自主的にがんばってます! Part 3

Judy’s Mama English Schoolでは、多読も取り入れています。

Building Blocks Libraryを取り入れてから、
一段と、英語絵本を読むことに、意欲が出てきました。

そんな生徒の中でも、
今日は、とても工夫をする4年生のY君の紹介をします。

ある日、彼の本を見ると、
たくさんの付箋がついていました。

私 : この付箋はどうしてつけてるの?
Y君 : 読むのが難しいところにつけてる。

読めたらはずしているのでしょうか。。。

私 : ママがやってくれてるの?
Y君 : 違うよ~~~~~!!!自分で考えたんだよ~~~!!!

Yくんに、なぜ付箋を付けるか聞いてみました。

「何回も読むけど、どうしてもうまく読めないところがあって、
そこが、いつも一緒なんだよな~。
今度は間違えないように読もうとするんだけど、
また、うまく読めないから、
苦手なところに付箋をつけてみたら、
ページをめくったときに、
そこに気を付けるから、
付箋が目印になっていいんだよね~!」

す、、、すばらしすぎる。。。

後でお母さまに確認をすると、
なにやら、一人でいろいろとやっているそうで、
口出しするといやがられるので、
何も言わずに、遠くから見ているそうです。

でも、時々、
「その言い方は違うんじゃない~?」と思うそうです。

ネイティブの英語と比較すると、
保護者の方々も、子供たちの読み方に不安を感じる人もいるかもしれません。

CDを聴かずに、カタカタ英語のように堅い読み方をしていたら、
CDの視聴をしっかりとアドバイスをしてください。

でも、CDを良く聴いて、もじょもじょ言っているときは、
そのまま静観をしてあげてください。

英語は、リエゾン(通常は発音されない語尾の子音字が
次に続く語の語頭母音と結合して発音される現象。連音)があり、
子供たちは、そのままの音を声に出しています。

また、日本語にない、
速さ、声の高さ低さ、声の強さ弱さ、止まるところ、リズム、感情などを
取り入れながら読むので、
専門的な英語指導者でないと、
わからない評価があります。

だから、静かに見守ってあげてください。
CDを聴かずに絵本読みをする子供たちは、
私からやさしく「CD聴いてる?」と投げかけています。

そして、スティッカーがもらえません。。。

Y君の後ろのチャートは、この秋から使っています。

生徒の名前をアルファベット順に書いています。
Building Blocks Libraryで合格をもらった生徒は、
このチャートの自分の名前のところにスティッカーを貼ります。
自分が全員の中で、どのレベルを読んでいるかわかります。

クラスごとにしていないのと、
名前が英語表記なので、
こどもたちも、競争させられた感じがないようです。

私も「決して、友達と比べないように。
自分のペースを大事にしましょう。」と言っています。

保護者にも、どの生徒がどれだけ進んでいるかなどは伝えません。

学習は自分のためにあるので、
こどもたち自身が気づいて、
自発的に努力をすることだと思っています。

そして、自分が
「これならできる!!!」という分野を
どんどんがんばれば良いと思っています。