春ですね~!

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寒い雪景色から、滝宮天満宮の満開の梅の木。

ここ数日は、コートがいらない陽気ですね。

庭のくぬぎの木に、小鳥たちが集まりだしています。

昨年のこの時期は、変になま暖かい日が続きました。
中国からの黄砂も早くやってきて、
身を刺す寒さに咲く梅の花がいっそう鮮やかに見えるのですが、
昨年は、かすんで見えました。。。

でも、今年は、梅がとても鮮やかで綺麗です。

☆英語の歌で学ぶフォニックスレッスン☆

ずっと寒い日が続いていて、もうそろそろ、この寒さにも飽きてきた頃ですね。
梅の鮮やかな紅色が目にとまる季節。
もう寒い日から開放されて、暖かい季節が待ち遠しくなってきましたよ。

今日は、「英語の歌で学ぶフォニックスレッスン」の初日でした。

春の気配を感じながら、KITOKURASで、
英語の歌を歌いながらフォニックスを知るレッスンを開催しました。

Judy’s Mama English Schoolを本格的に立ち上げる前は、
少しの間、社員研修の講師として仕事をしていました。
また、一週間に一回程度、
夜に高松の商工会議所で、商店主対象の英会話講座を持っていました。

洋書の英会話テキストにそって、
皆さん机に座って、英会話表現をリピート。
何回も言ったら、横の人でAとBに分かれて会話。
横の方と向き合って、覚えた会話を使って、
照れながらどうにか会話を言う受講生の方々。。。。

教えていることに、心がときめかない私。。。

大人になってから、テキストだけで
ぺラぺラしゃべる英会話なんて無理でしょ。。。

商店主様たちにとっては、
日ごろの仕事から離れて、
ビジネスの情報交換の場として良い機会だったと思いますが、
この気長な作業は、私には向いていないと感じていました。

もっと、意味のある、目に見えて成長のある英語教育は、
子どもたちの指導でしかないな~。。。

今までも、何度か大人の英会話の指導を頼まれましたが、
すみません。残酷なことを申し上げますが、
海外に行って、積極的な生活をしない限り、
この日本にいて、ぺらぺらと英語が操れるようになるのは無理です!

かなり前に聞いた話ですが。
英語教育推進を国家プロジェクトで進めたオランダは、
テレビ番組のニュースも娯楽番組も、
全て英語のテロップを流して、国民の英語学習環境を作ったそうです。
もちろん、小学校から英語が教科として導入されていたことは
言うまでもありません。

日本もそれくらいの環境になれば、
大人でも多少は英語ができるようになるかもしれないですね。

でも、大人から英語を学ぶことに、
全くの可能性がないわけではありませんよ。

商工会議所での英会話講座のときから、
25年以上、ずっと温めてきた大人のための英会話講座が、
この「英語の歌で学ぶフォニックスレッスン」です。

バレンタインズデイの季節なので、愛がいっぱい溢れる歌を選びました。
Stevie WonderのI just called to say I love you.

レッスンを受けたママたち、おうちに帰ってから、
子どもたちをお膝に乗せて耳元でささやいてあげたでしょうか。。。

I just called to say I love you….
And I mean it from the bottom of my heart….
ママはね、ただ、「愛してる」って言いたいだけなんよ~。。。
だってね、それは、いつもママの心の底から湧きあがる気持ちだからね~。。。

日本語だとダイレクトすぎて、何かうまく言えない。
でも、英語だったりメロディにのせてだと、
なぜだろう、自然な言葉になって言うことができる。。。

ぜひ、英語を学びたいいろんな年齢層の方に
参加していただきたいと思っています。

また、Judy’s Mamaの保護者の方にとっては、
子どもたちが学習している「フォニックス」のことを知ることができます。
おうちでBuilding Blocks Libraryを音読しているときに、
子どもたちが文字読みでつまったとき、
ママがちょっと、ヒントを教えてあげられるといいですね。

そんな思いで、
KITOKURASの樹の香りと美しい自然に囲まれて、
楽しい英語のレッスンにしていこうと思っています。

一回1000円。
mpi香川地区研究会ファミリー会員は800円。
ふるってご参加ください!

