松香洋子の元気ブログ

2010年5月11日

高松、岡山講演会

5月8日(土)、5月9日(日)紀伊国屋書店のイベントで高松、岡山に行きました。
高松といい、岡山といい、紀伊国屋書店はピッカピッカのショッピングビルの4階にど〜んと陣取っていて、うれしくなります。両方とも居心地のよい書店で、ついつい5冊も本を買ってしまいました。ネットで注文すればすぐに本が手に入る時代ですが、それでも本屋さんが街を活性化し続けてくれると、本好きの私としては嬉しいかぎりです。
両日とも、新旧のお客さまをおりまぜ、大人、子どもを交えて、楽しく講演会を実施しました。ミニワークショップ、3つのグループにわけての話し合い、そして私の講演、抽選会と盛りだくさんの内容ですが、本屋さんのイベントに人があつまるという文化はいいですね〜。
高松では、終了後に懇親会を企画してくださり、小学校の先生方や支援者と笑い転げました。これが私の元気のもとです。小学校側が主体的に考え、支援者側が小学校英語活動を楽しくサポートしている関係を保てれば、小学校英語活動は結果がでると思うのです。
岡山の懇親会では、フイリピン出身のmpiの会員の皆様や中国短期大学の学生さんと楽しいひとときをすごしました。
この日の話題は、フイリピン式のスキンシップのことでした。
私は見ました。
紀伊国屋書店から懇親会の会場までバスで移動したのですが、フイリピンの方がつれてきていた幼稚園のぼうやがバスの中でおかあさんに猛烈キッス!10回以上はしたと思います。
それについて質問をして学んだこと。
フイリピンでは、キッス、キッス、ハグ、ハグは毎日。家族、親戚、友人とすること。スキンシップが大切。
子どもは、抱いて、キッスして育てる。スキンシップが最も大切。
このフイリピンの方のお父さんは、4人の子どもを高校生になるまで、毎朝、一人ずつ、2階から抱きおろし、大きくなってからはおんぶで抱きおろしてくれたそうです。(お父さんより背が高くなった後では、おんぶされる真似をした、ということです。)
このフイリピンの方のご主人は日本人で、
「おれはサムライだ。そんなことはしない!」と宣言していたそうですが、ふたりの息子に毎日、キッスキッスハグハグされる日々はまんざらでもなさそう、ということでした。
スキンシップを大切にし、いつも明るいフイリピンの女性に多くの日本人の男性がほれる理由がわかりました。
「たとえ明日の朝、食べるものがないかもしれなくても、私たちは明るいわよ!」という明るさ、逞しさ、すごいパワーです。この方々たちはmpiを熱烈にサポートしてくれています。サンキュー。チュッ!

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