松香洋子の元気ブログ

2007年8月8日

久米島に行ってきました!

久米島の小川るみこ先生をしっていますか?MPIのセミナーやフォーラムに沖縄から何十回も出席している有名人です。
その久米島に行ってきました。久米島から那覇は飛行機で45分。那覇から東京までさらに2時間半。すごいでしょう?その熱意に脱帽、感謝です。
久米島は人口が9,700人。町村合併して久米島町になってから7年目ということです。小学校6校、中学校3校、高校1校の町です。海は美しく、陸地という陸地はサトウキビ。島を一周するのに40分。南国です。いい所です。
そのような久米島で、小川先生は1998年から小学校へボランティアで英語を教えはじめたそうです。きっかけは「自分から教育委員会に行って交渉して小学校で英語を教えて社会貢献してください」という私の言葉だそうです。

2000年からは全部の小学校で実施となり、小川先生と宇江城先生の二人でMPI方式でやってこられたそうです。小川先生が仲里小学校(児童数130名)、美崎小学校(60名)、比屋定=ひやじょう小学校(30名)、宇江城(うえしろ)美恵子先生が清水小学校(160名)、大岳小学校(60人)、久米島=くめしま小学校70人を担当し、年間30時間(5月〜2月)教えているそうです。月4回のうち、一回は町が採用しているALTと担任、残りの3回は小川、宇江城JTEと担任というTTをしているそうです。内容は英会話たいそうを中心にI like coffeeや絵本やPam and Ted, 高学年にはThis is Meと「みんなでフォニックス」を使用し、毎年2月にはEnglish is Funという3校合同の発表会をしているそうです。夏休みのため授業見学はできませんでしたが、おまつりで町長さん、教育長さんにもお会いしました。

MPIの組織は北から南までが自慢ですが、今回は南。小学生が南の島でも元気に英語活動を楽しんでやっていることは嬉しいことです。それでも小川先生にまったく悩みがないというわけではなく、沖縄本島からは教科化にむけての準備をといわれ(沖縄本島では教科として週2で実施しているところもある)、目覚めた学級担任の中にはMPI以外の方式をやりたいという人もでてきているということです。国の方針が定まらない中、ご苦労も多いと思うのですが、日本の子どもの未来を見据えて、英語でコミュニケーションができると自信をつけることができるプログラムを提供したいものです。フレー、フレー、るみこ先生、美恵子先生!応援しています。

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