音読・多読

この3学期から、どのクラスも、
今年の4月から導入するはずだった絵本を前倒しで入れています。

今までのOpen Classで、上学年の発表で親しんできたせいか、
2年生や3年生の「I like coffee, I like tea」や
「Mary had a little lamb」は、みんなとても楽しく歌っています。

4年生は本来6年生で読む「The goose with the golden eggs」
5年生は、中学生で読む「Gorsch the cellist」(セロ引きのゴーシュ)

松香先生は読書家で、今の仕事をやってなかったら、
小説家になっていただろうというくらい文学が好きで、
特に、宮沢賢治文学をこよなく愛していて、
その思いで作られたのが「Gorsch the cellist」です。

もちろん、どの絵本もCD付きなので、
子どもたちは心地よい音楽につられながら、
絵本の世界に引き込まれているようです。

昨日の5年生のクラス。
東京のキッズコンテストでBest Performance賞を取った凌子ちゃんのクラスです。
凌子ちゃんが賞を取ったことで、他の生徒にとっても身近になったのでしょうか。

一昨年、スキット部門でBest Performance賞を取った蓮君が、
スキット作りだけでなく絵本にも興味を持ち出したようです。
渡して直ぐに「Gorsch the cellist」が読めるようになっていました。

この絵本は、擬音語たとても楽しくて、
蓮君がおどけて、とても面白く楽しく読んでくれます。
これがめちゃくちゃ面白い。
みんな大笑いです。
そうすると、他の生徒たちも、読みたくなったのでしょうか。。。

次の週には、全員が、擬音語のところを強調して、
とても面白く楽しく読みました。

どのお話を読むかは生徒に決めさせるのですが、
2月からは凌子ちゃんが発表した「I’ll not give into the rain」(雨ニモ負ケズ)。

昨日のレッスンで全員で読みました。
みんな、美しいメロディラインにのせて、
とても静かに、きれいな流れで読みすすめます。
一生懸命に練習をしてきた生徒の声が響きます。
凌子ちゃんは、東京の発表のときのように、
情感をこめて、しっかりと読んでいきます。

生徒たちみんなが、ひとつのかたまりになっているような感じです。
生徒たちも、友達の声を確かめながら、心をひとつにして読んでいるのでしょう。

とても心地よい空間の中で、私は子どもたちの声を聞き入っていました。

うちの生徒たちはどのクラスも一体感があるのは、
やはり、この音声教材のおかげだと思います。
全員で音読。全員で多読。
たくさん英語に触れて、たくさん文字に慣れて、
たくさんの音声をインプットしてアウトプットするけれど、
その奥に、もっと大切な「一体感」がないと、
子どもたちには英語が身に付かないのではないかと感じました。

今日、あるお母様からメールが届きました。
先日、国語の参観日だったそうで、
そのご感想を送ってくださったものです。

「今日は参観日でした。3年生は1人ずつ国語の音読です。
自分がどこに気をつけて読むかを説明してから読みます。

いろんな子のを聞きましたが、Yくんの説明を聞いて確信しました。
説明のしかた、顔のむき、声の大きさ、
どれも相手に伝えようと自然と気配りができていました。
わが子もそうでした。
音読自体はそれほど、他の子どもたちとの差はないと思います。
しかし、発表する際に、相手に伝える一言がわかりやすいんです。

普段の英語でのレッスンや発表の成果かな、
と私は妙に納得していました。」

という文章に、私も大きくうなづいています。
すばらしい!!!

今、国語教育は、いわゆる昔の読み書き重視ではなく、
「コミュニケーション力」を掲げ出してきたからです。
23年度の国語の新指導要領の中身も、
発表や人とのコミュニケーション力に力を入れています。

ご報告くださったママの視点のとおり、
英語の発表教育は、これからの国語力にも生かされます。

同じ言語ですからね。
3月の発表会に向けて、着々と準備が進んでいます。

ところで話が変わります。

先日、夢を見てあわてて目が覚めました。
夢の中で、クリスマスのイルミネーションの片付けをしていて、
「え?もう年末?え?もう?
あれ?この間年明けたはずなのに、もう年末?
え???私、この一年何してたの???
え~~~~~~~!!!何して過ごしたの~~~~~~!!!」
というところで目が覚めました。

