朝の散歩

いつも週末にいろいろと予定が入るのだけど、
今日は、何にもない日曜日。
何か月ぶりだろうか。。。

昨日の雨もやんで、
空に青空が見えてきました。

よし!久しぶりに朝のウォーキングにでかけよう!!!

今日は久しぶりに、
国道32号線沿いの道の駅から、
綾川を渡って、滝宮神社と天満宮まで、
くら~い森の小道を抜けて、
鳥のさえずりと自然をいっぱい感じながら、
歩くことにしました。

少しずつ木々が色づきはじめだしています。
少し風があるけれど、とても気持ち良い。

だ~れもいない鎮守の森の小道は、
うっそうと茂った木々が朝の光をさえぎって、
うすぐら~い木のトンネルのようで、
ちょっと怖いくらい。

でも、道端にいっぱいのどんぐり。
「木の実とともだち」という絵本をみると、
このどんぐりは、
シラカシというらしい。。。

こつぶのまるいどんぐりで、とてもかわいい!

小道を過ぎて階段とトントンと上がると、
視界が広がって、
だ~れもいない滝宮神社。

高い松の木や、鳥居につるされたしめ縄が、
風にそよいで、荘厳な気持ちになります。

梅の小道を通り抜けて、
滝宮天満宮で、
子供たちみんなが英語が好きになるように、
お参りをしてきました。

久しぶりの朝の散歩は気持ち良かった!

すごく甘い香りがするので、
ふと目をやると、
朝日に照らされたキンモクセイ。
木の下はキンモクセイの花のじゅうたん。
淡いオレンジ色がすごくきれい。

庭先のシンボルツリーのくぬぎ。
今年はあまり実がついていないけれど、
マテバシイがすごくいっぱい実をつけている。

先日、保護者にお知らせのメールを送るときに、
庭先のクヌギの実がコト~ン!と音を立てて落ちたので、
「あ!今、クヌギの実が落ちました!」と文章に書いたら、

生徒のママが、レッスンのときに、
「先生、木の実が好きそうなので、
この絵本持ってきました。読んでみてください。」
と一冊の絵本を貸してくださいました。

「木の実とともだち」

イラストもかわいく、
本当に木の実とともだちになれる絵本。

Amazonで注文します!

子育てに奮闘している素敵なママたちに支えられて、
私もがんばろう!と思う秋の朝でした。

自主的にがんばってます! Part 2

Judy’s Mama English Schoolでは、
与えられた宿題
(リスニングレコードや日々のホームワーク)は
必ずやってきてもらうように子供たちに指導をしています。

でも、こちらから与えたのではなく、
子供たちが自主的にやってきた宿題には、
高い評価をしています。

年度末に、発表や本読みでもらったスティッカーの数を表彰します。
自主的な宿題のスティッカーは、2倍にカウントをしています。

昨年は、たった一人だけ自主的な宿題をがんばった生徒がいました。
小3クラスのAちゃんです。

でも、あまりの少なさに愕然として、
今年は年度の最初から、
子供たちに声をかけて、昨年がんばったAちゃんのノートを見せて、
みんなの参考になるように説明をしました。

「やってみたい!」と言った生徒には、
mpi English Notebookを渡して、
下記のように声かけをしています。

ノートに楽しい絵と文字を書いてみようね。
文字だけでは楽しくないから、
絵も描いてみてね。
色もつけると、もっと楽しいね。
すごい力作のカラフルなノートを作ってみようね。

mpi English Notebookには下にスティッカーが貼れるようになっています。

自主的に宿題をやってきたね!スティッカー一個。
書いた文字に間違いがないね!スティッカー一個。
絵もじょうずに描いてきたね!スティッカー一個。
色もカラフルに描いてきたね!スティッカー一個。
ノートいっぱいに仕上げたね!スティッカー一個。
すごく綺麗で努力の力作だね!スティッカー一個。

毎回がんばれば、6個のスティッカーをもらえますが、
これは12個もらったことになります。

今年入ったばかりの生徒たちが、
ノートの宿題をがんばっています。

リスニングレコード、絵本の多読、発表教育。。。
いろいろな取り組みを子供たちはがんばっています。

全てを完ぺきにやる必要はありません。
子供たちが、
「これならできる!」とか
「今年は私はこれをがんばる!」と選んでいることを、
静かに見守ってあげてください。

ただし、警告です!
与えられた宿題は最低限やらせてください。
やってきていない子供たちのことは心配です。

長く英語指導をして感じるのですが、
日本人にとって英語が難しいのは、
日本語が難しいからだと思います。

(その分野の研究論文を読んだ訳ではないですが。。。)

