子供たちを楽しませ、教員自身も楽しもう!
こういうものを加味すると授業の枠を越えて友達の輪が広がったり、家族でゲームをして団欒となったりして、外国語活動の目標であるコミュニケーション能力の素地を養うことに一役買うはず。
ここにあげたものはほんの一例だけど、食べ物のカードや職業のカードなど、どのカードでもビンゴ・ゲームができるし、2組あれば神経衰弱やババ抜きができるよね。
まだまだ、紹介しきれなかったけど、「英語ノート」のカードでいろいろな遊びができると知ったら、子供たちは自分たち自身で遊び方を創造するようになるよ。子供はそういうエネルギーと才能を本来もっているからね。
ただし、カード・ゲームでは、つい勝敗に夢中になって、日本語がたくさん飛び出しちゃうなんてこともある。外国語活動であることを忘れないように気をつけよう。既習の英語表現を使いながら、カード・ゲームを楽しめればかっこいいね。
例えば、「英会話たいそう」にも出てくるけど、次のような表現を、カード・ゲームをしながら使うなんてこともできる。
まずは―― Can we play a game?
みんなで―― That’s a good idea!
ゲームを始めるときには―― Are you ready?
それに対して―― Yes, I’m ready/Not yet.
順番なのにのろのろしていたら―― Hurry up!
それに対して―― Wait!
自分の番の時に―― It’s my turn.
誰かがずるをしようとしたら―― That’s not fair!
ちょっと不安な時には―― Is this OK?
その返答としては―― I think so.
自分から挑戦したい時には―― Let me try.
ゲームを楽しみながら―― This is fun!
カードを出し間違えたら―― Oops!
ゲームに勝ったら―― I won!
ゲームでがんばった人には―― That ‘s great! などなど。
「ゲームをする時にはできるだけ日本語は使わない」というルールをみんなで決めて、少しずつ言える表現を増やしていけるといいね。
「英語ノート」という食材をどう料理して、子供に美味しい食事を提供するか、そこが我々の腕の見せ所。
我々小学校教員は、子供たちを楽しませることに喜びを感じ、子供たちを楽しませる工夫をすることに関してはプロ。その原点に立ち返り小学校の外国語活動を見ていけば、教員自身が外国語活動の時間が楽しみになってくるよね。教員のそういう姿勢は必ず子供たちに伝わっていくんだよね。
それが一番大事なポイントじゃないかな。
これから全国のすぐれた実践例がどんどん出てくると思うよ。
それをシェアしていけば、未来の扉は必ず開ける。
それまで、Tonyも頑張りまっす。
応援よろしくっ!
See you somewhere, my friends! |