Maruko校長先生からの報告 ★ Who took the cookie from the cookie jar?

マルコ校長先生です。

Junko先生が言ってました。

「We Can! Student Book 1の47ページまで終わって、
次のページに入るとき、
ちょっとだけ、そこはかとな~い不安がよぎるんだよね~。。。」

なぜでしょう。。。
気になるので、レッスンの様子をのぞきに行きました。

次のページにあるのが、
Who took the cookie from the cookie jar?
というチャンツだそうです。

All students : Who took the cookie from the cookie jar?
Student A : (Student B’s name) took the cookie from the cookie jar.
Student B : Who me?
All students : Yes, you!
Student B : Not me!!!
All students : Then who?
All students : Who took the cookie from the cookie jar?

Junko先生が、
こどもたちに頭を下げさせて、周りを見ないように注意して、
手のひらを上にして開いた状態で待たせています。

その間に、だれかの手に小さい消しゴムなどを入れて、
(カナダの地下鉄のチケット代わりのコイン、トークンを使います。)
そして、準備が整ったら、頭を上げさせて、
このチャンツを始めました。

Junko先生は小学校でもやったことがあったそうです。

リズムが馴染みやすく、
「誰が菓子箱のお菓子取ったの~?」
なんてフレーズは子どもの生活の中でもよくあるシーンです。

そして、お友達の名前を言って、
犯人探しができます。
自分が持っていても、
「え?私?」
なんてうそぶくことが楽しいです。

手に持っていたら、
「Yes, me.」と言ってゲームオーバーです。

子どもたちはこのゲームを何度も何度もおねだりをするので、
そのページから次に進めなくなるのです。。。

小1の金曜日クラスは3人しかいないので、
このゲームをしても、イマイチ盛り上がりに欠けます。

だから、次のクラスの小3のお兄さん、お姉さんたちが
早めに来たときに、
「一緒にやってくれる?」とお願いすると、
一年生の生徒たちが、とてもかわいく
「やって!やって!お願い~!」とおねだりをします。

3年生のSちゃんは一人っ子なんだけど、
お姉さんの顔になって、しぶしぶ
「しゃあないな~。。。」と言って
一年生の輪の中に入ります。
でも、満面の笑顔で。

地域を越えて、
学校の枠を越えて
学年を越えて、
同じ共通教材を使うことで、
ゲームやチャンツを通して、
子どもたちの間でコミュニケーションが育つ。。。

とても素敵な瞬間ですが、
でも、次のページに進まずに、
いつまでも、子どもたちの元気なチャンツと笑い声が我が家に響くのです。。。

マルコ校長先生も一緒にやりたいけど、
グーができないよ~!
だからお鼻の上にのせて、
遊ぶしかないよね~。。。