帰国しました!

15日の高松空港最終便でトロントから帰国しました。

高校生の時に初めて留学生としてアメリカに行ったとき、
その当時は瀬戸大橋も、明石大橋もなかったので、

宇高連絡船に乗り、
岡山の宇野駅から電車を乗り継いで、
新幹線で東京に行き、
千葉の親類宅に泊まって、
成田の箱崎エアーターミナルに集合したっけ。。。

両親は、
その当時の市長たちと
アメリカへ親善旅行に行っていたので、
私一人で箱崎エアーターミナルまで行ったら、

留学組織の幹部の方が、
私が一人で徳島から集合場所に来たことを知って、

一緒に留学する学生と見送りに来てた家族や同伴の人々の前で、
「この子は、徳島からたった一人でここまで来て、
両親の見送りなく、
これからフライトします。

こんな気合のある子こそ、
留学する意義があるんです!!!」

と絶賛されて、

両親が先にアメリカに行っていることが言いだせなかった。。。

数日後、サンフランシスコのゴールデンゲイトブリッジで、
偶然両親と一緒になり、
ばれてしまったけど。。。

あれから35年がたち、

今回、14歳の生徒を連れて、
息子の大学卒業式にも同行してもらい、

綾川町の初代ALTのDillon先生を訪ね、
現在、綾川町在住のStephen先生の故郷、

トロントから1時間の場所にある
ハミルトンを訪問しました。

たった9日間程度の滞在でしたが、

日々のレッスンで、小学1年生から中3までに、
英語の総合力
・聞く力
・理解する力
・読む力
・書く力
・話す力
を身に付けた生徒が、
一日一日格段に上がっていく様子を目の当たりにしました。

初めて出会った欧米の大人の方々に対しても、
・しっかりと目を見て
・じっくりと質問を聞いて
・理解できなくても慌てず
・どうしても理解できないときには笑顔を作り
・楽しい時にはにこやかに

そして、日々の生活の中では、
・レストランのメニューを自分で読んで
・自分からオーダーをして
・店員の受け答えにも答えて
・一人で買い物をし

レンタカーで車の交渉をしていて、
息子とアラブ系のなまりの強い英語のやりとりを聞いた後、
「今、貸し出している車が10分後に戻ったら、
それに乗れるんですか?」
と私に確認をしてきました。

もちろん、私がそばにいるという安心感があったと思いますが、
ホームステイなどの日常会話は無理なくできて、
なまりの強い発音や、
複雑な会話運びもだいたい理解ができて、
自分にとって必要かつ知っておきたい情報の確認ができる。

海外研修で、多くの香大生をオーストラリアに送り出しましたが、
大学生からでは、遅い!と実感しています。

でも、社会経験が伴っていない若年層では、
自分の子供のことを振り返ると、
あまり、効果がなかったように思います。

やはり、海外体験は、
10代がベストタイミング!

もちろん、
日本でmpiメソッドなどの
コミュニケーション英語学習の素地が必要。

プライベートな滞在だったので、
不特定多数の方が閲覧できる
インターネット上での公開はしませんので、

たくさんの画像や生徒の様子は、
Facebookからご覧になれます。