混濁した意識が戻り、今が2月だとわかったときに、
どどっと疲れがでてきましたが、
その日のレッスンのときに、
ある方がチョコレートケーキを差し入れに持ってきてくれました。

あ~、バレンタインの季節だ。。。

季節感のある差し入れをありがとうございます!
まだまだ寒い2月ですね。
夢を思い出して、今年はまだたっぷりあることに安堵しました。

小学時代のレッスンが中学校英語でどう生かされるか

もう、私の教室が「受験英語」が目的でないことは、
どの保護者にもご理解いただいていると思いますが、
「中学校や高校の英語は教えないよ!」と声高に宣言する教室に、
中学校になっても、よくぞ、通ってきてくれるな~。。と、
生徒たちには本当に感心するばかりです。

欧米の州立大学附属語学学校が採用していて、
文法力とコミュニケーション力の両方が学べる
「AZAR/Hagen Basic English Grammar」を使っています。

約2センチの厚さのこの洋書に出会ったのは、
15年以上も前だったと思います。
その当時、徳島文理大学志度校で教授をされていた、
British Colombia Universityの教授が教えてくださいました。

この文法書は、3レベルあるうちの初級レベルです。
問題内容の構成は、
be動詞のなりたちから一般動詞の使い方へ。
数えられる名詞と数えられない名詞から、a, anの使い方へ。
その次に、a, an, someの使い方へ。
その次に、a, an, some, anyの使い方から、
a pair of, a cup of, a sheet of,などの使い方へ。。。
と、とても細分化されて、
なおかつSpeaking skillが定着するような、
Writing問題やlistening問題がたくさんあり、
指導者と学習者が会話をして、
学んだ文法を話す問題があり、
本当の英語はこの一冊からだ!と確信した文法書です。

その本を手にしたときに、
日本の中学校・高等学校の教科書のしょぼさに愕然とし、
文法の基礎を、どうにかレッスンに取り入れることはできないかと、
無謀な新しいチャレンジが始まりました。

この洋書の上級編は、
息子が通っていた語学学校の大学準備コースでも使われています。

今日は、小学校2年生から英語教室に通い出して、
今、中学1年生になるプライベート生Kくんのことをお話します。

中学校に入って部活命のKクン。
先日のプライベートでは、高校生のお姉さんと同じ時間になって、
お姉さんから、「提出物くらいは出したほうがいいよ~。」
なんてアドバイスされてましたね!

のんびりマイペースのようで、
寡黙でいながら何か考えているような、
中学校時代の息子と似たところを感じます。

中学1年生になって、学校の英語の授業が始まり、
最初は、ちょっと面食らっていましたが、
ある日、彼に
「学校の英語と教室の英語とどっちが本物?」
と聞くと、「こっち」と言って、
Basic Enlgish Grammarを指差しました。

そんな彼が、昨日のレッスンの帰りに、
「英検4級は難しいんかな~。。。」と聞くので、
「受けるの?」と聞くと、
「受けた。」と答えて、結果がいつなんだろうと思っていると、
「合格した。男子は二人受けて、二人とも合格。
合格したのは自分と勉強大好きなまじめ君だった。」と。

彼が帰った後、あらためてお母様にメールで確認をすると、
ご返事が返ってきました。

「英検の結果を見て、
やっぱり教えてもらってて良かったなぁ~!と改めて思いました。
分野別の成績です!
文法力や熟語・日常的表現の知識は正解率がよく、
リスニングの会話の内容一致選択に関しては10問中全問正解でした。

やっぱりこういう結果が出て来ると、
子供も頑張った勉強して来ているなあと思いますし、
親としても今までの苦労が報われますね。」

でも、私がとても感心するのは、
まわりの友達に振り回されることなく、
「レッスンを続ける」と言ったら、
友達が一人、また一人といなくなっても続ける根性。

だれに勧められるでもなく、
事前に私に相談するでもなく、
自分で英語検定を受けようとする真っ直ぐな気持ち。

4級合格の達成感を感じ、
次の3級を目指して、目標を掲げる姿勢。

人前でのスピーチを薦めても、
絶対首を立てに振らないのだけれど、
こうやって、常にコツコツと努力を継続し、
英語を自分のものにしていく姿は、
これからの小学生の生徒たちのお手本にもなると思います。

