Consonant-Blends 連続子音
■Consonant Blends ルール:
2つ、または3つの子音字が連続したときに、それぞれがもとの音を残しながら混ざり合った音になるルールです。
発音のポイント
2つ、又は3つの子音字が連続したときに、それぞれがもとの音を残しながら混ざり合った音になるルールです。1+1=2ではなく、音が混ざり合うので1+1=1.5ぐらいのイメージで発音するとうまくいきます。また子音と子音のあいだに母音を入れないように気を付けるのがポイントです。
[sm,sn,sk,sp,st,sw][bl,pl,cl,gl,fl,sl][br,fr,cr,gr,dr,tr][thr,spr,str]
Consonant-Blends 連続子音を子どもに教えるには
【子ども向け】
1. s+k/m/n/p/t/w・・・skip, smile, snake, spoon, stop, swimなど (s+他の子音)
先ずは、2つの子音のそれぞれの音を出させて、音を確認させます。そして、2つを1つの音のように速く言おうと、ジングルで、sk says 【sk】【sk】【skip】この際に、【sk】を一拍で言うことを意識させるのに、軽く手を一回叩くといいでしょう。また、日本語でも言い慣れている言葉が多いですので、日本語との対比を聞かせる/言わせると分かりやすいですね。スキップ、no, no, skip! (スキップ・じゃなくて・skip)のように練習させます。
【子ども向け】
2.b/p/c/g/f/s+l・・・black, play, class, glass, flag, slow など (他の子音+l)
sグループの時と同じように、先ずはそれぞれの音をしっかり復習して出させましょう。特に2つ目のlの音の出し方を確認させます。lの音を再度練習するよい機会になるでしょう。そして、2つの音を1つの音にように素早く言うようにさせます。ここでも、「クラス、no, no, class」とよく知っている日本語の音と比較するとわかりやすいですね。
【子ども向け】
3. b/f/c/g/d/t+r・・・brown, fresh, crab, green, drive, treeなど (他の子音+r)
2つの子音の発音の仕方を復習することは上記同様ですが、正しい音を何度も聞かせて「感覚」を養うことが子どもならではできることでしょう。日本語と比較して、「ドライブ、no, no, drive」と練習したり、glass or grass?と聞き取りの問題を出して、微妙な違いに意識を向けさせます。発音に関しては、すぐに結果を求めずに、機会を見ては、練習させていくようにしましょう。
【子ども向け】
4. spr/str/thr・・・spring, strong, throwなど
基本は同じ、たくさん聞かせてあげることと、楽しく言う練習をすることです。例えば、日本語チームvs 英語チームに分かれて、発音し合います。日本語チームは、思いっきり、スプリングと1つずつ片仮名と発音して、英語チームは、springと素早く発音します。英語チームの番になったら、上達した気分が味わえて皆笑顔になりますよ。