日本語にはない概念が英語にはたくさんあるので、
子供たちが言語学習をするときに、
日本語の概念をベースに思考が働くので、
英語が難しく感じるように思います。

だから、どうしても時間が必要だし、
多角的な学習が必要なのではないかと思っています。

私たち指導者は、
子供たちが学習意欲を持って、
「英語が一番好き!!!」
「英語を一番に勉強する!!!」
と思ってもらえるように、
日々努力することが、とても大切だと感じています。

自主的にがんばってます! Part 3

Judy’s Mama English Schoolでは、多読も取り入れています。

Building Blocks Libraryを取り入れてから、
一段と、英語絵本を読むことに、意欲が出てきました。

そんな生徒の中でも、
今日は、とても工夫をする4年生のY君の紹介をします。

ある日、彼の本を見ると、
たくさんの付箋がついていました。

私 : この付箋はどうしてつけてるの?
Y君 : 読むのが難しいところにつけてる。

読めたらはずしているのでしょうか。。。

私 : ママがやってくれてるの?
Y君 : 違うよ~~~~~!!!自分で考えたんだよ~~~!!!

Yくんに、なぜ付箋を付けるか聞いてみました。

「何回も読むけど、どうしてもうまく読めないところがあって、
そこが、いつも一緒なんだよな~。
今度は間違えないように読もうとするんだけど、
また、うまく読めないから、
苦手なところに付箋をつけてみたら、
ページをめくったときに、
そこに気を付けるから、
付箋が目印になっていいんだよね~!」

す、、、すばらしすぎる。。。

後でお母さまに確認をすると、
なにやら、一人でいろいろとやっているそうで、
口出しするといやがられるので、
何も言わずに、遠くから見ているそうです。

でも、時々、
「その言い方は違うんじゃない~?」と思うそうです。

ネイティブの英語と比較すると、
保護者の方々も、子供たちの読み方に不安を感じる人もいるかもしれません。

CDを聴かずに、カタカタ英語のように堅い読み方をしていたら、
CDの視聴をしっかりとアドバイスをしてください。

でも、CDを良く聴いて、もじょもじょ言っているときは、
そのまま静観をしてあげてください。

英語は、リエゾン(通常は発音されない語尾の子音字が
次に続く語の語頭母音と結合して発音される現象。連音)があり、
子供たちは、そのままの音を声に出しています。

また、日本語にない、
速さ、声の高さ低さ、声の強さ弱さ、止まるところ、リズム、感情などを
取り入れながら読むので、
専門的な英語指導者でないと、
わからない評価があります。

だから、静かに見守ってあげてください。
CDを聴かずに絵本読みをする子供たちは、
私からやさしく「CD聴いてる?」と投げかけています。

そして、スティッカーがもらえません。。。

Y君の後ろのチャートは、この秋から使っています。

生徒の名前をアルファベット順に書いています。
Building Blocks Libraryで合格をもらった生徒は、
このチャートの自分の名前のところにスティッカーを貼ります。
自分が全員の中で、どのレベルを読んでいるかわかります。

クラスごとにしていないのと、
名前が英語表記なので、
こどもたちも、競争させられた感じがないようです。

私も「決して、友達と比べないように。
自分のペースを大事にしましょう。」と言っています。

保護者にも、どの生徒がどれだけ進んでいるかなどは伝えません。

学習は自分のためにあるので、
こどもたち自身が気づいて、
自発的に努力をすることだと思っています。

そして、自分が
「これならできる!!!」という分野を
どんどんがんばれば良いと思っています。

自発的にがんばってます!Part 1

Judy’s Mama English Schoolでは、
夏休みは特別レッスンなので、
通常のレッスンはやっていません。
夏休みに都合がつかなくて特別レッスンを受けられない生徒たちは、
おうちでしっかりとCDを聴いているようです。

夏休み開けてから、
子供たちが、得意満面な笑顔で、
「ジュンコ先生、夏休みもしっかり聴いたよ!」
と、My Achievement Book (MAB)の
リスニングレコードのページを見せてくれました。
昨年に比べて、たくさんの生徒が100時間を達成していました。

でも、その中に、もう200時間を達成して、
リスニングレコードの台紙を希望する生徒たちが!!!

