Vowel-Digraphs 2文字母音
■Vowel Digraphs ルール:
2つの母音字の組み合わせ文字が新しい1音になるルールです。
発音のポイント
mpiでは8つの2文字母音のルールを勉強します。文字の組み合わせが異なっても、同じ発音をするものや同じ文字で発音が異なるものがあります。
[oo][oo][ou][ow][oi][oy][au][aw]
Vowel-Digraphs 2文字母音を子どもに教えるには
1. oo・・・zoo, food, moonなど
【子ども向け】
口を思いっきり突き出して長く息を出して見せます。みんなで口をとがらせて、息長続きコンテストなどをして楽しむといいですね。
2.oo・・・book, foot, cookなど
【子ども向け】
まずは、同じつづりのooが2種類の音を持っていることに気が付くようにさせます。理屈で説明するのではなく、例の単語(絵等を使用して意味の理解もとりつけながら)を示して覚えるようにすると結構すんなりと受け入れてくれます。音を何度も聞かせて慣れるようにしましょう。
3. ou・・・sound, house, southなど
【子ども向け】
1つの音である云々というよりも、聞きなれた単語を使って発音を聞かせることが何よりの近道です。house, mouse, ouchなどです。
4. ow・・・cow, owl, nowなど
【子ども向け】
3番と全く同じ音なので、グルーピング(ouの単語、owの単語をまとめて語呂合わせ等で覚える)で単語を紹介して、記憶に残るようにさせるといいです。例えばa mouse in a house in the south やThe cow and the owl go to town.などです。オリジナルを作って楽しんでください。
5. oi・・・oil, boil, coinなど
【子ども向け】
絵カードなどを使って意味とつなげながら、音を聞かせます。日本語の「おい!」を連想させるのか大人気の音です!ただ、英語ぽ~く強調して言うことが肝心です。
6. oy・・・boy, toy, enjoyなど
【子ども向け】
Oiとoyのの発音が全く同じであることを意識させて、単語をグルーピングで覚えるようにさせるといいでしょう。動作をしながら、boy(が)toy(で)enjoy(している)のようにです。これも是非オリジナルを作って紹介してあげてください。
7. au・・・sauce, August, sausage
【子ども向け】
発音して聞かせますが、例えば、Augustと口を定位置に保ったまま強調して長く発音して聞かせた後に、Ougust(オゥガストゥ)のように対比させてわざと言って、こちらは、No!とダメ出しをするとポイントが伝わるでしょう。
8. aw・・・saw, straw, draw
【子ども向け】
Auと同じ発音であることを理解させておいて、こちらもグルーピングで覚えるようにさせましょう。また、単語の終わりに来るのはauではなくawの方だと気付かせるとよいですね。