10月28日(日)株式会社 mpi松香フォニックス主催によるイベントに参加してきました?
多くのメデイアでも取り上げられているように、日本の英語教育は明治以来の大変革が起こっています?
「100年に一度の英語教育改革 ~教育は未来を築く子どもたちのために~」
東京会場では、 会長の松香洋子先生の講演でスタート☺
長年『4技能(聞く・話す・読む・書く)+プレゼン力こそが使える英語力』を力説してこられた先生は、インプット(聞く・読む)ができているmpiキッズでもアウトプット(話す・書く)の訓練ができていないことを指摘。
なるほど、I like coffee. I like tea. etcしっかり表現も語彙も入っているのに、自分の好きな飲み物を聞かれた途端に周りをきょろきょろ。。。。?
自分のことを聞かれると即答できるのは小4くらいまで。それ以上の年齢の学習者は、「別に・・・」「ふつう」「特に・・・」etc。意味乾燥な返事に、会話は発展しません?
英検2次の面接練習をしていても”Do you go to the library?(図書館へ行きますか?)”と簡単な質問にさえ、沈黙。その理由は、どっちの答えの方がいいか考えてしまうからだそう?。
日本の社会では、暗黙の裡に『空気を読む』(相手・周りに合わせる)思考回路ができ、自分の嗜好や考え・思いを聞かれた時でさえ、相手の気を使い、自由に自己表現できない呪縛(!?)があることを私自身もロンドン時代何度も思いました?。
答えが一つの質問(closed questions)には素早くこたえられるのに、答えが複数ありうる質問(Open questions)には、まず他人の答えを聞いてというくせが身につき、結局最後の方で「~さんと同じです。」という返事になってしまう私に先生から厳しい一言『Yumiko,もっと自分の意見をしっかり持ち、周りに建設的に貢献できるように。』
世界に誇る素晴らしい技術力・見た目も美しく健康的な日本食・四季折々の自然豊かな風景・人間の尊厳を訴える平和理念etc 日本にはこんなにも素晴らしい物があるのに、世界に伝える術がなくては。。。これからの子供たちには国際的なコミュニケーションの道具として、ぜひ使える英語を身に付けてほしいと思い帰国、開校。??
前置きが長くなりました。
あれから、20年・・・日本もやっと読解力重視のセンター入試は廃止され、現在の高1が迎える2020年度からは新方式の大学入試試験になります?。
学校・塾や予備校では、マークシート式問題に対応する「知識・技能」重視の指導ですが、新形式では「思考力・判断力・表現力」を一層重視されます㊙。
そこで、松香先生は多読に加え、TAGAKIを提唱!
「考える→書く→伝える」というシンプルさと奥の深いステップで子ども達の思考力・判断力・表現力をメキメキ鍛えます⚾⚽??。
トピックスも幅広く、内容も濃く、くすっと笑える楽しさもあり、何より世界で一つの創作に早速、小5以上のクラスで採用したいと思っています?。
午後の吉田研作先生(上智大教授・TEAP(新方式英語力評価テスト)開発にも関与)の講演でこれからの英語教育の変貌を伺い、まさに私たちが今までやってきたことが公教育で求められる時代がやっときた!と感じましたし?、その後の安河内先生のエネルギッシュなご講演では、生徒役になり英語を使う楽しさを体感。「あ~、問題集の答え合わせに時間を割くレッスンはもうやめたい!」と、つくづく思いました?。
中学生以上の生徒の皆さん、お願いです!
中学の定期試験(範囲の数ページに出てくる文法・単語・熟語が書けるか)は、しっかり教科書を音読し、単語を書く練習をし、ワークをやれば、85点は取れます!!
自分でできることは、自分でしましょう?
中1・2の保護者の皆さんにお願いです!
定期試験の点数だけで、お子さんの英語力を決め付かないでください。
50~70点位しか取れない子が、実は90点以上取れる生徒たちよりも「聞く・話す・書く」力があり、英検や実力テスト、あるいは中3からぐ~んと力を発揮する子がたくさんいます?
何より「英語が好き」になった生徒たちは、進学先の高校・大学・勤務先でも自分でしっかり英語を学ぶので、クラス・学校のトップの成績を取ってくる子がたくさんいます?
定期試験の高得点を目指す教科書の学習だけでは、とうてい新しい大学入試には間に合いません?
個人の教室、少人数だからこそできる、迅速な対応をとっていくつもりでいること、12月の個人面談でもお話したいと思っています?
日程は個別にご案内させていただきますので、よろしくお願いします?。