すごい!すごい!

夏休み明けに200時間を達成するなんて、
すごいことですね。

「忙しくて時間がないよ~。。。」という子供たちもいます。

子供たちの生活はとても忙しい。
新教育指導要領で、教えることが増えて、
学校の宿題もいっぱい出ています。

他のお習いごともある。

でも、子供たちの時間のPriorty(優先順位)を英語にするのは、
指導者の腕にかかっていると思っています。

台紙にスティッカーを貼りたい子供たちには、
いろいろなスティッカーをそろえているので、
希望する子供たちに好きなスティッカーを選んでもらっています。

息子の話をします。

生まれてすぐに手術をして、
虚弱体質だった息子の健康を考えて、
この自然がいっぱいの綾川町にやってきました。

お日様をいっぱい浴びて、元気に育ってほしかったので、
テレビゲームは買いませんでした。

「テレビゲームがないと友達ができない。」
「テレビゲームがないからはぜのけにされる。」

クリスマスのプレゼントも、
けなげにサンタさんにテレビゲームをお願いしていました。。。

中学校になって学校帰りに友達のうちに寄っても、
「みんなはテレビゲームで盛り上がっているのに、
俺ひとりだけ、漫画本読んで、面白くない!」

超反抗期のまっただ中。

そんな家から飛び出したかったのか、
寮のある技術専門の学校に自分から志願して
家を出て行きました。

後日、その学校生活を振り返って、
こんな話をしてくれました。

「あの学校に行ったら、テレビゲームのマニアがいると思ったら、
もちろん、そういった子もいたけれど、
レゴブロックに夢中で、テレビゲームよりレゴが好きだった子や、
アンテナが好きで、無線アンテナを組み立てることばかり
考えている子などいて、テレビゲームが好きな子は
ぼくの周りでは、そんなにいなかった。

ある晴れた日に瀬戸大橋が見える高台の山にドライブに行ったとき、
小学生のこどもたちが、青空の下で、
みんなで集まって無言でテレビゲームをしている様子は、
友人と一緒に、きもい~。。。と言って話した。

海外でも、日本のテレビゲームが流行っていて、
日本から来た学生は、テレビゲームの達人だと思われているけれど、
俺は全然できないので、唖然とされる。
しかも、工学系なので、なおさら。

就活の面接で、相手の面接官をうまく会話ができ、
話が成立するためには、とにかくインターネットで、
社会の動向や、会社の情報などを徹底的に収集して、
面接での質問や提案などの構想を考えている。

周りの友人たちは、
いまだにテレビゲームをしているようだけど、そんな時間はない。
そんな時間があったら、とにかく勉強と情報収集。

お母さん、うちにテレビゲームを置いてくれなくて、
ありがとう!!!」

昔と違って、今はテレビゲームの内容も進化しています。
決して、テレビゲームを否定するものではありません。

あくまでも、息子とテレビゲームの関わり方の話です。

つなみ 被災地のこども80人の作文集

仙台の友人が、文芸春秋からでた
「つなみ 被災地のこども80人の作文集」
を送ってくれました。

この本を知ったときに、
手に取って読みたいと思っていたのですが、
日々の忙しさに忙殺されていて、
すっかり忘れていました。

宮城から帰ってきて、
「今の私には具体的に何ができるんだろうか。。。」
と自問自答していたのですが、
とりあえず募金活動くらいしか思い浮かばなかったのです。

今、毎回のレッスンのときに、
そのレッスンの学年と同じ学年の子供たちが書いた作文を、
生徒たちに読んで聞かせています。

みんな静かに聞きます。
高校生の生徒は涙を流しながら聞きました。

ママとキッズのレッスンのときも読みました。
ママたちも涙を流しながら聴いてくれました。

いつもは、レッスンの最初に読むのですが、
あるレッスンのときに、
最後の5分の時間で読みました。

作文を読み終えたときに、
Building Blocks Libraryの本読みがしたかった生徒が、
「BBLを読む時間がなくなった。作文の文章が長い!」
と口走ったので、

そういう気持ちではいけないことを強く話しました。

同じ日本で起きている甚大な被害と、
被災して本当に怖い思いと不自由な生活をしていることを、
同じ国に住む日本人として、
同じ世代として、
気持ちを共有して理解することが大事だと伝えました。

