大村市に「国際交流プラザ」が誕生しました。
この国際交流プラザとは・・・
市内在住の外国人と大村市民とが気軽に立ち寄って交流する事ができる場所です。
プラザでは、国際交流や姉妹都市交流、海外に関する情報を提供し、ホームステイや語学学習などのコーディネートをしてくれます。
今後の展開がとても楽しみですよね!
私達も色んな企画に参加して行きたいと思っています。
2015 1月24日 オープニングの今日は
「恵美&ジェフの英語で遊ぼう」 ~これは困ったジングリッシュ~
とても楽しい時間を過ごさせていただきました。
ジングリッシュとは「和製英語」ジェフ先生が勝手にそのように表現しています。
面白い英語のやり取りでスタートしました。
大村市国際交流センターオープニングセレモニー スピーチ 本体部分
(After our role play, Emi will give this speech. )
2015年1月24日by 恵美
Jeffより「soredewa Emi sensei no supiichi wo kiite kudasai 」
改めまして、皆様、こんにちは!
本日は、この素晴らしい大村市国際交流プラザのオープニングを心から嬉しく思いながら参加させていただいております。(ゴーン恵美と申します。)
私共のお話しは、いつもいきなりのロールプレイから始まりますが、先程は、私共のやり取りにお付き合いいただきありがとうございました。
子供達の英語教育を、いかに面白いものに、意味を成すものにと考え大村市で英語を指導し続け29年目に入ろうとしています。
国際結婚と言うちょっと珍しい環境にご縁を受け、私の言語に関する思いや、国際語と言われる英語の教育、国際交流、そして、未来に夢を持ち、これからを背負って立つ子供達への語り掛けには、随分と影響を及ぼしていると思います。
アメリカ人との毎日の生活の中ではもちろん、様々な国々から日本に来てくれるAFS高校留学のボランティア活動からも実に多くを学ばされています。
例えば、ジェスチャーの違いによる誤解や、言葉を使い意思疎通を図っていても、なんだかしっくり来ない時などは、文化の違いが潜んでいます。
エアコンなど電気の節約をどれだけ説明しても、年中過ごしやすい気候の国から来た留学生に理解してもらうには相当時間がかかります。
水を大切にするように、どれだけ説明しても水道代の安い国から来た留学生の癖はなかなか抜けません。
こうなると言葉の壁ではなく、もはや文化の壁にぶつかったと感じます。
言葉やその言い回しを紐解いていけば必ずや文化が顔を出します。
それらが良いとか悪いとかではなく、違う所をそれぞれに理解して初めて、「言語」が、私たちの想いを運ぶ「言葉」としての役割を果たしてくれるように思います。
私は仕事上、よく「どうして日本人は英語が話せないのだろうか?」「どうやったら英語が話せるようになるのだろうか?」と、そう尋ねられます。
みなさんはどうしてだと思いますか?
評価の仕方に問題ありと思う人、英語はコミュニケイションとしては習っていないと残念がる人・・・ 確かに日本の英語教育はとっくの昔に遅れを取ってしまいました。1970年代以降のコミュニケイション重視の波に乗れなかったのです。
実は、英語と日本語には大きい言語差があります。
英語は強弱の言語と言われ、日本語は高低の言語と言われます。
英語にはリズムがあり抑揚がありますが、日本語は一本調子で語る傾向にあります。ですから、まだ日本語に慣れない外国人の方が話をするときは「こんに~ちは~! わた~しのなま~えは・・・」となるわけですね。
皆さんはイルカたちがコミュニケイションする事はご存知ですよね。
彼らのコミュニケイション周波数と私達人間のコミュニケイション周波数とは、あまりにも差がありすぎて私達には理解できません。
しかし、日本語と英語には、そこまでの差はありませんからどうにかなるはずなのです。
そして、よく言われる、もう1つの理由は、日本では日常生活で英語を使う必要がないからだという事です。
ですから英語を話せるようになりたいというモチベーションが育たないのかもしれませんね。
そんな中、社によっては社内公用語として英語を使う所も出てきています。
そんなこと聞くだけでドキドキしますがかっこいいですよね。
知識として英語を詰め込むのではなく、英語を使う術を学ばなければなりません。その国の言語を知る能力だけを磨いても、その言語を使うという能力は伸びません。
その能力を伸ばすためにいろんな工夫はありますが、最も必要なものは、やはり、実際にたくさん英語での交流をする事だと思います。せめて、疑似体験をする必要があります。
持っている英語力に個人差があるのは当然です。 周りの方々の英語力と自分の英語力を比較している暇はありません。持っている自分の英語をフル活用! その為にも間違いを恐れずに自己発信をする力、そしてその環境作りは、日本人の私達にとって、大変必要な事だと思います。
母語として、公用語として、外国語として世界中で使われる英語の中で、最も少ないのが母語としての英語です。 つまり、英語は、第二言語として国際語として大活躍を成し、その特色は多様性だと、私は思います。
聞き取りやすい英語に聞き取りにくい英語、色んな国の英語ですから、それぞれに特徴があり、今では「World Englishes」と言われています。
さて、日本語を母国語とする私達の英語はどんなでしょう?
正しい発音に気を付けることができたら、益々通じる英語に育ちますよね。
先程もお伝えしましたが、英語は強弱の言語です。
リズム、そしてイントネイション ・・・これらがポイントになってきます。
こればかりはたくさんの英語をしっかり耳にして慣れて行く事が必要です。
どこを伝えたいのかによって強く言う所は変わってきます。
恥ずかしがらずに、大袈裟にそのリズムやイントネイションを出して行きましょう。
癖をなくした英語を使えたら嬉しいですね。
では
①ここで発音についてちょっと試してみましょう。
★活動① 発音 lice×rice fly×fry play×pray
glass× grass collect×correct law×raw
bury×very boat×vote ban× van
sink×think sick×thick bus×bath
良くもあり悪くもあり・・・外来語のとても多い日本語です。
外来語は色んな国から来ています。
そこで
②外来語を見て行きましょう。
★活動② 資料②でどの国から来ているか尋ねる。
それから
③Jeff先生和製英語って困りますよね。
★活動③ 資料③(Jeffが作る)
★活動④ banana chants No.1 No.7 No.8 No.10
今日は、日本人にとってのウイークポイントを探りながら英語を楽しみましたがいかがでしたか?
早速今日からご自身の英語を磨いて行ってくださいね。
Emi