今日の小3クラスのレッスン

今日の小3クラスの生徒たちはすごかったです。

ちょっと早めにやってきた男の子たち。
まだレッスンまでに時間があると、
教室の棚にある小道具やおもちゃなど物色します。

カラフルなプラスティックのマイクをみつけました。

子供たちがテレビの司会者や取材記者の真似事をしています。

「そのマイクは英語のインタビューのときに使うマイクだから、
使うんだったら英語の質問とかしないといけないね~。」

そのまま、私はあと少しで終わるメール文を送るために、
PCに向かっていたら、
背後から。。。

T : What sport do you like best?
K : I like soccer. What weather is it today?
H : It’s sunny and cloudy.
T : What animal do you like?
H : I dog like.
K : I like dogsだろ~?
H : ああ、そう。I like dogs.

そこにYくんNちゃんもやってきて。
K : What day is it today.
Y : It’s Tuesday.
K : Good. I like your gesture.

私は彼らの会話をメモして書き残したかったのだけど、
もうレッスンを始める時間。

でも、私の記憶にある会話が上記の内容だけど、
これよりも、もっともっとずっと
マイクを使ってお互いがインタビューをしていて、
褒め言葉がでたり、
新しい質問にチャレンジしたり、
語順がまちがっていても、
自分の答えを言ったり。。。

本当にこの光景を保護者の皆さんに見せられないのが残念。

何度も
「ビデオに撮りたい~!」と言いましたが、
子供たちはビデオが回り出すと、
こういうふうにはやってくれないのです。

だから、ブログでお伝えしますね。

Maruko校長先生からの報告 ★ Who took the cookie from the cookie jar?

マルコ校長先生です。

Junko先生が言ってました。

「We Can! Student Book 1の47ページまで終わって、
次のページに入るとき、
ちょっとだけ、そこはかとな~い不安がよぎるんだよね~。。。」

なぜでしょう。。。
気になるので、レッスンの様子をのぞきに行きました。

次のページにあるのが、
Who took the cookie from the cookie jar?
というチャンツだそうです。

All students : Who took the cookie from the cookie jar?
Student A : (Student B’s name) took the cookie from the cookie jar.
Student B : Who me?
All students : Yes, you!
Student B : Not me!!!
All students : Then who?
All students : Who took the cookie from the cookie jar?

Junko先生が、
こどもたちに頭を下げさせて、周りを見ないように注意して、
手のひらを上にして開いた状態で待たせています。

その間に、だれかの手に小さい消しゴムなどを入れて、
(カナダの地下鉄のチケット代わりのコイン、トークンを使います。)
そして、準備が整ったら、頭を上げさせて、
このチャンツを始めました。

Junko先生は小学校でもやったことがあったそうです。

リズムが馴染みやすく、
「誰が菓子箱のお菓子取ったの~?」
なんてフレーズは子どもの生活の中でもよくあるシーンです。

そして、お友達の名前を言って、
犯人探しができます。
自分が持っていても、
「え?私?」
なんてうそぶくことが楽しいです。

手に持っていたら、
「Yes, me.」と言ってゲームオーバーです。

子どもたちはこのゲームを何度も何度もおねだりをするので、
そのページから次に進めなくなるのです。。。

小1の金曜日クラスは3人しかいないので、
このゲームをしても、イマイチ盛り上がりに欠けます。

だから、次のクラスの小3のお兄さん、お姉さんたちが
早めに来たときに、
「一緒にやってくれる?」とお願いすると、
一年生の生徒たちが、とてもかわいく
「やって!やって!お願い~!」とおねだりをします。

3年生のSちゃんは一人っ子なんだけど、
お姉さんの顔になって、しぶしぶ
「しゃあないな~。。。」と言って
一年生の輪の中に入ります。
でも、満面の笑顔で。

地域を越えて、
学校の枠を越えて
学年を越えて、
同じ共通教材を使うことで、
ゲームやチャンツを通して、
子どもたちの間でコミュニケーションが育つ。。。

とても素敵な瞬間ですが、
でも、次のページに進まずに、
いつまでも、子どもたちの元気なチャンツと笑い声が我が家に響くのです。。。

マルコ校長先生も一緒にやりたいけど、
グーができないよ~!
だからお鼻の上にのせて、
遊ぶしかないよね~。。。

冬の讃岐路 かもめ

琴弾公園に来たのは何年ぶりでしょうか。。。
たぶん10年ぶりくらいだと思います。

家族ともここに遊びに来たことがあります。
娘が小学4年生くらいだったとき。
財田川を網で堰き止めて、
干潮でひざくらいの浅瀬の河口に、
はまちや鯛などの魚を放流して、
川に入っていって魚の掴み取りをするお祭りがありました。