仙台の友人が言っていました。
実家の神戸で友人と話していると、
やっぱり、被災地に対する理解が少なくて、
何か気持ちがずれる感じがする。。。

今、ここにいる子供たちが、
将来、どこで暮らして、
どんな環境でいるかわかりません。

これからの未来を生きる子供たちの命をつなぐために、
災害の多い日本で、自分の命を守り、
自分や家族を大事にする子供たちを育てるために、

今、すぐに私ができることは、こういったことだと思っています。

子どもはとても正直なので、
さっきのように心に思ったことを言うことはあります。

「○○くんのお蔭で、
みんな、Junko先生が、なぜこの本を毎回読むか理解できたね。
彼の言葉がなかったら、こんな説明してなかったね。」

子供たちの顔が明るい笑顔になりました。

♪mpiパートナー会&mpi香川地区研究会共催 Halloween Party♪Part 4

Junko先生もがんばりましたよ。
今年も、Halloween Quizを担当しました。
小さい生徒には日本語で、
Halloweenの豆知識を、
小学生には、英語でクイズ。
みんな真剣に聞いて答えてくれました。

英語学習の秘訣は、「聞く姿勢」
みんなちゃんとできていましたね。

クイズに答えた生徒には、
アシスタントで中学2年生の伊賀勝史くんが
スティッカーを渡してくれました。
みんなの前で自己紹介をするときも、
マイク片手に英語でやりました。

みんなも勝史おにいちゃんを目指してがんばろう!

続いて、萱原先生が絵本を読んでくれました。
今回はPCからプロジェクターに映し出し、
大きな画面で英語絵本を楽しみました。

「こんな絵本があったんだ~。。。知らなかった。。。」

長くレッスンをしている生徒も、
まだまだ読んでいない絵本があることに
一段と興味がでたようです。

機材担当の香西先生ありがとうございました。
そして、最後はTrick or Treat!
Trick or Treat!
Trick or Treat!
Give me something good to eat!
の掛け声で、みんなでブースを回って、
お菓子やジュースをもらいます。

子供たちが絵本読みに集中しているときに、
河西先生の保護者の皆さんが、
子供たちのお菓子を設置してくれました。

さっきまでゲームをしていた場所に、
バケツ一杯のTreat…

子供たちの元気な掛け声で、
会場はおおいに盛り上がりました。

Halloween Partyも今回で4回目を迎えました。
最初は小さな会議室でやっていたのですが、
昨年から、フローリングの小ホールで開催しています。

今回は、一般の方には声をかけなかったので、
昨年より60名ほど少ない総勢100名の保護者と子供たち。
ちょうど良い参加人数だったと思います。

でも、来年は、この楽しいイベントに、
もっとたくさんの子供たちに来てもらいたいですね。

そして、mpiの英語教育活動について、
もっと興味を持っていただきたい。。。

参加された皆様、ありがとうございました。
最後までお行儀よく楽しんでくれた子供たち、ありがとう!

受付や片づけは、
Judy’s Mamaの保護者の皆さんが、
とてもテキパキとやってくださって、
本当に助かりました。

もうお子様が大きいのに、
音響担当で、ずっとCDの音だしを担当してくださった保護者の方、
タイムキーパーや写真撮影などにも、
ご協力いただいたり、
本当に皆さんのお蔭で、
今年も子供たちに思い出になるイベントが無事に終わりました。

また、来年に向けて、
今から構想を練らないと。。。
Halloween Quizがネタ切れだよ~~~!!!

本当に、皆様、お疲れ様でした!

♪mpiパートナー会&mpi香川地区研究会共催 Halloween Party♪Part 3

Matching Halloweenはハロウィンキャラクターの絵カードを、
神経衰弱のように、裏返したカードを当てるゲームです。
河西先生が担当されたブースでは、
子供たちは、カードをそろえるために、
ワクワクしていました。

このゲームはどの学年の生徒たちも、
すごく楽しんでいました。
それぞれのブースで、
釣竿や折り紙、ラミネートで作ったオリジナルのカードも
先生方の手作りで、
より楽しいレッスンにするために、
日ごろからいろいろと準備されているんですね。

香西正恵先生は、
Simon Saysというゲームをしてくれました。
身体の部分を、指示通りにタッチするのだけれど、
Simon says…と言ったときだけタッチができます。

