3月4日(日) 高松
3月11日(日) 東京練馬
3月18日(日)東京お茶の水 と、
3月は3週連続で、子どもたちの英語の発表会をみせてもらいました。
高松では、子どもたちが9時半に集合して練習。 その後、ワークショップや私の講演会、そして発表と、
一日中鍛えているのでした。 子どもも保護者も先生たちも、スタミナがすごい。讃岐うどんを食べているからでしょうか?
この発表会の特徴は、子どもたちの張り切り、保護者の衣装、小道具等への協力、先生たちの映像的なバックアップなど、一体になったエネルギーの素晴らしさでした。
私の講演中では、子どもに舞台で何かやってもらおうと、“Any volunteers?”と言いかけたのですが、An…ぐらいでこどもが舞台に駆け上がってくるのです。 積極的な態度の見本みたいです。
その自信、熱意がすばらしい。
東京練馬の発表会は、大震災から1年たった日でした。全員で黙祷をしてから、発表会をしました。
いろいろな工夫がありました。司会は、Dr. Phonics English Schoolの第1期生、つまり卒業生で今は早稲田大学の一年生。
長年指導してきた松下先生によると、「子どもだった頃の彼女は、人前で話すことは大の苦手。こんな人間に育ってくれて教師冥利につきる」ということでした。
子どもたちの発表が終わってからのインタビューはmpi卒業生である高校生。英語を身につけた先輩が活躍してくれるのは、子ども、保護者、先生たち、そして私にとって最高のことです。
この会場では、高価な広域マイクというのを準備してくれたということで、子どもたちがどんなに動いても、しっかりと子どもの声が入り、細かい発音も、イントネーションもばっちりとらえられていて、大変良かったです。映像的なサポートもすばらしかったです。
3つめは、mpi本部校の15歳(中3)クラスの卒業式をかねた発表会でした。
この会の圧巻は、何といっても中学生。中2クラスの発表もよかったし、中3のクラスは、全員、長いスピーチ。うっとりしました。
この中3クラスでは、9年間カリキュラムをそのまま、9年間続けてくれた生徒も何人もいます。保護者の方から、「松香先生を信じて長年通わせましたが、本当に英語もできる、堂々とした15歳になってくれたようです。」と言ってもらえるこの瞬間が毎年、私にとって一番、充実している瞬間です。
生徒からは、「お母さん、長年、mpiへ通わせてくれてありがとう。お父さん、月謝払ってくれてありがとう」という会場にいる保護者へのメッセージもありましたが、私としては、9年間にもわたる長い闘いで、英語という道具を手にいれ、精神的にも内容的にもマナー的にも成長した彼らを見てとてもうれしく感じました。
いつも最後の最後まで、「本当に大丈夫?ちゃんとやってね。」とハラハラドキドキしていた先生方も、本当にお疲れさまでした。