学びの夏2022:覚書

暑中お見舞い申し上げます。

「自立した学習者を育てるためには、まず身近にいる大人がその良いお手本を見せる事」という言葉に背中を押され、この夏休み中に学んだことをしたためます♪

誰かにやれと言われるより、自ら学びたいという気持ちで臨んだ方が達成感も、吸収力もUP。長い夏休みも前半終了。後半、有意義に。

7/23 TAGAKI Advanced 指導法 Around The World

今年から本格的に高校生クラスで導入・・生徒達の調べ学習が中心。毎回教えてもらうことがたくさん。より体系的に、効果的にレッスン展開できるよう学びました。

7/24 :mpi 新刊発売記念 講演会 & ワークショップ

携帯をかざすと音声が流れるテキストTAGAKIにも4年前驚きましたが、なんと新刊のこのテキストでは、動画が見られます
DVDをセットして流さなくても、携帯があればどこでも見られるんです。すごい!
さっそくフォニックス総復習のクラスに導入・・・どんな風に学びが展開するか楽しみです。新刊にあたっての松香洋子先生の動画はこちら
➡  https://www.youtube.com/watch?v=UjHvWBkEJVw

 

7/30 TOEICに効く文法力アップ

日本語の語順は自由度が高いのに対し、英語は決まっている(文法)➡ 動詞がカギ!チャンクでイメージをつかみ、直下力・速読力を身に付ける。

*音読が有効・・・自己流ではなく、正しい音源で完コピを!

 

8/2 校内英語スピーキングテストにおける現状と今後

   By 小泉利恵 先生  (清泉女子   大学言語教育研究所教授)

学校現場ではペーパーテスト重視でスピーキングが後回しにされているのかと思いきや、今回の報告によれば小学校では97%、中学校でも97.7%、そして高校でも54.6% パフォーマンステストが実施されてこと知りました。

内容は、発表(プレゼンテーション・スピーチ)か やりとり(会話・ロールプレイ・ディスカッション)で、当教室で行っている事とほぼ同じのようです(^^)

評価をめぐり、人材育成・採点時間と労力・コスト・客観性などが課題で大学入試では未だ長文読解中心。スピーキング導入は検討中のまま。

でも今回の報告を聞き、びっくり仰天・・・この問題を全てクリアしてくれそうなAI・アプリが着々と研究、開発されています。大学入試にスピーキングが導入されるのは時間の問題です!!鍛錬を怠らずに!!

 

8/2 生徒と学び続ける英語教師-実践的な英語力の習得に繋げる授業とTOEIC Programの活用- 江原美明 先生(武蔵野大学 教育学部 教育学科 特任教授)

試験問題の言語活動に利用する他に、先生が近況を報告しその後 内容理解チェック、あるいはペアでお互いに近況を話し合い、その後に他の人にシェアという授業が大学で行われているそう・・・フレンズでウオーミングアップとしてL5(小学年高学年)からずっと行っていることと全く同じことが大学でも行われているんですね♪

 

8/2  ACTIVE ENGLISH PROGRAM By 安河内哲也先生(東進ハイスクール)

麹町学園女子中学・高等学校での実践報告
入学者数 2014年 約60名→ 2022年 約200名(定員充足)
•高3英検2級合格割合 2015年9.9% → 2021年 67.9%(1級2名・準1級9名)

改革で必須となる3要素
1.授業 → 活動型授業への完全変更
2.教材 → レベルを下げ、量を減らす。
3.定期試験 → 4技能累積型統一フォーマット

*当教室では、1と3は実施済・・・2の教材はどうでしょう?

課題が提出されない理由は、「忙しい?」「忘れた?」もしかして、難かしくて手が出ないということもあるのかな? しっかりコミュニケーションをとって、生徒達に適しているかどうか要チェック☑

8/2 英語教育とICT活用-2030年の授業を構想する-
千葉大学教育学部・大学院教育学研究科(兼任)教育学部附属中学校
理化学研究所革新知能統合研究センター

私にとっては、一番苦手な分野・・・・上手に使いこなせるよう日々試行錯誤

千葉大付属小の生徒達が動画編集がめちゃくちゃ上手なのは、こういう環境で学んでいるからなんですね(^^) 納得。

8/4大学受験や進学後に繋げるTOEIC Programの活用事例 

近畿大学附属高等学校の実践報告 By 古川先生

*教員にできることは、『内省を続け、改善を重ねる』『生涯学び続ける』

自分よりず~~っと年下の古川先生の情熱にとても動かされ、このブログを書くことを決心。

『居心地の悪い場所』(普段と違う学ぶ環境・・・留学・国際交流・プレゼンなど)に身を置くこと ➡ 内省    そこから伸びる!!

同感。この夏のSpecial レッスンwith Eli (fromアメリカ)一時帰国のSちゃんとのレッスン、オーストラリアの同年代の子どもたちとのメール交換・トーク。

この夏、生徒達に実際に学んだ英語を使ってコミュニケーションをとる機会を可能な限り作りました。その中で、うまくいったこと、いかなかったこと、それぞれが心に刻み、成長へつなげていってほしいと願っています♡

 

 

江戸川学園取手中・高等学校の実践報告 By清水先生

速読のトレーニング:高2は5分で読める物を毎朝

4技能評価で学びのモテベーションがあがる

 

 

8/6 教育の自由と教育における自由—オランダから公教育の課題を考える

By リヒテルズ直子先生/日本イエナプラン教育協会特別顧問

日本の従来の詰め込み主義、管理主義の教育から脱却し、ひとり、ひとりの種を大事に見守り、育つために必要なものを家庭・学校(公立・私立・フリースクール)・行政・地域社会・企業・メディアが温かく見守り、「民主的市民の育成」を目指すという提言に感動

*日本の競争社会では、常に「抜きんでよう」とみんな必死

でも、個性を大事に、また他所を尊重できる民主的な市民を育てるためには「つながること」「共有すること」が大事。

*管理者からスクール・リーダ-へー!!

「ファシリテートと助言」「強みと弱みをみて、チームを編成」「信任し、失敗しても温かく見守る」・・・大事、大事!!

 

8/7 幼児教育+イエナプラン=新しい学校教育~個別最適・協働的な学びの一考察~

(学校法人ろりぽっぷ学園)の実践報告

不登校の特徴例から、学ぶことがありました。不要なストレスを生徒達に掛けないよう配慮できているか自問。

 

8/7  〜哲学する授業〜

「探究型学習」に対応したアクティブラーニングで「学習する組織」への奮闘記

ワオ高校:日本初の「哲学」を必修科目に採択したオンライン高校として、2021年4月に開校。・・・ネーミングといい、学び方といい時代ですね~。

8/11 オンラインのためのGoogle Jam board, slideの使い方ワークショップ

やり方は一応わかりましたが頭の中飽和状態・・・あとは実践。試行錯誤あるのみ!! 長い目で見守ってください。