子供たちの笑顔がはじけるゲームで、
子供たちから
「あ~!楽しい~!!!」
と笑顔があふれていましたね。

小学2年生以上の生徒は、
3つのグループに分かれて、
それぞれのゲームブースで8分間程度、
先生がご用意くださったゲームを楽しみました。

いろいろなゲームを順番に楽しめたのが、
こどもたちには大好評でした。

♪mpiパートナー会&mpi香川地区研究会共催 Halloween Party♪Part 2

続いて、
今度は4つのブースに分かれてゲームタイム。

萱原先生と愛媛から参加の掛水愛子先生が、
乳幼児から小学一年生を対象に、
Halloween FishingとHalloween Bowlingを担当してくださいました。

ボーリングのピンは、
萱原先生の保護者の皆さんが、
色水を入れたペットボトルを用意してくれたそうです。
とてもカラフルで素敵!

魚釣りゲームも、
子供たちが真剣に折り紙のお魚や
Halloweenのキャラクターカードをゲットして、
目がきらきらと輝いていました。

こうやって、指導者とママたちの
手作りイベントが、
会場をとても和やかな雰囲気にしてくれました。

となりのブースでは、
伊藤先生が、Up, Down, Catch!ゲームをしてくれました。
片方の指は輪にして、
片方の人差し指を隣の輪にした手に入れて、
利恵先生の指示でupしたりdownしたり。
Catch!!!と言ったら、お隣の指をすばやくつかむ。

これは、子供たちがすごく楽しかったようで、
特に高学年の生徒から大好評でした。

Part 3に続く。。。

♪mpiパートナー会&mpi香川地区研究会共催 Halloween Party♪Part 1

10月11日に、毎年恒例のHalloween Partyを開催しました。
今年からmpiパートナー会を発足させたので、
mpi香川地区研究会とmpiパートナー会の共催で開催しました。

なぜ、この時期にするかというと、
10月はレッスンでHalloweenのゲームやアクティビティを取り入れるので、
この時期にやることで、
参加した先生方が、アイデアをすぐに持ち帰れると思い、
毎年この時期に開催しています。

今回は、愛媛から伊藤利恵先生と掛水愛子先生が
お手伝いに参加してくださいました。

会場を飾って、先生方も仮装して、
いよいよHalloween Partyの始まりです!

まず最初はステージで公開レッスンです。
萱原雅代先生は、乳幼児を担当して、
The Weather Songのご指導をしてくださいました。
萱原先生のやさしい英語の語りかけに、
こどもたちも大きなジェスチャーで、
上手にかわいく歌って踊りましたね。

歌の意味を理解させるためのジェスチャーは十人十色。
工夫されたジェスチャーのアイデアは、
他の先生方にも参考になりますね。

河西峰見先生は、小1~3年生対象に、
Alice the Camelをジェスチャー付で紹介して、
みんなで一緒に踊りました。

ダンスがお上手な河西先生は、
子供たちと一緒に楽しく踊ってくださいました。
その後、英会話たいそうのアクティビティ。
リレーゲームで子供たちは超exciting!!!

続いて、愛媛から参加の伊藤利恵先生が、
小4~6年生を対象に、
フォニックスでハロウィンのキャラクターの
単語を読むゲームを紹介してくれました。
はつらつとした伊藤先生の発音を、
こどもたちはしっかりと聞いていましたね。

カード取りゲームのときに、
子供たちが勢いよく走って、
ステージから落ちそうになりましたよ。

会場が大爆笑!

いろいろと日ごろのレッスンの工夫を取り入れた、
先生方のレッスンは、とても興味深く、
また、自分の先生ではなく、
違う先生からのご指導も、
子供たちにはとっても新鮮だったようです。

ステージ上でのレッスンで、
こどもたちはどぎまぎしていた子もいたけれど、
これも体験のひとつ。
場馴れをして、次の発表の機会には、
自信につながっていくことでしょう。

Part 2に続く。。。

東北のmpiパートナーの方に送ったメール

9月の3連休を利用して、被災した友人を訪ねました。
mpiのホームページでもご報告くださった盛岡の佐々木先生にあてたお手紙をご紹介します。

*********

裕美さま

仙台滞在中にお電話をしたかったのですが、
香川で長く家族ぐるみで親しくさせていただいていた友人が、
お母さまの介護が必要になり、
ご主人さんのご実家の仙台に数年前に仙台に移って、
今回の震災にあってしまいました。

