■mpiの教材を熱く語るコラム
ネイティブの子も読みには苦戦する?!
英語の読み書きは入門期を過ぎるとやさしくなる 英語圏の子どもにとって、
フォニックスは音声の世界と文字の世界を結ぶ橋のようなものです。
英語圏の子どもたちは、フォニックスの橋を渡ることで、それまでに耳で覚えた何千の単語を文字で確認し、英語を読めるようになります。
英語を読めるようになる年齢や速度は子どもによってかなり違います。
フォニックスを学んで3ヵ月で読めるようになる子もいれば、3~4年かかる子どももいます。
なかには3歳くらいで本を読む子もいますが、
英語圏の全ての子どもが文字を読めるようになるのは7〜8歳です。
日本人の子どもは4~5歳でひらがなやカタカナが読めますから、7~8歳というとずいぶん遅いように感じます。
この差は、
英語と日本語の表記法上の違いによるものです。
日本語の
ひらがなとカタカナは表音文字です。
しかし、英語のアルファベツトは、26の文字の「名前」でしかないのです。
また、英語はわずか 26文字の組み合わせで単語をつくるため、その
組み合わせはどうしても複雑になってしまいます。
こうしたことから、
英文を読み始めるということは、日本人の子どもが、ふりがなのない漢字いっぱいの本を読むのと同じくらいハードルが高いものなのです。
日本語の場合、入門期はやさしく、早くから子ども向けの本を読むことができますが、漢字の勉強が始まれば、道はとたんに険しく遠くなります。
これとは反対に、
英語は入門期が難しく、子どもにとってこの門をくぐるのは人生最初の難関と言ってもいいくらいです。
しかし、フォニックスで文字と音の関係が分かり、いったん英語を読み始めてしまえば、文字はたったの 26しありません。
なので、日本語よりも英語のほうが、読み書きはずっと簡単です。
英語の読み書きは入門期が難しく、入門期を過ぎるとやさしくなります。
英語圏の子どもは、フォニックスの橋を渡って、入門期の難しさから脱出します。
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フォニックスって何ですか?
松香洋子 著
https://www.mpi-j.co.jp/c/item/1645/
p14より抜粋
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\フォニックス学習におすすめ教材/
mpiでは日本の子ども達の様々な学びに合わせてフォニックス学習用の教材をそろえています。
・音を中心に学ぶ 幼児から小学生低学年
・単語の読み書きから文章までしっかり学ぶ 小学生低学年から高学年
・短期間で集中的に学ぶ 小学校高学年から中学生
・その他