【おすすめポイント】
「フォニックスチャンツDVD」
アルファベットソング、フォニックスアルファベットジングルなどは、アルファベットの導入として必要不可欠なものです。
映像を見ながら、視覚に訴えてリズムよくアルファベットが出てくるので、単調になりがちなアルファベットの導入も楽しくできます。
<活用方法>
アルファベットの導入として、ウォームアップとして使用する
Hi, friends!1ではLesson6 “What do you want?”の単元で、大文字を、
Hi, friends ! 2 ではLesson 1 “Do you have ‘a’?”の単元で、小文字を扱っています。
アルファベットソングでは、AからZまで順番に歌った後、ZからAへ逆に歌うバージョンが入っていて、お勧めです。
高学年にとっては、アルファベットソングを単に歌うだけでは、物足りなさを感じ、マンネリで口を動かしているだけの子供も見受けられますが、
Zから逆に、となるとちょっと目の色が変わってきます。
このアルファベットソングのもう一つの良い点は、1回目は大文字がズームになり、2回目は小文字がズームになることです。私のクラスの様子を見て
いると、小文字は6年生でもまだまだなじみがなく、正確に覚えてない子供が多く見受けられます。
映像を通して形を目に焼きつけてほしいですね。
フォニックスを導入している小学校は、まだそう多くはないのですが、フォニックスアルファベットジングルを授業でやる前に打ち合わせで、「アルフ
ァベットの26文字の音を小学生のうちにきちんと覚えておくと、中学校に入った時に、単語を自力で読めたり書ける力につながっていく」と担任の先生
方に説明すると、先生方は、このジングルの大切さをわかってくださいます。
そうして理解が得られれば、「音の足し算で3文字単語を読む」活動ぐらいまでやってみよう、と担任の先生たちの意識も高まってくると思います。
アルファベット関連の活動というと、アルファベットの歌を歌ったり、隠れ文字を探す、といった活動がよく見られますが、
高学年の知的レベルを考えると、もう少し高度な活動もできます。「高学年のための小学校英語」には、「The Keyboard」という活動が載っています。
私も、実際に、コンピューター室で子供たちがキーボードを楽しそうに打ちながら授業を受けているのを見たことがありますが、コンピューター学習と、英語活動を関連付けると、子供たちの知的好奇心をかきたてますね。
<アクティビティ>
Z-A早読み競争
A-Zはほとんどの子供がすらすらと言えるものですが、ZからAへ逆に言っていくとなると、ハードルが上がります。全員座らせて、“Ready set, go!”
でZ,Y, X....と言っていき、Aまで言い終わったら立つ、というゲームです。競争することで、集中するし、何より負けたくないので、みんな真剣に頑張ります。
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フォニックスは難しいという印象があるかもしれませんが、『フォニックスチャンツDVD』は、楽しい映像を観て、聞いているうちにフォニックスルール
が丸ごと覚えられる内容になっています。
算数の九九と同じように、唱えて覚えるフォニックスルールの歌とチャンツ
DVD教材はこちら、から
フォニックスについて詳しく分かる記事は
こちらから
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