2018年10月14日、39周年記念 mpi キッズツアー名古屋が終了しました。
当日はたくさんの皆様に会場にいらしていただき、ありがとうございました。
mpi がこうして活動を続けていられるのは、「日本の英語教育をどうにか改善しなくては!」という
熱い想いを持たれた「同志」の皆様がmpiを支えてくれるからです。あらためて、
Thank you! とお礼を申し上げます。
そしてmpi はさらに1歩進みます、ということで、
第1期は「音声から文字へ」、第2期は「文字から音声へ」という取り組みを紹介させていただきました。
まずは、当日までに出版され新作、「英語、書けますか?」という指南書と、
TAGAKI 10, 20, 30, 40, 50の5冊のワークブックについてその理念を語り、
実際の使い方のワークショップをさせていただきました。
参加者の皆様には、「書くけど、書くだけでは終わらない、メンタル面と英語面の両方鍛える
ライティング教材」に深く共鳴していただきました。
その瞬間、3年近くに及んだ開発の苦労も吹っ飛びました!
全身から力がぬけていくほど嬉しかったです。
参加者の皆様から一番反応が大きかった点は、
例えば、TAGAKI 10のはじめの5トピックは、
「指示をださずに我慢=考えさせる」
「なにも直さずに我慢=添削しない」
「はなまるだけつけて我慢=評価しない」
とお願いしたことでした。指導する側の意識改革が必要ですね、と多くの方が言っていました。
次の5トピックも、我慢。それができれば、必ず学習者の進歩が見えるでしょう!
TAGAKI には、日本語訳がのっていません。どうするのですか、という質問もいただきました。
はじめの10トピックは、学習者が読み取れたものだけ使えばよい、と私は答えました。
でも聞いてきたら教えてもよい、というと皆様、安心されたようでした。
私が真に伝えたいことは以下の3点です。
①
Active
Learningとよくいうが、その実践方法は普及していない。
TAGAKI でそれを実践してほしい。
②
日本人がLogicalに物を考えたり、表現できないのは、これまでそのやり方を教わらなかった
から。 だから TAGAKI を使ってそれを教えてほしい。
③
TAGAKI をボルダリング競技に例えたのは、ボルダリングも TAGAKI も勇気をもって上へ
上がっていくこと。TAGAKI 50まで上へ上へと登り、その頂点を目指してほしい。
今回、TAGAKI のテキストを手にしてくださった皆様が全国で、どのような実践をして下さるのか、
とても楽しみです。
今週末は大阪、その次は東京、福岡と続きます。このブログを読んでTAGAKIにご興味を持って
いただいた方は是非、ツアーにもご参加くださいね。
100年に一度の英語教育改革?!
~教育は未来を築く子どもたちのために~
https://www.mpi-j.co.jp/39thanniversary/
大阪
10月21日(日)12:30 ~ 17:00
於:CIVI研修センター 新大阪東
東京
10月28日(日)10:00 ~ 17:00
於:有楽町朝日ホール
福岡
11月4日(日)12:30 ~ 17:00
於:天神クリスタルビル