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【おすすめポイント】
1.カラフルな絵に釘づけ！
絵本を見せた瞬間、カラフルな色で描かれた絵に子ども達は惹きつけられます。この3冊には大きな教室で使える大判絵本（※「The Balloon Animals」「Five Little Ducks」「Goody Goody Gumdrops」のみ）もあります。
ページをめくる毎に反応を示す子が多く、なかなか英語の活動に入れず、集中できなかった子でも絵本を見せるだけでおとなしくなってしまうのだから不思議です。
また、DVD版もあるので、映像と音楽と合わせて映画を観るように絵本を楽しめます。
2.付属CDには歌、リズム読み、読み聞かせの数種類収録！
絵本はいろいろな使い方ができます。先生が子ども達の反応を見ながら自分のペースで読み聞かせするもよし、CDに合わせて歌を歌ってみるのもよし、
リズム読みのトラックに合わせて繰り返しが多くて簡単に言えるところは言ってみるもよし。子ども達の発達段階や実態に合わせていろいろな使い方ができます。
3.小学生に知っておいてもらいたい単語や表現がたくさん！
絵本の中には小学校外国語活動や「Hi, friends!」で扱われている色、動物、数、おやつ、家族、簡単な動作に関する単語がたくさん出てきます。
繰り返し同じ表現が使われているので、チャンクとしてまとまった表現をインプットすることができます。また、登場人物間のコミュニケーションの中で使われている単語や表現を場面から理解できるようになります。
【活用方法】
1.導入として読み聞かせに
単元のテーマやその日の活動のテーマに沿って絵本を選択し、登場人物になりきって声色を変えたり、ページをめくるタイミングを工夫して次の展開を想像させたり、読み聞かせをして単語や表現を導入していきましょう。
「英語のものがたりではわからないのでは？」と心配せず、カラフルでわかりやすい絵をヒントに場面や物語の展開を感じ取らせてみましょう。
2.クールダウンさせるための読み聞かせに
活動を通して体験的に英語を使うことが多いので、授業の最後に落ち着かせるために読み聞かせをしてみましょう。その時間に使用した表現が使われている場合には、間を取りながら読み、
子ども達がその空白に単語を埋めて言えるように、児童参加型の読み聞かせも取り入れてみましょう。
3.低中学年の主活動に
低中学年でも英語の時間がまとまって確保されている学校では、年度を通して1冊にじっくり取り組むこともできます。
例えば、最終的には絵本の付属CDの歌を歌ってグループ毎に発表できるようにしたり、絵本に出てくる表現を使って演じてみたりさせてみましょう。英語で発表できた！という自信につなげてあげることができます。
【アクティビティ】
1.ジェスチャークイズ
絵本の中に出てくる単語をジェスチャーで表現し、英語で答えるクイズです。グループ活動にすると全員参加を促すことができます。
グループ毎にジェスチャー問題を同時に出させることで、ひとつの同じジェスチャーのはずが揃わないこともあって面白いし、答える側もグループ毎なので、助け合いながら一緒に答えることができます。
例えば、「Benji」のMomをジェスチャー問題として出させることにして、指導者は絵本の中のMomの絵を出題者グループ全員に見せます。出題者達は一斉にジェスチャーをするのですが、Momの表現の仕方が子供によって違います。
それが面白いし、また答える方も？？？となることもあって、単純な活動ですが、楽しめる活動になります。
2.発表
会話形式でものがたりが進んでいく絵本なので、そのままのセリフを使って感情を込めて演じながら発表します。小学校という大人数のクラスを活かして、ひとりがひとつのセリフを言って演じれば良いだけにしてあげれば、子どもへの負担が減ります。
また、グループやクラスが協力して１冊の絵本を発表したという達成感や一体感を育むことができます。低学年はCDに収録されている歌でグループ毎に発表するという形式でも良いでしょう。
絵本は絵があることでイメージしやすいですし、登場人物が多いので、グループ発表するのに最適と言えます。是非、小学生のうちから英語を使って発表させることに慣れる機会を作ってあげましょう。
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