松香洋子の元気ブログ

2011年9月6日

岡山で2つの仕事

8月25日(木)
岡山YMCAの太田さん(通称Teddy)のお世話で、PTA会長を6年もされたという岡山市の宇野小学校で研修をさせていただきました。

在籍数千名をこす大規模校で、転入転出の両方が多く、あまり児童数は減らないということでした。今年は東北から4人の転入があったそうです。

この太田さんは、岡山市の様々な取り組みに参加されている方で、岡山というのは点字ブロックの発祥の地である、ということで、記念碑もみせていただきました。道路や駅にあるあの黄色の点字ブロックですが、今から40年前に岡山で発明され、世界中に広がったものだそうです。
もう1つ、岡山というのは孤児院の発祥の地だそうで、YMCAは自宅で育児が困難な家庭の子どもを孤児院ではなく、集団で暮らすための施設を準備し、運営しているそうです。世の中には様々な支援が必要な事例があるのですね。

さて、宇野小学校の先生方は明るく、前むきで、Any volunteers?といわれたら何をさせられるかわからなくても、進んででてきてください、というお願いをよく聞いてくれました。

研修のポイントは、
1 子どもに英語の歌、チャンツ、英語ノートのCD、などなんでもいいから、英語の音をとどける校内放送をしてほしい。

2 外国語活動の時間にも、CDをきかけることは大切。1、2回、軽く練習したら、早速にやりたい子どもを募って、前にでて歌ってもらう、演じてもらう。
教えるのではなく、やりながら、覚える。

3 活動はやり方を説明するのではなく、使用するフレーズ等をちょっとだけ練習したら、やりたい子ども募り、その子どもたちがやり方を見せる、のがよい。

4 スピーチ、Show and Tell、スキットなどの発表は一方的にやってはいけない。スピーチの最後にはクイズをつける、内容についてはメモリーチェックをする、聞いている人たちが必ずコメントをするなどを体験してもらいました。

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