地元の慣れた大人たちは、
おおきな魚を何尾も取っていますが、
ほとんどの家族連れは小さいあじくらいしか取れず、
もう終了の時間も迫ってきて、あきらめかけたとき。。。

娘の網の中にすっぽりと入った巨大なはまち!
その周りの全員が、網で高々とはまちをすくった娘に集中!
娘の驚きと満面の笑顔と周りの歓喜の声!

そのとき!

網が破れて、はまちが水面にばっしゃ~~~~~ん!!!

娘、ずぶ濡れ。。。

それりゃそうです。私たちが持って行ってたのは、
昆虫取り用の網だもの。。。

でも、その一瞬に、周りも私たちも大爆笑!!!

楽しかった思い出を思い出しながら、
裏路地食べ歩きツアーを終えて、
財田川を渡る歩行者用の橋にさしかかったとき。

私の頭のすぐ上に無数のかもめたちが、
楽しそうに飛び回っている。

そのうち一羽が、橋のてすりに留まりました。

そしたら、一羽、また一羽と留まって、
なんと!両サイドにかもめたちが整然と並んで、
「ここを通りなさい」と言わんばかり。

すごい!すごい!

こんなに間近に、こんなにたくさんのかもめ。
しかも、橋の両サイドで私を迎えてくれてるみたい。

飛んでいるかもめの頭は長いのだけど、
とまると、頭がこんなに丸くてかわいいんだね。

このまま、かもめと一緒にいたいのだけど、
橋を進むと、かもめが、一羽、また一羽と飛んでいってしまう。。。

None of them, none of them, would play with me

大好きな絵本「PLAY WITH ME」のフレーズが心の奥から聞こえてきます。

絵本の少女はしずかに池にたたずんで、
動物たちが再び現れるのを待つのだけれど。。。

I ran through the bridge and flew high in the sky with seagulls…

<完>

冬の讃岐路 Part 2

まずは、川鶴酒店に入って、チケットで地酒と引き換え。
酒造見学は予約が必要なので、ここではお茶をいただいて、
店主のおばあちゃまとおしゃべり。

とても気さくなおばあちゃまが、
最近のテレビ取材の話や、
やってくる観光客の話などしてくれて、
「次どこ行く?お酒を飲みながら、
てんぷら食べるお客さんもおるよ~!」

あ!それ、粋な感じ。
私は日本酒党ではないけれど、
このレトロな町並みを歩きながら、
てんぷらと地酒片手にぶらぶらするのは、
すごく素敵かも!!!

次に、山地蒲鉾の工場へ。
ちょうど、出来立てが出来るらしく、
工員さんが明るい笑顔で、
「ちょっと待ってナ~!今、できることろやから。」と。

うん、ちょっと待ったかな。。。
外も寒いし、かまぼこの匂いを楽しみながら、
石ちゃんや女子高生の制服で有名なお笑いタレントのサインや写真を見ていると、
「お待たせ~。今できたばかりだから美味しいよ~。」
と熱々の海老てんぷらを、紙袋に入れて持ってきてくれました。

外にベンチがあったので、
そこで座って食べることに。。。

な!!!なんだ、これは!!!
てんぷらの出来立てなんて、
考えたら、今まで食べたことがないよな~。。。
お店で並んでいるてんぷらを、
家でチンしても、ここまでの美味しさは出ないよな~。。。
やっぱり出来たてって、本当に美味しい!

