸川学園取手中・高等学校の実践報告 By清水先生

速読のトレーニング:高2は5分で読める物を毎朝

4技能評価で学びのモテベーションがあがる

 

 

8/6 教育の自由と教育における自由—オランダから公教育の課題を考える

By リヒテルズ直子先生/日本イエナプラン教育協会特別顧問

日本の従来の詰め込み主義、管理主義の教育から脱却し、ひとり、ひとりの種を大事に見守り、育つために必要なものを家庭・学校(公立・私立・フリースクール)・行政・地域社会・企業・メディアが温かく見守り、「民主的市民の育成」を目指すという提言に感動

*日本の競争社会では、常に「抜きんでよう」とみんな必死

でも、個性を大事に、また他所を尊重できる民主的な市民を育てるためには「つながること」「共有すること」が大事。

*管理者からスクール・リーダ-へー!!

「ファシリテートと助言」「強みと弱みをみて、チームを編成」「信任し、失敗しても温かく見守る」・・・大事、大事!!

 

8/7 幼児教育+イエナプラン=新しい学校教育~個別最適・協働的な学びの一考察~

(学校法人ろりぽっぷ学園)の実践報告

不登校の特徴例から、学ぶことがありました。不要なストレスを生徒達に掛けないよう配慮できているか自問。

 

8/7  〜哲学する授業〜

「探究型学習」に対応したアクティブラーニングで「学習する組織」への奮闘記

ワオ高校:日本初の「哲学」を必修科目に採択したオンライン高校として、2021年4月に開校。・・・ネーミングといい、学び方といい時代ですね~。

8/11 オンラインのためのGoogle Jam board, slideの使い方ワークショップ

やり方は一応わかりましたが頭の中飽和状態・・・あとは実践。試行錯誤あるのみ!! 長い目で見守ってください。

Special lesson with Sちゃん

カリフォルニア在住のSちゃん(13歳)がこの夏一時帰国・・・アメリカの生活ぶりを伺いました☀️

最初の頃は英語がちんぷんかんぷんで駐在歴の長い先輩日本人の子たちに通訳してもらっていた彼女たちが、アメリカ生活4年目になり今では逆に日本から転校してきた子たちのサポートする側になっているそうです
妹のNちゃん(小3)もすでに英検3級合格済?「毎日音読10分してるから、ちょう簡単!!」とのこと?「録音提出の課題もあるよ。」・・・やはり多読は大事ですね

母語での読書量・語彙力が、外国語習得のい大きなカギになります。 夏休み、読書の楽しみを経験して下さい?!!

話が弾み、是非Sちゃんにクラスに出席してほしいとリクエストしたところ、帰国前の貴重な時間を割き、なんと2つもレッスンに参加してもらいました✏️

L8クラスは、元クラスメート(現中2)がほとんど・・・みんなうれしそう

各自、QA200の好きなトピックの質問でSちゃんにインタビュー・・レッスンの時よりもみんな真剣。コメントもしっかり返し、話を展開できる子もいて、Great!

ただ、与えられ時間内に会話が途切れないよう指示したので、次の質問をさがすのに必死で視線がテキストにばかり注がれていたのが残念

テキストを見なくても、スラスラ質問できるといいですね

みんなの矢継ぎ早やの質問にSちゃんは終始ニコニコでした☺️ 相手の反応を見て、語彙・スピードをコントロールして会話を繋げていることに感心(Nativeの子どもだと、学習者のレベルの配慮がなくぺらぺら一方的に話すので、そのスピードに圧倒され、目がテンというパターンになりがち

その配慮はきっと自分の英語力習得の過程でたくさんの失敗・苦労を重ねてきたからこそ示せる外国語学習者への思いやり・優しさだと思います

高2クラスでは、自由にアメリカの学校生活・放課後・夏休みの過ごし方・給食など質疑応答・・・・アメリカでは長~い夏休みに宿題が全くない事。塾がないことを知り、うらやましそうでした
でも、給食はピザかハンバーガー(コロナ禍で親の失業が続き、無料になったそう)。Sちゃんは日本の学校給食がいかに栄養バランスに配慮され、バラエテイーに富んでいるか分かったそう


私が一番驚いたのは避難訓練(Fire Drill)・・・日本では、地震・火災の状況設定で年1回位だと思いますが、アメリカでは年3回。地震はないけれど、銃撃にそなえ避難訓練があると聞きカルチャー・ショック。
また、一番の仲良しはメキシコ人(S同様、お父さんの転勤でアメリカに転校した子だそうで、スペイン語を教えてもらっているそう。異文化に触れ、違いを知る中で、自分の国の良さや課題を知る貴重な時間となったようです

Sちゃんもフレンズ生も、挑戦はまだまだ続きます。頑張れ!精一杯、応援してます✨。