イギリスに暮らしている時に驚いたことの1つはそのチャリテイー精神です
駅やスーパーなど人通りの多いところでは募金を求める人がいない日はなく、地域、学校、サークル単位でも1年中様々な形で、助けを必要としている誰か(盲導犬育成。こども病院支援。乳がん撲滅etc)ために自分のできるところでさりげなく関わっている姿がとても印象的でした
そうしたチャリテイー精神が小さい頃から育まれることを子供の通う小学校で毎年行われたSponsored Spelling Beeというものからも思いました
それは、
こどもは、こどもなりに誰かの役に立ちたい
でも、お金も、ボランティアに行く時間もない
だって、しっかり勉強することがこどもの仕事
ならば、しっかりテストで結果を出した子にはパパやママ、おじいちゃんたち(スポンサー)がご褒美
そのご褒美を困っている人たち(学校が指定した活動団体)に、寄付
という流れです
ご褒美が自分の懐ではなく、誰かにいっちゃうなんて、子供はすねないのかなと心配しましたが、さすがイギリス!
学力が身につくことは、本人にとって職業選択の幅を広げたり、世界観が広がるなど有益であるとともに、学習する努力や結果が誰かのためになる。社会に還元できることを周りの大人たちに教えられ、思いやりの心が育っていくことを学びました
こどもたちは、親たちの応援が何よりのご褒美。成績も上がり、自信をもって、次の大きなステップにチャレンジしていくようです
そこで、フレンズ英語教室でも今回の台風被害に遭われた方たちのために、Sponsored Spelling Beeを実施したいと思います。
今週、保護者の皆様には、このチャリティーの説明したお手紙を9月17日~20日に配ります。(単語テストのリストはクラス毎に生徒たちに知らせます)
趣旨をご理解下さった方、お名前を記入の上、来週教室に同意書をご提出ください。
10月15日~18日の週に試験を実施
その結果をご報告しますので、その正解数に応じたご褒美を、11月分のお月謝と共にお願いします