いつも通り、宿題CDリスニングレコードを塗りつぶした数を一人一人数えて、スティッカーのやりとりをして・・・
始めに、香住小の生徒が3人やって来て、最後に誰かが戸を開ける音がしました。分かってはいたけれど、「誰か来たね。誰だろう?」というと、Rちゃんが「Mちゃん(個人名を出せませんので、イニシャルですが、かわいらしい愛称です)だよ」と、教室の戸の方へ駆けて行きました。
それぞれにいろいろな事を話してくれるのですが、Mちゃんが、「弟達も家で、byeとか英語を話すよ」と教えてくれました。MちゃんがCDを聞くときに、一緒に聞かれているのかもしれないですし、自然に耳に入って来ての事かもしれないですが、普段から英語の正しい音をインプットされているのはとても良い傾向だな、と感じました。
Superstar Songs2 7番3週目です。先週fun fun timeで、音節を意識させる練習をしたのですが、うまく音節毎に体のパーツを触ることの出来ていない生徒がおりましたので、アクセントは本日3週目に持ち越しました。
音節に問題ないことを確認してから、アクセントに気付かせる事を目的としたアクティビティーをしたのですが、やはり意識はしないまでも、正しい場所にアクセントが置かれた音のインプットがきっちりと出来ているので、違う場所にアクセントを置いて聞かせると、みんながクスクス笑って、気持ち悪~いって感じでした。
mpiでは、フォニックスに入るプレフォニックスに当たるこの低学年の時期に、音声インプットを重点的に行います。ですから、結果が見えにくいという事がありますが、正しい音声インプットが無ければ、中学年から始める文字に移行できないのです。CDを聞くばかりの宿題に物足りなさを感じていたり、本当に力がつくのだろうか?と疑問、もしくは不安に感じる保護者の方がいらっしゃるかも分かりませんが、分かり安く言えば、今は、将来綺麗な花を咲かせるための ”種まきの時期” という事です。だからこそ、レッスンは全てオールイングリッシュでたくさんの英語をインプットし、宿題のCDをたくさん聞いて来るようにお願いするのは、その為なのです。
英会話体操は、今、1冊目ですが、3冊終わる小学3年の頃には、英検5級で出題される表現はほぼ全て耳から頭に残っている状態です。(きちんとCDを聞き、ロングメモリーとして残している場合) また、フォニックスが導入されると、やはりフォニックス指導のなかで、mpiの子供達は、無理なく英検に必要な単語も記憶していきます。つまり、我々世代の様に、試験の為に勉強を一生懸命して・・・ではなく、無理なく、もうすでに知っている事を当たり前のこととして、確認として試験を受ける、という流れになるのです。
こう考えて見ると、いかに今のこの時期が大切であるかお分かりいただけると思います。
また、mpiは他の英語スクールの様に、大きく宣伝をしておりませんので、大きな都市での認知度は高いにしても、この但馬あたりでは、知る人はほとんどいらっしゃらないでしょう。
しかし、このmpiスクールは、、自立した学習者を育てる事を目的としており、その為にフォニックスを丁寧にしっかり生徒達に指導して参ります。フォニックス指導を受けた子供達は、自分の興味のある本、雑誌、ネット情報を(もちろん世界の)、自分だけの力で読むことが出来るのです。
日本で、一番最初に、このフォニックスを提唱なさったのが、mpi創始者の松香先生です(パワフルに活動なさっていらっしゃいます)。”フォニックス”といえば、松香先生と言えるでしょう。
この春から、香住小学校に英語指導に入っておりますが(残念ながら、香住小ではフォニックス指導は今のところありません)、英語教室の備品を見ておりましたとき、松香先生のフォニックスDVDが全巻揃えてあるのを発見したとき、私は、自分が教室を開く際、mpi を選んで間違いが無かった!と、更に確信を新たにしました。
長々と書いてしまいましたが、まだ2年生、毎日CDを聞くだけの我が子の姿に、将来の流れが想像つかない保護者の方が多いのでは無いだろうか・・・と、ふと思い、少し先のお話を致しました。
川西英語教室では、小学生の間に時期を見て、英検Jr・英検を受験していただく事にしております。しかし、そういった試験は、あくまでも、子供達の到達度を測る物差しに過ぎない、という位置づけでございますので、ご理解下さい。
では、来週お待ちしておりますね(*^▽^*)