TAGAKIの提唱する考える(イメージする)→書く(書きうつす)→伝える(覚える)の3つの活動を通し、アルファベットの大文字・小文字、各26文字を楽しく学習しながら英語学習の基盤を作り、同時に自己肯定感を高め、こどもから「できるもん!」を引き出します。
■3つの特長
このワークブックでは
「書く」活動を通し、子どもたちはアルファベットを自分のものにしてゆきます。
ただやみくもになぞり書くのでは、せっかくの「書く」活動がもったいない。
認知機能強化トレーニングに着目し、従来のなぞり書きではなく、視覚的に記憶した文字を再現する(書く)活動をします。
各トピックに
3つのCan-doできたかな?があります。いわゆるCan-do評価表です。これを使って毎回自分を自分でチェックします。常に自分を評価することで、自分をより理解できるようになります。
自己肯定感を高めるにはどんな小さいものでも構わないので、自分で目標を設定して、自分でクリアしてゆく体験を何度も重ねる必要があります。
デジタル世代の子供たちに合わせて、全トピックにQRコードから視聴できる動画教材を付けました。
動画と各トピックの左側のページを見て、自分は何を学習しようとしているのかをイメージします。そうすることで自立的に考える力も育めます。
■なぜ今アルファベットなのか?
アルファベット学習は英語学習の基礎基本です。
そして、アルファベット学習の成功は中学英語が楽しめるか否かに大きく左右します。
mpiの"15歳で世界の同世代と共通のトピックで話せる子どもを育てる" この理念を実現するために、アルファベット学習方を子どもに本当に必要なものはなんなのかを原点に戻り考え直しました。
■TAGAKIシリーズの3つのステップ = 認知機能強化トレーニングとは何か?
Step 1. 考える ●イメージする●
左のページを見て、QRコードから書き順動画を視聴して、自分は何を学習しようとしているのか、何を求められているのかをイメージすます。これは全ての学習の基盤です。
与えられたものをただやるのではなく、考えて行動する癖をつけることがその後の学習の伸びに影響します。
Step 2. 書く ●再現する●
なぞり書きではなく、自分の力で左のものを右に書き写す(再現する)、図形能力を育みます。
今までのアルファベット学習にはこれが足りませんでした。シンプルな運筆練習だけではアルファベットは定着しにくいと考えました。
Step 3. 伝える ●覚える●
「覚える力」は言語学習には欠かせない能力の1つです。このワークブックでは、各トピックにアルファベット 4文字という小さなタスクを与えました。なのでクリアしやすい。
小さなタスクをクリアしながら、覚えられる自分を構築し、成功体験を積み、自信をつけることができます。
また、ボトムアップかつ、スモールステップでアルファベットを自分ものにする事ができます。
■松香洋子からのメッセージ
TAGAKIに新シリーズが登場します! 新たに2冊が加わり、全部で10冊になりました。
今度の2冊は、TAGAKI 10の前段階です。1冊ははじめてのアルファベット、もう1冊ははじめてのフォニックスです。英語学習をゼロから始める子供たちにはTAGAKI 10はすこしハードルが高いですよね。そこで英語学習の第1歩であるアルファベットからはじめ、英語の発音と文字を自然につなげるフォニックスへと進み、この2冊をTAGAKIシリーズの入門教材としました。
この2冊には自分で自分を評価をする「3つのCan-doできたかな?」が入っています。チェックポイントは共通で、1. 見て書けた 2. 見ないで書けた 3. 見ないで言えた です。1.では、書き写しをしますが、なぞり書きは最小限におさえ、左を見ながら、自力で右側に書きます。2つ目は、書く内容は同じですが、見ないで書きます。不安な子供たちは最初は見ながら書くかもしれませんが、努力目標をあたえ、段々にできるようにしましょう。そして最後は書いたものをみないで言います。文字で確認したことを声で確認するという大切な活動です。この「3つのCan-do できたかな?」をはじめてのアルファベットとはじめてのフォニックスの2冊で繰り返し練習すると、自立心と自己肯定感が高まるので、子どもたちは自信をもってTAGAKI 10に取り組めるでしょう。
Ready, set, go!
スタートラインに立って、TAGAKIシリーズを始めましょう。