松香洋子の元気ブログ

2011年8月19日

8月5日〜7日 札幌J-SHINEへ行きました。

北海道の人は「暑い、暑い」というのですが、私からすれば比較的涼しい、そして夜になればさわやかな風の吹く札幌に行きました。

札幌へ行って一番びっくりしたことは、節電ムードが弱い、ということでした。
東京では、エアコンは28度設定だし、エスカレーターも、エレベーターも間引いているし、デバートも映画館も電車も冷やし過ぎはすっかりなくなりました。照明も蛍光灯をはずしてずいぶんと暗くしています。でもこのくらいでちょうどいいな、と思う毎日です。節電していない所へいくと、電気の使いすぎが気になるようになっています。

やっと少し正しく生きている感じです。

J-SHINEは認定講座と、Follow-upの両講座がありましたが、北海道は全体的にいえば予算カットで民間人は小学校へ入りにくくなっているといった話も聞こえてきました。

今回の話題は、教育支援協会の北海道支部が全面的に協力をしている「福島キッズ」の北海道キャンプのことでした。

長袖、長ズボン、マスクで、外にでて遊べない福島の子どもたちをせめて夏休み、北海道でのびのびとすごさせたいということで、1000人の子どもたちをよぶという大きなプロジェクトです。J-SHINE講座にこられた中山会長も、藤田保先生も講座修了後、藤田先生の息子さん(高1)と一緒に、ボランティアに参加しました。

印象に残っている話は、
BBQをやったところ、子どもたちは、冷えたキュウリとトマトを一番喜び、食べ続けた。新鮮な野菜に飢えている。
子どもたちには次々と支援の申し込みがあり、農家の人はすいかを200個とどけてくれる、綿アメ屋のおじさんまで綿アメを200個くれた、etc.
北海道のいろいろな市町村が支援を申し入れてくれて、子どもたちを招待してくれている。
子どもたちに人気の遊びは鬼ごっこ、ひたすら走り続けている。
大学生のボランティアが何時間にもわたる鬼ごっこと、膨大な量の洗濯にと大活躍。

このプロジェクトは、日本中から、そして、アメリカにあるJapan Societyも多額の寄付をしてくれことで成立しています。

夏だけではなく、冬も、そして春も、来年も、再来年も続けていきたいプロジェクトです。どうか日本中の人々の支援の気持ちが続くことを、願っています。

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