<26の場面にこめた意図>
26の場面には、それぞれ以下のような意図が込められています。
1 Countries 日本はどこかさがしてみよう
日本は世界地図でみると小さい国です。しかも異なった世界地図でみると日本の位置がぜんぜんちがうんです。そんな世界観をもちましょう。
2 Greetings 1 英語であいさつしよう1
あいさつはコミュニケーションの第1歩。朝起きてから、夜寝るまで、英語でもあいさつができたら子どもの生活にプラスワンができます。
3 Ice Cream アイスクリーム屋さんへ行こう
子どもがもし海外に行ったら、一番先に英語でできるようになるのは、アイスクリーム屋さんで注文することではないか、と思ってこのページをつくりました。
4 Breakfast Buffet 朝ごはんに何食べる?
バイキング形式の朝ごはんを英語でしきるのはどうですか。自分が好きなものをパッパと決めて、パッパと取って、パッパと食べる。いいでしょう?
5 The Alphabet キーボーで遊ぼう
アルファベットはA-Zまで順番に知っていてもあまり役にたちません。だからアルファベットにキーボードで出会う、というページにしました。
6 The Phonics Alphabet アルファベットの「音」を練習しよう
フォニックスの基本の第1歩です。英語はアルファベットのそれぞれの文字があらわす「音」「発音」をおぼえないと、読めるようになりません。これがわかると英語は自分で読めるようになります。
7 Food 食べ物の名前を英語らしく発音しよう
たくさんある外来語のうち、食べ物を英語らしく発音してみましょう。外来語と英語の発音は全然違う物もあれば、よく似ているものもあります。真似してみると楽しいです。
8 Greetings 2 校庭であいさつしよう
小学校の校庭でおきる英語のコミュニケーションを想定しました。外国人のALTもくるし、英語しか話せないお客さんもくるかも。子ども同士で英語で話すのも楽しいですね。
9 Classroom English 教室で英語を話してみよう
小学校という場で、先生も子どももこのくらいの英語が使えるといいよね、という願いをこめました。
10 People Around Us 家族や友だちを紹介しよう
自分のまわりにいる人を、実際の場面で、または写真を見せながら紹介できるといいですね。人を紹介するというのは大切な国際的なマナーです。
11 Numbers 数で遊ぼう
数字を順番にいえてもあまり使いみちがないですね。だからここでは簡単な計算をしたり、ビンゴをしたりして遊んでみましょう。小学生が大好きな大きな数字もいれてあります。
12 Stationery and Shapes どんな文房具を使ってる?
毎日の学校生活の中で、英語で文房具の貸し借りができたらいいよね、と思ってつくったページです。文房具の言い方も外来語では通じないものもあります。
13 Animals 1 身の周りの生き物について話そう
子どもが好きなペットや、虫、爬虫類など、なんでも紹介してみました。自分が本当に好きなものを英語でお客さんなどに説明できるようになりたいですね。
14 Sports and Hobbies 何ができるかな?
いろいろなスポーツを紹介しています。スポーツはその種類によって英語の表現が違うので、はじめにおぼえておくとずっと後々まで便利です。
15 Traveling 遠くへ行こう
日本も良い国だけど、世界は広い。いろいろなところに、いろいろな交通手段で行って、いろいろなものをみたいですね。夢を広げてみましょう。
16 The Days of the Week 1週間を楽しくすごそう
曜日と、学校の時間割り。小学生の1日はこの2つのことに大きく影響されていますね。でも週末も大切。どちらも楽しく過ごしましょう。
17 Time and Everyday Life 毎日の生活について話そう
1日は24時間。人間は誰でもそんな時間を生きています。自分がどんな一日を過ごしているか話せるようになると世界の友だちとも話し合いやすくなります。
18 Months and Days 誕生日はいつ?
子どもにとっては、一年で一番大切な日は自分の誕生日ですね。英語で自分の誕生日や、家族や友だちの誕生日が言えるようになるといいですね。
19 Special Events 好きなイベントは?
子どもの一年を刻む大切なイベント。日本には四季もあるし、様々なお祭りや、行事があります。また世界の人と共有しているイベントもあります。そんな話ができるようになるといいですね。
20 Recess Activities 休み時間は何してる?
子どもにとってとても大切な休み時間を切り取って、一枚のビジュアルな絵にしてみました。日本の子どもが休み時間になにをするか説明できるようになると国際交流に役にたつでしょう。
21 Animals 2 動物をくらべてみよう
子どもは動物をくらべるのが大好きです。英語の先生はそれをするには「比較級と最上級が必要」なんてまず考えますが、子どもの好きな動物比べをしていけば、自然と言葉がついていくでしょう。
22 The Science Room 理科室へ行こう
小学校の先生と話した時、子どもがすきなのは理科室です、と教えてもらいました。たしかに、何か半分怖いような、半分ウキウキするような要素が理科室にはあります。それをビジュアルに表現してみました。
23 Fashion カッコよく決めてみよう
ファッションに関心がある子どもも多いけど、関心のない子どももいます。どちらにしろ、友だちやまわりの人のファッションに注目して、ちょっと褒められるようになると国際的なコミュニケーションが上手になります。
24 My Town 街を歩こう
街を歩いてみよう。そしてよく見てみよう。街には英語の看板もたくさんあるし、目印もたくさんあります。そういう目でみると、今まで見えなかったものも見えてきて、街を歩くのが楽しくなります。
25 My House and My Room 自分の部屋をすてきに!
自分の部屋を持っているとか、持っていないにかかわらず、自分の部屋をああしたい、こうしたい、そこにはああいうものがほしい、という夢はあるでしょう。そんな想いをビジュアルにしてみました。
26 Occupations 自分の夢を語ろう
子どもが将来なりたいかもしれない職業を48種類にまとめました。この中から子どもたちがなってみたい職業を3つぐらい選んでみてくれるといいかな、とも思うのです。だって1つに限定するのはあまりにも難しいでしょう?
<最後に>
そしてまた、会議。
A: なかなかたいへんでしたね。時間がかかりました。
D: 「大きなカブ」のカブ=turnip というのをどこに入れるかで最後までたいへんでした。ついには朝食のバイキングのカブの漬け物になったんです。
C: Push, pullも最後まで残りましたね。ついには校庭での遊びで使って、意外と自然に入っています。
B: すごく良くできました。自画自賛!
C: 小学校で必要なことも全部、入っていますよね。1~13までを5年生、14~26までを6年生がやってくれるといいのにね~。
A: 子どもたちがこれだけの単語を知ったらすごいですね。全部はいえなくても、知っていると思うだけですごいです。
E: 日本の子どもがカタールの子どもと話すとか、ペルーの子どもと話すといった国際性を入れるともっとよかったかもしれません。
A: それをいうなら、宇宙人と話すというのはどう?
B: 宇宙ステーションと交信するというのならありじゃないですか?その場合は英語だし。
C: 韓国の子どもたちと交流するとか、タイの子どもとか、もっと身近な接点はどうですか? 現実路線で。
A: 次、次、次に、そういう企画にしましょう!
最後にこの場をかりて、ブレインストーミングに加わってくれた小川隆夫先生はじめ皆様、本当にお世話になりました。ありがとうございました。
「ビジュアル英語絵辞典555」
http://www.mpi-j.co.jp/store/658.html
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