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書店の絵本コーナーに海外の絵本、特に英語圏の絵本が並び、違う文化圏で生まれた絵や物語や言葉の言い回しに出会う機会が増えてきました。特定の構文や単語を教えるために作られた英語教材と違って絵本には自然で生き生きとした言葉があふれ、作家や画家の感性が十分に反映された良書が多くあります。そのような特性を生かし、英語を教えるための教材として絵本を使えば、すぐれた言語材料と充実した内容を子どもたちに与えることができます。
絵本とCDなどの音源を使用して教える際、1冊を学び終えるまでに子どもが以下のことができるようになるとよいでしょう。
初級レベルの子どもは、文字を見て読むという力がありませんが、 毎日CDをを聞き、耳から聞こえるとおりに声を出す音読練習を続けると、歌を覚えるような感覚で1冊を読み上げることができるようになります。また、音読練習は音声面の上達だけでなく子どもの精神面の向上にも役立ち、1冊丸ごと読めたという達成感や自信をつけることは積極的な態度の育成や英語学習への動機づけとなります。
絵本に初めて接する瞬間は、子どもが興味を持ち学習意欲を高めるための動機づけをするのに大切な要素を持っています。CD収録の効果音付き音読を用いるか指導者自身がストーリーテリングをするのがよいでしょう。特に指導者が読む場合、以下のことに注意すると効果的です。
例えば、実際のレッスンを60分と仮定してあてはめてみましょう。mpi English School本部校の場合、小学校低学年の初級レベルでは、絵本のアクティビティにかける時間は全体の15分程度です。