そういった事情もあって、彼女の話をいろいろと聞いてあげることもあり、
裕美さんにお電話ができずにいました。

仙台での滞在は、一言では言い表せないです。。。

マスメディアには上がってこない被災者の方々の生の声を聞いて、
すごくすごくすごく、心に刻まれることがたくさんありました。

私は、ずっと子供たちに向き合う仕事をしていて、
小学校の英語支援もしているので、
大川小学校のことが、他人事に思えなかったんです。

友人のご主人さんが連れていってくれました。
そして、お焼香をさせていただきました。

校舎の中から、いつも聞いている学校のざわめきが聞こえてくるような気がしました。
子供たちの笑顔や、友達を呼ぶ大きな声、子供たちに指示する先生の声、
いろいろなたくさんのこどもたちの元気なざわめき。

連れていってくださったご主人さんが、
男泣きに泣いて、
「四国でもいつか地震や津波が起こるので、
もうこんなことが起きないように、
帰ったら子供たちにこのことを伝えてください。」
とおっしゃってくださいました。

本当に、辛くて苦しいことですが、同じ日本人として、
しっかりと記憶して、心に刻み込まなければいけないと思いました。

少し涙がでました。でも、道中があまりにも悲惨で、大川小学校の向こうにある杉の木が錆のように赤茶けて、
本当に、どう表現をしてよいかわからない感覚が今も続いています。

こんなひどい惨状を見て、私が仙台を訪れて良かったのだろうか。。。と思いました。
でも、友人とご主人さんが、
「あれから、半年たっても、被災地に行く勇気がなかった。
いつまでも、とどまっていてはいけないのだけれど、
立ち上がるきっかけがなかった。
二人で大川小学校に行くのは、とても勇気がいることだったけれど、
じゅんちゃんが来てくれたおかげで、行くことができた。
自分たちも、このままではいけない。
何かしなければいけないと思っていたけれど、
何をしていいのかわからなかった。
じゅんちゃんが来て、わかった。
何かの節目がほしかったのかもしれない。
このことをきっかけに、前に進めるかもしれない。
もう、いつまでも、このままではいけない。
前に進んでいくためにも、来てくれて良かった。」
と言ってくださいました。

すごく涙が溢れました。

裕美さん、東北の方々は本当に強いですね。

塩釜の市場で働く若い青年。
「ぼくの家は流されたけど、家族はいるので良かったです。
うちで扱う品物は、他のお店ほど割引できませんが、
料亭などに入れてますので、鮮度は保障します!」
テキパキとした受け答え。

夜に仙台中心地の公園で復興支援のドイツビールのビアガーデンがあって、
ドイツ在住38年の日本人ヨーデルチャンピオンが復興支援のためにステージに上がって、
会場が一体となって、若人が盛り上がって、本当に熱気のあるステージでした。

それをみている友人ご夫婦が、また涙涙で、
「ふつうに生きているだけでも、人生は苦難が多い。
この若いみんなが、今のパワーを持って、これ.からの人生を、
がんばって歩んでほしい。。。」

私も涙がでました。
この子たちを、私たち大人が明るい未来に導いてあげないといけないと思いました。

阪神淡路の震災を経験しているだけに、
今回の被害がどれほどのものか、想像ができます。

昨日、パートナー会と地区研合同のHalloween Partyだったのですが、
保護者との親睦会のときに、
今回の仙台のことに触れると、
皆さん食事をとめて、聞き入ってくれました。

私たちは、今、何ができるんでしょうか。
阪神淡路の後、10年たっても自殺者は減らず、
神戸に住む娘はビルから飛び降りたり、電車に飛び込み人をたくさん見ました。

直接的ではなくても、余波は続きます。

とりあえず、年末助け合いや赤い羽根募金など、
義援金活動が、私たちにできることでしょうか。。。

遠く離れていても、お互いを思いあう心の輪を広めていくことでしょうか。。。

こうやって、裕美さんにメールができるのも、あの震災があってこそですね。

また、お時間があるときにメールをくださいね。
今は、何をするのが一番なのか、わからいないのですが、
被災した方々と気持ちを共有して、子供たちに語ることかな。。。と思っています。

ながながとすみません。
思いつくままにうちました。。。

丸井淳子