このてんぷらの味を思い出すと、
この散策ツアーにもう一度行きたくなります。

それくらい美味しかった!
あ~。。。思い出すと、お腹が空いてくるよ。。。

そして、次に加島海産物店さんへ。
いりこのかぐわしい香り。。。
いりこもいろんな種類があるんだね~。。。
いりこ飯の作り方も教わりました。
絶品だったのは、
いりこを獲るときにまぎれて入る小さなイカを干した珍味。

これは、イカの風味がすごく出てて、
歯ごたえのあるものが私は好きなので、
chewyな感じがすごく好きで、
夜、この珍味と川鶴の地酒を飲みましたよ。
美味しかった~。。。

魚のかれいの干したものもあって、
とても懐かしかったです。
子どもの頃、
母がこのカレイをかなづちで叩いて、
柔らかくしてから七輪で焼いてくれていたな~。。。

店主さん曰く、
このあたりでは叩いたりしないらしい。

所変われば、食べ方も違うのね。

最後に、満久屋さんの「あいむす焼」
この存在にも驚愕してしまいました!
これも美味しい!
めちゃくちゃ美味しい!
そして驚くことに、海老の剥き身に片栗粉をからめて、
鉄板の器具でぺちゃ~~~~っと伸ばして、
それで海老せんべいができる。

たったそれだけ。

いやいや、これは海老せんべいじゃないのです。
手焼きせんべいの「あいむす焼」です。
一枚一枚丁寧に作っていくんですね~。。。
店主のおじさんも、とても気さくで、
おしゃべりに花が咲いて、
ついでに一緒に写真を撮ってもらいました!

お忙しいのにお邪魔しました。
ありがとうございます。
(コートの肩のところがヨレっとずれてる~。。。)

観音寺の本当に静かな路地裏に、
こんなグルメスポットがあったなんて。。。
この散策ツアーはとてもお得な感じがします。
たった500円で、
地酒、いりこの試食パック、出来立ててんぷら、
そしてあいむす焼もおしゃべりしてると
お皿に盛って出してくれて、全て完食!!!

こうやって郷土の特産品を身近に感じるのっていいですね。

さっそく、我が家の炊きたてご飯には、
伊吹島産のふりかけがのっかっているのです!

ご馳走さま~!

おしまい。

冬の讃岐路 Part 1

私のストレス発散は道の駅ドライブ散策。

秋の讃岐路
(11月20日のブログを検索してね!)
に続いて、
冬の讃岐路をご紹介します。

寒空のある日、夕方のレッスンまで何にもない。
このところ、PCに向きっぱなしだし、
目もお疲れモード。。。
よし!ちょっと遠出をしてみよう!

観音寺まで足を伸ばしました。

曇り空で、海沿いはとっても寒い。
道の駅の産直でお目当ての伊吹島のふりかけを買って、
ほかにもいろいろと気になるものを買って。。。

1月17日と24日の二回に分けてNHKで観音寺界隈放映されて、
ここ最近は県外からの観光客でにきわったらしい。
5年前から、観音寺特産の産直物を食べ歩ける、
味見ツアーが13:00-15:00の間にあるらしい。。。

路地裏食べ歩きのWebサイト

ちょっと面白そう。。。

500円のチケットを買って、まだちょっと時間があったので、
鶴瓶も訪れたらしいうどん屋「加賀屋」さんに行きました。

なんと素朴なうどんでしょう。。。
おつゆがたっぷり入っていて、
おつゆの中でうどんの麺が泳いでいました。

このあたりは、丸福醤油さんがお醤油を出しているらしく、
道の駅でも見かけましたよ。

丸福は、私が結婚したときからずっと愛用しているお醤油。
加賀屋さんも使ってるのかな~。。。
だぶだぶのおつゆを全部飲み干しました!

寒い身体があったまって、おいしかった~。。。

裏路地食べ歩きツアーまでまだちょっと時間があったので、
琴弾公園の砂でできた銭型の寛永通宝を見て、
いりこで有名な伊吹島をながめて、

さ~て。時間が来たので道の駅に戻って、
車を留めて路地裏食べ歩きツアー出発!

地図を片手に、
琴弾公園と観音寺市街の間の財田川の橋を渡る。

あ~。。。冬の海風がとても冷たいけど、
頭の中がすっきりして気持ちいい!

角を曲がって、路地裏に踏み入れると、
なんだか、子どものときに住んだ町並みのような、
すごくなつかしい感じが心を包み込んでくれる感じ。。。

<続く>