佐藤 毎回の授業で「今日はこれとこれとあれをやらなきゃ」と考えてはいますが、私自身はもうほとんど子ども達と遊んでいるような気持ちです。その中でもいちばん面白いのは、小学校5~6年生かもしれません。小学1~2年の間はもう元気一杯のハチャメチャですよね(笑)。その子達が少しずつちゃんといろんなことをできるようになっていって、5~6年になると積み重ねの成果が出てくる。飲み込みも速くなるので、ここぞとばかりどんどん教えられる。それが楽しいです。
――先生ご自身が授業を楽しんでいらっしゃるんですね。
佐藤 はい。mpiの教材とカリキュラムを使う前は、「本当にこの教え方でいいのか」という迷いがありましたが、今は納得してすっきりした気持ちで教えられています。
そのせいか、指導法をmpiに替えてから、教室を辞める生徒が減って定着率がよくなりました。
シンプルなだけに深い
佐藤 mpiの教材と指導法は、シンプルなだけに深みがあります。私も最初はその深みに気づかず、「え? そんな簡単なアクティビティでいいの?」などと思いました。しかし、セミナーに行って勉強する中で、「あ、こういうことだったのか!」という発見がいくつもあり、「これこそが子どものための英語だ!」と納得しました。現在のように自分の指導法に納得するまで、mpiのセミナーに通って教室で子ども達に試しながら、2~3年かかりました。
mpiの教材、指導法、カリキュラムは、じっくり取り組めば取り組むほど、深くて広大な世界が見えてきます。これから教室を続けていく中で、「9年間カリキュラム」でどんな中学3年生が育っていくのか、ワクワクしています。
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